2019/09/28 のログ
ロクサーナ > 娼館で育ってはいても、少女は未だ、春をひさぐ身ではない。
だから、男の前で自ら服を脱いだことなど、勿論、無かった。

一旦は離れてくれた男だが、開いた距離の分、
かえって男の視線を意識してしまう格好になる。
小さな掌で隠せる範囲などたかが知れており、再び近づいてきた男の手が、
無遠慮にお腹のあたりへ宛がわれるや、早くも涙目で男を睨みあげる羽目に陥り。

「餓鬼だと、思うん、なら、……触んな、馬鹿っ……、
 ―――――な、なんてこと、聞くのさ……!?」

ぐ、と指先が食い込んだ先で、押されたからではない鈍い痛みを感じる。
其処は此処最近、少女の一番の悩みの種が潜む場所。
耳まで真っ赤になって、幾度か言い淀んでから。

「き、てない、って、言ったら……餓鬼だから、見逃してくれる、とか?」

一縷の望みをかけて問い返した。

ダグラス > 「は!そんなわけないだろう?」

自分に子供だから遠慮するなどと言った感情などないと言わんばかりに一蹴し。

「第一、素直に来てねぇって言えないってことはすでに子供を孕めるってことだろうが」

楽し気に笑いながら相手を絶望へと叩き落そうとする言葉を紡ぎ。
下腹部から手を滑らせて相手の滑らかな肌の感触を確かめるように腹を撫で。

「だとしたら吉報だな、お前に第一子を授けてやる」

そういえば相手が抵抗する前に肩を掴んで、部屋の隅に置かれた仮眠用の簡易なベッドに押し倒し。
素早く相手の上に馬乗りになり。

ロクサーナ > 「―――――ゲ、ス野郎、っ……!!」

瞬間、恐怖よりも憎悪にも似た感情が勝り、反射的に罵言を浴びせた。
見透かされている、確かにもう、少女の身体は『女』であるのだが。
――――お腹を撫でまわす男の体温が、感触が気持ち悪くて、
下腹部を覆っていた手で叩き払ってやろうとしたところで。

「ちょ、っ離、し………っきゃ、あ……!」

捕えられ、部屋の片隅にあったベッドへ押し倒される。
身体の上に圧し掛かられて、二人分の体重を受け止めたベッドが派手に軋んだ。
足をばたつかせようにも男の重みでままならず、せめて、と両腕を突っ張って、
敵わぬまでも、男の身体を押し返そうとしながら。

「い、らない、子供、欲しくな、いっ……!
 退いて、っ、てば、……重い、ばか、変態、っ……!」

必死の形相で、罵詈雑言をぶつけまくる。
出てくる単語はどれもこれも、それこそ子供じみていたが―――何しろ、必死だったのだ。

ダグラス > 「お前の意思なんてかんけぇないな。
 俺に見つかったのが運の尽きだと思え」

小柄な相手が押し返そうとしたところで体格差も手伝って意に介さず。
寧ろ相手の両手がどいたことでむき出しとなった相手の胸を右手で弄り。
左手は相手の割れ目に伸ばして指を一本埋めて軽くほぐすように動かし。

「俺は餓鬼だろうが何だろうが、抱いた女は孕ませてきたんだ。
 お前も例外じゃすまさねえよ」

相手の抵抗すらも楽しむように狂暴な笑みを浮かべつつ。
両手で身体を弄っていき。

ロクサーナ > 腕の骨が折れるかと思うほど、必死に押し返そうとしているのに、
当たり前かもしれないが、男の身体はびくともしない。
それどころか――――

「や、………っ、やだ、触、ンな…い、で、
 ちょ、やめ、――――― っく、ぁあ、ん……っ、
 そ、こ、弄らな、ぁ、………っ、っ……!」

ささやかな膨らみは大きな掌にすっぽり収まり、
硬さの残る其処は、弄り回されれば最初は痛みしか感じないけれど。
未だ、ぴたりと閉ざされた割れ目に無骨な指が潜り込み、
膣口を割りほぐそうとする過程で、包皮に守られた肉芽を刺激した刹那、
―――びくん、と一度、腰が跳ねあがってしまう。

「や、……だ、無理、まだ、無理だから、ぁ……、
 いじらな、ッで……ゃあ、ほ、んとに、やああ、んっ……!」

きゅ、と引き絞られた膣口が、次第にあまく綻び始める。
無意識に腰をくねらせるごとに、じわり、じわり、指先に吸いつくように。
―――――男の指先が滲み出た温かい蜜に触れるのも、ほどなく、かと。

ダグラス > 「そういう割には身体は反応してるみたいだぜ?」

一応逃がしてやると約束しているせいか身体を壊すつもりはないのか、丁寧に割れ目を解し。
愛液がしみてくればそれを潤滑剤替わりに使ってゆっくりと相手の奥深くへと進ませていき。
余った指で時折相手の肉芽をはじくなど刺激を加えつつ。

「以外に素質があるかもしれんないな」

勿論自分は相手の事情など知らないが、何度も女を抱いた経験が相手の雌性を教え。
なれた手つきで相手の身体を解しながら徐々に指を増やして広げていき

ロクサーナ > 「っ……し、てな……ぃ、そんな、はず、な………んぁ、っあ、あ……!」

ふるりと頭を振って否定しようとするも、存外繊細な動きをみせる男の指に、
敏感な肉芽を刺激されるたび、細い腰が面白いように跳ねる。
次第に肉芽はぷっくりと充血し、幼い秘裂は小刻みに震えながら、
透明な蜜をトロトロと溢れさせて。

「や、……っだ、やだ、やめ、……て、そ、こ、じんじん、する……の、
 いじ、め、な……いで、おねが、―――――っふぅ、ん、んん、っ……!」

肉芽への刺激が度重なれば、男の指を飲み込んだ肉孔が、
濡れた粘膜をきつく絡ませながら、きゅうきゅうと物欲しげに引き絞られる。
抗う声にも甘さが滲み、増えた指が肉襞を押し開いても、
引き攣れたような痛み、だけではない、痺れるような感覚に切なく喘いで。

男の指の痕も生々しい乳房の先端が、いつの間にか硬く尖り始めていた。
小さな突起が男の掌で擦られるごと、膣襞が艶めかしく打ち震え、
新たな蜜が膣内を探る男の指を濡らす。
押し返そうとしていた両手は、何時しか、男の脇腹辺りへしがみついて、
――――――得体の知れない感覚に、押し流されまいと。
しどけなく開かれた足の先に、きゅ、と力が籠るも、恐らく『そのとき』は近く。

ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からロクサーナさんが去りました。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からダグラスさんが去りました。