2019/03/23 のログ
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「……まあ、そういう事…ではあるのだが。…そういう事を直接口にするのは、何というか……むぅ…」
彼女には、己の歪曲的な言葉も、宮中で鍛えたオブラートに包んだ老人めいた言い回しも通用しない。
それ故に、彼女の純粋な言葉に浮かべていた高慢な笑みが崩れると、視線を天井に逸らせて呟いた。王城での論戦でも、此処迄言い淀んだ事は無いのだが。
そんなある意味で年頃の少年が本来持つべき感情を持て余していれば、視線の先で衣服の体を成さなくなった修道服を脱ぎ捨てていく聖女の姿。
殆ど全裸と言える姿になった彼女が己に跨り微笑む姿は、彼女の身体から垂れる精液さえなければ宗教画の様に神々しいものだったのかもしれない。
寧ろ、淫靡な穢れを纏ったからこそ、より美しさも増している様にも見える。これを眺める事が出来るのは己だけかと思えば、密着した肉棒は更に硬度を増して反り返り、聖女の秘部に押しあたる。
そして、彼女が此方の衣服をはだけさせていく様を若干慣れない様な表情で眺める。思えば、脱がす事はあっても脱がされる事は余り経験が無い。
器用な手付きで衣服を解く彼女に場違いな感心を抱いていれば、聖女が己の乳頭を擽る様に触れ始めた。
「…っ…くすぐったい、ぞ。そんなに、男の肌が珍しいか?」
華美な礼服で皮膚を隠し、日光に当たらず、体質的にも色白な己の肌は、同年代の男子に比べれば病的なまでに白く映るだろう。這い回る彼女の白磁の様な手に僅かに吐息を零しながら、その感覚に身を震わせる。
とはいえ、嬉しそうに己に触れる彼女の様子を見れば特に止める事は無く、男の肌に触れる事がそんなに楽しいのだろうかと内心首を傾げるに留まるのだが。
■クレマンス > 聖女、きょとんとする。
仰々しく初対面を済ませ、性に関して獰猛なまでに猛り、己を貪った少年がここまで困ることだったのかと。
体勢が入れ替わったこともあり、素直に話す余裕が芽生えてきた彼女は追い打ちのように。
「――――口にして下さい。今は私のことだけを考えているって。
そうしたら…私はとても嬉しくて、きっともっと幸福になります。
ギュンター様が私をお嫌いでなければですけれど……お嫌いですか?」
視線を外そうとする彼を覗き込めるのは、この体勢の良いところか。
不器用な面を見せ始める少年の内面に触れて、肉体に触れて、聖女にとってはこれ以上甘美な時間は無かった。
それは彼が男だということを確かめる行為と、その素肌に触れたかった欲求の結果の行動だったのだが、
少年の声が少し乱れたことで聖女の好奇心は別のところに惹かれていく。
やはり彼は愛らしい。ただ愛らしいのではなく、高慢で利己主義な態度を
優先しているからこそ、それが崩れたときに堪らなく魅力を感じるのだろう。
「そういえば……こうして自ら男性の肌に触れたのは初めてです。
見たことはありますが…こんなにお綺麗な方は記憶に有りません」
男性という生き物の印象自体を覆すような肌触りに、見た目。
何より無防備にも見える彼の様が眼福で。
次に聖女が行った行為は、算段したものではなく、“そうしたい”と思ったからなのだが――
前屈みになっている身体を少しずつ少しずつ丸め、左の乳首を指先で弄ったままに、右の乳首に向けて唇を寄せた。
薄く開いた唇は先端を挟み、舌先でちろちろと淡く嬲る。
それだけに満足しなかったか、―――ちゅ、と微かな音を立てて吸った。
叱られても仕方無い行為だったが、肌に触れたかった、感じたかった、その欲求が昂ってしまったから。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート 教会」からクレマンスさんが去りました。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート 教会」からギュンター・ホーレルヴァッハさんが去りました。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート 教会」にクレマンスさんが現れました。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート 教会」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > きょとんとした様な表情を浮かべた聖女に、此方も僅かに首を傾げる。はて、己は何かおかしなことを言っただろうか、と。
しかし、次いで投げかけられた言葉には再び視線を彷徨わせ、結局顔を半端に背けた体勢で落ち着くと――
「……嫌い、では、ない。それに、今はちゃんと、お前の事だけを考え、お前を貪る事だけを考えて、いる……」
逃げ出した視線は、此方を覗き込む彼女によって捕えられた。
その結果、己が吐き出す言葉は実にたどたどしく、普段は流れる様に紡げる言葉も語彙力に等しいもものであった。
浮かべる表情も、僅かな羞恥にほんのりと頬を赤らめている事だろう。
「綺麗、というのが男相手への褒め言葉として受け取って良い物なのかは判断に悩む所だが…。私としては、もう少し男らしく……っ…!」
そんな己の身体を這い回る聖女の掌。
体勢が逆転してしまったな、とは思いつつも、獣の様に彼女の肌を貪った己とは違い、彼女の触れ方には此方を慈しむ様な。そして、独占欲を露わにした様な繊細さと危うさを感じる。
だからこそ、彼女が己の胸元を弄び、唇が己の胸の先端を嬲っても、何かに耐える様に息を呑み込みながらその行為を受け入れた。肉欲では無く、己という雄に溺れるのならばそれも良いのだろうと。
