2019/03/29 のログ
クレマンス > 「っアァッ……んくッ、あぅっ、もぉ……も……あたまが……ショートしま…しゅ…♥」

肉棒に押されて白濁が潰れる、ずちゅっ、ずっ、ずっ、ずっ、という音がするたびに、最奥での結合は深くなる。
これ以上入るわけがないと、何度思っただろう。
だが、己の肉体は好きな人と繋がるために変化させられている。
膣内に1滴すら、漏れていない。いくら膣を締めようとも、それは己の意思だけではなし得ない。
明らかに相手から受ける快楽と調教によって、そう躾けられた結果だった。
イったのか、イき続けているのか分かりにくい膣肉の長い痙攣の後、
乳房を握る力が強まったせいで、きゅぅぅぅうぅうっと長い締めつけが加わり。

「ああぅッ♥はぁ、あっ……はじめて…です……こんなにながく、まじわった、のも……イった…の、も……」

相手の顔を見られるように抱きつく腕の力を少し抜き、笑みにつられて微笑んだが、
情事の汗に滲んだ笑顔は凛々しさも無く、かなり緩かった。
未だ全然快楽が引いておらず、少しの刺激でも絶頂が再び襲ってきそうな状態なので下腹部撫でられたときにも
びくっと腰と膣内が震えたのだが、穏やかに話し接する彼を刺激するのは忍びなく、忍耐。

「ん、……んっ……きちんと受胎できたの…でしたら…次第に膨れてきます…ね」

実はそういった知識も不足しているので、今後勉強しなくてはならないのだが、
一般的にそうだということくらいは知っている。
少年が己に体重を預けると、また抱きつく力を強め、素肌と体温が重なる感触に陶酔した。
このまま眠ってしまってもおかしくないほど体力は消耗しているが、
肉棒の膨張が緩まらない限り、快楽で眠ることはできない。
それ以上に、今後共にいられると分かってはいても、どうしても時間を惜しんでしまうから。

「…………ギュンター様…?私は……今夜共にここを…出ても…?
 ああ…でも……父には私が話をしてからのほうが良いですね」

養女とはいえ、我が子を幼少から抱いてきた養父が、聖職者として相応しい人物か否かは明白だが、
だからこそ大事な人とトラブルになるのが嫌で、少年の身体に縋りつくようにしながら、呟く。
こうした諍いに慣れている彼とは違い、何の策も無かったが、どうにか交渉するしかないのだろう。
憂鬱なことを考えれば考えるほど、相手の肌と体温が恋しくなり、抱きつく力が強まってしまう。

ギュンター・ホーレルヴァッハ > 己の言葉通り、吐き出した精液を一滴たりとも零さず――寧ろ、受け入れる様に――にいる膣内で、漸く長い射精を終えた肉棒が余韻に浸る様にぶるりと震える。
我ながら良くもまあ吐き出したものだ、と煙る思考の片隅でぼんやりと考えながら、そっと彼女の髪に触れる。

「……そうか。だが、この快楽には慣れねばならぬな?此れから何度も、俺に抱かれるのだから」

ふにゃり、と微笑んだ彼女にむけるのは、同じ様に情事の汗に濡れ、乱れた息を整える様に熱い吐息を吐き出しながら浮かべる緩やかな笑み。覇気も野心も嗜虐心も無く、穏やかに返す笑みは、本来己が常日頃浮かべるべき年相応の表情だろうか。
下腹部を撫でれば僅かに震える膣内を敏感に感じ取るが、それを耐える様な仕草を見せる彼女に浮かべる笑みを深くすれば、良い子良い子、と言う様にその髪を優しく撫でた。

「…そうだな。そうなれば、余り無理な運動や精神的な負担は減らさねばなるまい。空気の良い場所に別荘でも用意しよう」

穏やかな空気が流れる中で、ゆっくりと肉棒を引き抜き、散々に快楽を注ぎ込んだ彼女を肉棒から解放する。
にゅちゅり、と生々しい音と共に引き抜かれた肉棒は暖かな彼女の胎内から外気に触れて僅かに震え、温かさを求める様に彼女の太腿に押し当てられた。
疲労困憊、といった有様の彼女の髪を撫でながら、彼女の肩を掴んでゆっくりと己へと引き寄せる。そのまま、彼女を己の腕の中へ収めれば、耳を打つ言葉に僅かに表情を変えた。

「……構わぬ。今夜、私と共に此処を出るのだ。お前の父とやらも、教会も関係無い。私の邪魔を、お前を奪おうと言うのなら、踏み潰す。塵芥も残さぬ。……だから、お前が心配する事は何もない。……ああ、勿論。身支度なり挨拶なりをするというなら、慌ただしく今夜出立する事も無いが」

