2019/10/05 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にクロニアさんが現れました。
クロニア > ――…視察。
王都を「一時的」に脱した後に隠れ家となりそうな場所を転々とし、
今宵は神聖都市ヤルダバオートに存在する多額の出資を行っている教会・孤児院に頼み一夜の宿を借りることにした。

あまり数も無い荷物を孤児院に用意させた一部屋に預け、
さて仕方なしに孤児やシスター達の手土産を買いに若しくは
新しい孤児を拾いにシスターに仕事を斡旋するため……
新たな私兵とする為に大通りを当て所なく歩いている。

上っ面は神聖都市というだけあって凛とした空気で満ち満ちているが一皮向けば……と暗部はある程度は知っている。
それに特化した人間を探すのであれば地下が良いのだろう、
だが目的は腕のたつ人間よりも己が上に立てる人間である。

あとはそう育てやすい人間
寧ろ黒く染まっていない方が染め甲斐がある。
などと考えてはいるが、私兵が戻り王都に戻るまで色々と遊べる相手で有れば何だって良いのだ。

「孤児達を兵士に仕立て上げるための餌になりそうな女が一番だけどな?」

誰かに問われたわけではない。
1人寂しく大通りを散策する最中の独り事。
王都や他の都市と比べて比較的安全だという認識がある。
だからへらっと緩い笑みを浮べて護衛も雇わずに歩いている。
若しかしたら貴族が雇った何がしが襲ってくるかもしれないし、
考えられる危険性は色々あるが、まあそれこそ万が一という奴だろう。

クロニア > 一先ず見つけたお店で食料と絵本と諸々を買い漁り、
両腕で抱えて運ぶには辛い量のお土産を購入すると、
貧弱脆弱な腕力を駆使しして教会のほうへと消えていく。

ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からクロニアさんが去りました。