しかし、半龍の聖女へと抱かせた独占欲がどれ程のものなのかまでは、己の知覚できるものでは無かったのだが。
■クレマンス > その言葉こそ歳相応のものだろう。
小難しい言葉を使わず、少年が及第点を得るように紡いだ言葉が。
火照る頬がいよいよ少女と見紛うようなものに見せてしまっているが、
せっかく努めて吐いてくれた言辞を無下にする気がして、黙っておいた。
少年の発言を矯正し、肌を弄ぶ行為は相手が己にしたように、マーキングに近いのかもしれない。
触れられることに慣れてなさそうで、己よりもずっと清らかに見える肌を舐めるという行為は実に背徳的だった。
もう1度、ちゅ、と音をさせて唇が離れると彼の乳首が唾液で濡れている。
満足したように微笑むと、やはり指先で擦るようにくりくりと弄び。
「――――殿方のお気持ちが少し理解できました」
もっと男らしくと言う相手に対し、そんな感想をこぼす。
己の与える刺激に耐える様が、かすれる声音がぞくりと何かを刺激し、こういった気持ちで男は女を組み敷くのではないかと。
だが残念なことに己は女で、体内を蹂躙されることはあってもその逆はできない。
無機物で蹂躙するのは―――己の求めるものとは違う。
やはり肌同士が触れ合い、肉体の一部が重なり合う行為を求めているのだ。
少し腰を浮かし、2人の下腹部を見た。
俯くので、長いポニーテールが少年の頬をかすめる。
片手で添えるように彼の肉棒の角度を調節して、未だ精液の名残が生々しい己のワレメ――その奥、膣口に押し当てて。
ヌルッとした白濁の感触を亀頭に味わわせながら、ゆっくりと腰を落としていく。
「……っ……」
精液のぬめりが有っても、みちぃ‥と肉が軋むようにして拡張されていく感覚は強い。
亀頭の半ば程度まで沈み込ませながら、視線を少年の顔に戻すと汗滲んだ様子で、微笑んで。
「……私も…ギュンター様のことだけを考えておりますし……あなただけを見て…感じています」
囁き、頬を撫でながら腰を落とすことを再開した。
ゆっくりゆっくり膣内に彼の一部が挿入されていく場面を見せつけるように。
熱く潤む中で包み込むように。――中は当然、精液と愛液が満ちていてヌルヌルとしている。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 小鳥が啄む様に、己の肌に舌を這わせ、唾液を零す彼女の姿は最早神に仕える姿とは程遠い。
単なる肉体的な快楽だけでは無く、肌と肌を触れ合わせる事により得られる快楽を貪る聖女に、微弱な刺激に耐えながら緩やかに目を細めた。
「……それは何よりだ。であれば、私が何時までも、こうして押し倒されている訳が無い事も理解出来るな?クレマンス」
彼女の好きな様に己の身体を弄ばせていたが、燻る獣欲が蹂躙を求めて不満の声を上げている。
もう一度押し倒してしまおうか、と思った矢先。頬を掠める彼女のブラウンの髪の感触で、彼女が体勢を変えた事に気付く。
それとほぼ同時に、肉棒が熱いナニかに包まれる感覚。彼女が己の肉棒をその膣で咥え込んだと理解すれば、浮かぶのは獰猛な笑み。己の頬を撫でる彼女の手に、己の掌を重ねれば――
「…当然だ。お前は、私のモノなのだろう。であれば、その身その心全てを捧げ、私に貪られるのがお前の務め。私だけに、その身を喰らわれる事を、至上の幸福と知れ。
………さて。散々に私の身体を嬲った礼を、してやらねばなるまいな?」
己に見せつける様に、ゆっくりと肉棒が秘部に沈み込んでいく。吐き出した精液と愛液で茹った様に快楽の熱とぬめりを帯びた彼女の膣は、並の男であれば入れただけで射精に至るものだろう。
そんな膣内に沈み込んだ肉棒が、ぎちり、とその体積を増した瞬間。
ズン、と強く腰を突き上げて、肉棒の先端が彼女の最奥を唐突に抉る。先程までの体勢と違い、彼女が己の上になって腰を沈めている以上、その衝撃と快楽は突然与えられるには些か過剰かも知れない。
それを、一度。二度。三度。彼女の腰を掴み、逃がさない様に強く握りしめて。昂る情欲のままに荒々しく腰を突き上げていく。
■クレマンス > 歳相応の少年に、また獣が宿り始めたのを感じる。
前言撤回。やはり男と女は違う。理解しきれない。
すとんと自重に任せて入れてしまえば感じすぎてしまうことが目に見えていて、ゆっくりとしか挿入できなかった。
「……もう少し……ギュンター様を味見したいのですけれど……んッふぅッ……♥」
熱い息と共に子供のように呟いたとき、膣内の圧迫感が増した―――と思う間も無く、
準備できてきなかった子宮口が、ぶぢゅんっっと潰される。
内臓が浮き上がるように感じるほどの衝撃に、膣肉が一気に締まった。
絶頂した反応だったが、それを抉じ開けるようにして少年の腰が下から突き上がる。
「んはぁっ♥ンぁあんっ、…ダメ、まだ…っ、ああんンぅっ♥」
衣服を除いてもやはり華奢だった相手のどこに、それだけの力が備わっているのだろうか。
逃げ場を奪われた膣の奥で、子宮口が何度も潰れる。
すでに彼の掌中に堕ち、子種を深い場所で受け止めるために彼の分だけ緩んだ場所だ。
一突きごとに窪みは深くなり、ぴったりと填まるような結合が可能になっている。
重力に従って垂れてきた体液が肉棒の根元で溜まり、荒い泡を作る。
奥まで届くたびに大きく揺れる乳房から、精液が飛び散った。
貪られる喜びに喘ぎながら、前屈みになっている聖女の顔が、唇が少年の頬に近づく。
「ッひんっ!んっあぁっ♥ギュンター様…ぁっ……仰って…っ、私が、嫌いでは、ない…って…ぇ」
嫌いではない―――その言葉が、聖女の心を幾許か傾倒させるものだったのは明白。
だから耳元まで吐息と嬌声を届けて、請う。