それは、情事以外で初めて聖女に見せた獰猛な表情。
嗜虐心では無く、己の敵となる者を踏み潰す冷徹で凶暴な一面を彼女に見せるだろう。
此の協会に来るまでに聞いた彼女を抱いてきた聖職者達への怒り。己のモノを奪う可能性のある者達への怒り。そして何より、聖女へ抱いてしまった独占欲。それらの感情が、己の中の昏い闘争心に仄かな火を灯すのだろう。
尤も、彼女にそんな顔を見せるべきではないと悟り、取ってつけた様に継ぎ足した言葉を紡いだ際には些か気まずそうな表情を浮かべているのだが。

ギュンター・ホーレルヴァッハ > ――後日継続にて――
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からクレマンスさんが去りました。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からギュンター・ホーレルヴァッハさんが去りました。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にクレマンスさんが現れました。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
クレマンス > まるで一生分果てた気になっていたが、たしかに今後こういった夜が当たり前になるのだ。
それが嬉しくて、恥ずかしくて、子供扱いするように撫でられて幸せそうに笑うのだが、
別荘という言葉に笑みが薄らいだ。
―――否、実際には気遣いはとても嬉しかったのだが。

「勿体無いです。それに……郊外に御用意いただいたら……
 ギュンター様のお顔を拝見できる日が…減ってしまうのでは…」

勿体無いと思ったことは事実だが、後半本音が漏れている。
恋をすると我ながら欲張りになるものだと気づき、少し頬を赤らめた。
そんなときに結合が解かれて。

「ン……ぁ……」

開いていた子宮口が窄まるも、すぐに元通りとはいかないようで、
緩みがちのそこから少しずつ白濁が流れてくる気配が有った。
だが濃い精液だったために、肉棒からかなり遅れてとぷりと溢れたそれは、注がれた分を考えれば僅かな量だろう。
未だ熱が冷めきっていない一物が太腿に押し当てられると、精液と愛液がぬるっと肌を濡らしていく。
性器すら愛おしく感じるものだから、温めようと太腿の間で挟み、割れ目の肉をぷにっと押しつけて、休息。
繋がっていなくともこうして触れ合い、抱きしめられることで充足するのかと実感しながら。
だが、暖かい腕の中、少年が冷たい怒りを滲ませたために顔を上げた。
それは攻撃性だが、同時に不安感から来るものなのではないかと聖女は感じ、我に返る相手の髪をとくように撫でる。
たしかに交渉の末、監禁でもされれば己は力ずくで出ようとは思わない。
説得を試みるだろうが、その最中、彼の攻撃性が必要以上の諍いを生み、敵を増やすのではないか。

「……。いいえ。手紙を…したためる時間さえいただければ、後の処理は後日にいたします。
 ですが……ふふっ、私もギュンター様も外に出られる姿ではありませんね」

衣服は断ち切られ、そうでなくともお互いに体液が染みてしまっている。
冗談めかして言うと、顔を傾けて彼の唇に軽く口づけた。
他と軋轢を生む獰猛性を和らげようとするように。

ギュンター・ホーレルヴァッハ > 己が囁いた言葉に僅かに笑みを暗くした彼女に、何事だろうかと僅かに首を傾げる。
しかし、次いで彼女から零れた言葉を耳にすれば、ぱちくりと瞳を瞬かせた後、可笑しそうにクスクスと笑みを零す。

「……てっきり、王都や港湾都市の様な賑やかな所が好みなのかと思えば。全く、本当にかわいい奴だな、お前は」

屋敷の豪華さでもなく、立地でも無く。ただ己と共にいる時間を求める彼女の言葉に嬉しさと気恥ずかしさが入り混じった様に、わしゃわしゃとその髪を撫でながら微笑むだろう。
そんな穏やかな会話の最中、引き抜かれた肉棒が彼女の太腿に挟まれ、割れ目に押し付けられれば、僅かに硬度を失っていた肉棒は再び熱を帯び、硬度を増していく。
とはいえ、今の己は貪欲に雌を喰らう獣では無い。自身は兎も角、彼女に休息を与えねばと思わず前後しそうになる腰を理性で捻じ伏せた。

しかし、彼女に垣間見せた己の攻撃性には、彼女も思うところがあった様子。
此方を宥める様に髪を撫でる聖女の手を大人しく受け入れながら、耳を打つ言葉に静かに耳を傾ける。

「……そうか。ならば、大司教も驚く様な高価な羊皮紙をくれてやろう。聖女を攫う相手の財力を、見せつけてやらねばな。
……あー…そうだな。衣服は兎も角、湯浴みくらいはしたいものだが…まあ、その様な場所は幾らでもある。移動は馬車を手配する故、気にする事は無い」

唇に触れた柔らかな感触に僅かに瞳を細めれば、灯されていた昏い闘争心は完全にとは言わずとも、勢いを失い掻き消えるだろう。
己の髪を撫でる彼女の胸元に顔を預け、その体温で暖を取りながら、獰猛性に取って代わった理性が彼女と此処を出る算段を取り始める。
睦言の様な甘い時間の中でもつい堅苦しく仕事染みた思考を走らせてしまうのは、己の悪い癖なのかも知れない。

クレマンス > 扱いが愛玩動物か何かのようになっている。
性交中に髪はかなり乱れ、すでに後れ毛なんて言えない状態にはなっているものの、
何度も撫でてもらった結果、ほとんど髪は解けていた。
見た目より撫でてもらえることが嬉しいので構わないのだが、子供扱いのようでくすぐったい。

「……私、どんどん視野が狭くなっている気がいたします。今後の何を考えるにしても、
ギュンター様のいらっしゃる場所だとか、お帰りになる時間だとか、そういうことばかり気にしてしまいそう」

こんなことで良いのだろうか。初めての経験に困惑している。
相手との時間は初めてだらけだ。ここまで身体が疲弊する夜を過ごしたのも。
ただ、疲弊はしても求められればいつまでも受け入れたくなるのが恋する女。
敏感な割れ目で接触していれば、当然肉棒が硬さを増したのは気づくのだが、
挿入しないのは相手がそういった気分ではなくなったのだろうと。
気遣いに気づかぬまま、交わらずとも触れ合っていられる時間に幸福を見出している。

そんな時間を与えてくれる彼の攻撃性を忌むわけではなく、心配だった。
敵を作りすぎれば、いつどこで罠に貶められるか分からない。
故に言葉を選んだのだが、本来の調子に少し戻った様子に、その身体の重みを感じながら安堵して。

「私の部屋に湯浴できる場所は有りますから、…………あ…後で、御案内いたします」

若干杓子定規な言い方であっても、着々と朝を迎えた後の話をしてくれるのはありがたい。
己の服は部屋に戻れば有るとして、彼が着れるような服は(女物以外で限れば)無いし、
馬車を汚すのも気が引けて、建物内での湯浴みを提案したとき――言葉に詰まったのは。
一緒に浴びましょうと、自然に口に出そうになったからだ。
己の胸に柔らかく沈む少年の顔を、おっとりと眺めていた聖女の視線が一瞬だけ泳いだ。

ギュンター・ホーレルヴァッハ > 彼女の言葉に浮かべていた笑みを解かぬまま、撫でていた手付きは乱れた彼女の髪を梳く様なものに変わる。
瑞々しい木々の様なブラウンの髪を丁寧に。整える様に撫でながら口を開く。

「…まあ、その、何だ。なるべく早く帰る様にはしよう。お前を一人にし過ぎるのは、俺の望むところではないからな」

好き、と何度伝えられても。彼女の好意を受け止めても。
やはり、純粋で真直ぐな好意には気恥ずかしさが消える事は無い。
元々ワーカーホリック気味であり、家に帰るという選択肢が基本的に少ない己の生き方を少し考え直した方が良いだろうか、等と年齢に似合わぬ悩みを抱え始めていた。
そうして悩んでいる間にも、肉体は正直なもの。理性で捻じ伏せられていれば、快楽を求める肉棒は不満げにビクリと震えて彼女の秘部にぐり、と押し付けられるだろう。
とはいえ、穏やかで甘い時間を再び嬌声で満たすには少し早いだろうと、強靭な理性で脈動する肉棒を縛り付けていた。

「ふむ?この部屋にあるのなら話が早い。態々湯浴みの場所を探す手間も省けるな。では、出立前に共に浴びてから……どうした?」

彼女の思惑とは裏腹に、己は寧ろ彼女と湯浴みを共にするつもりであった。
元より、共に過ごす時間を幼子の様に求める彼女ならば、湯浴みも共にした方が喜ぶだろうと当然の様に考えていたのだが――
視線を泳がせる聖女を怪訝そうに見上げた後、不思議そうに首を傾げる。やはり、湯浴みを共にするのは気恥ずかしいのだろうかと、己の提案を取り消す言葉を紡ごうと口を開きかける。