2019/03/19 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート 教会」にクレマンスさんが現れました。
■クレマンス > [待ち合わせ待機中となります]
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート 教会」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「…難しく考える事は無い。此の街に住み続けていたければそれでも良い。王都なり、港湾都市なり、違う世界を見てみたいというのならそれも構わぬ。民と触れ合う事も、神を信仰する事も特段咎めはせぬ。……ただ、その身体も心も私のモノである事を理解し、心に刻んでおけば良い」
どの様に生きていけばよいか、と尋ねる彼女に視線を向ければ、相変わらずの尊大な口調で告げるだろう。
だがそれは、散々に隷従と服従を求めておきながら、彼女の生き方を縛るものではない。何よりも心と精神が己のモノであるのなら、それ以上の束縛はしないとでも言う様に。
「…勉強、か。確かに、知識を得る事は大事な事だ。私とて、未だ知らぬ事が多いからな。……しかし、散々に甘く鳴いていた癖に、中々言う様になったではないか。クレマンス?」
笑い声を零す聖女に、クスリと笑みを零しながら囁く。
言葉そのものは高慢なものでも、その口調と態度は揶揄う様な、戯れの様な空気を纏っているだろう。
そんな穏やかな空気の中に、再び頭を擡げた欲望の炎を纏わせる。温かな白磁の肌に擦り付けられた肉棒は、既に先端から精液交じりの先走りを零し、熱く、硬く反り返っている。
「……離れる必要もあるまい?貴様は、私という悪魔に囚われた哀れな聖女。その身全て貪られるまで、私が離す訳もあるまいよ」
太腿が揺り動かされ、より刺激を与えられた肉棒はビクリ、と大きく脈動する。
やがて擦り付けるというよりは、強く押しつける様な勢いで肉棒は彼女の太腿を犯す。太腿を性器代わりに蹂躙し、その陶器の様な肌を白濁で穢さんとする様な勢いで、淫靡な水音と共に肉棒が律動する。
■クレマンス > 「……不思議なことを仰るのですね。お支払いいただく金額にはとても見合わない条件です。
心の問題であれば、ギュンター様が余計な支出をなさらずとも…とは…思いますが…。
――――けれども…はい。どう生きるかは…考えておきます。」
金銭で購入されるのならば囲われるものかと思っていただけに、自由すぎる条件にはさすがに驚く。
莫大な資金で己を自由にするだけだなんて、とても信じられる話ではない。
だがそれは、高慢に見えて慈愛の心を覗かせる相手の優しさなのだろう。
この教会しか知らない己にとっても手探りのことで、すぐに外の世界で順応できる自信は無いのだが、
それでもせっかく機会を与えてくれるならば考えてみたいこと、してみたいことは有った。
未だぼんやりとしたそれに思いを馳せていると、少年は茶化すような言葉を口にする。
「嫌ですわ、お恥ずかしい。ギュンター様の体力と精力にかかれば誰でも鳴いてしまいます。
ですが、そんなギュンター様が……可愛らしく思えてしまったのです」
戯れでなければそんな言葉も吐けないが、本音でもある。
揶揄するつもりなんて無い。言い方を変えれば、愛しく思えたのだと――言わずとも伝われば良い。
未熟な心が少しずつ経験を経て育っていく感覚を得ながら、身体は未だ熱が冷めきってはいなかった。
肌が触れれば膨張と体液の粘つきが感じられ、思い出してしまう。
「はぁ、あっ……ん、……すべて……すべて捧げます……ギュンター様……」
まるで性器同士が擦れる音にも体勢にも似て、高ぶってくる。
己の心と身体を所有する少年の顔を見ながら、聖女の吐息は熱くなり、唇が今にも触れ合いそうに近づいて。
所有の証を出して―――そう囁いた言葉は、ほとんど呼吸と変わらないほどにささやかに。
そして、己の肌で快楽を得ている少年の表情をつぶさに観察するように。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「…誰かを縛るという事は、その縛る相手が先ず自由でなければならぬ。他者から引き渡された鎖を握りしめるのは性に合わぬのでな。だからこそ、多く学び、多くを経験し、多くを感じるが良い。そうして得た全てを、私は支配し、慈しむ」
狭い世界で誰かの言いなりになる者のではなく、外の世界を羽ばたく自由を得た者を、己のモノとする。
それこそ、己の持つ絶対者としての矜持だと告げる。その様は、獣欲に満ちた獰猛な雄でも無く、年相応の少年でもなく、一人の貴族。一人の支配者として告げた言葉だろう。
「…まあ、暫くは此の街に居ても良いし、考える時間も必要だろう。私について各地を回るのも良いが……いや、それは余り勧めぬな。此の協会なり、私の屋敷なり、好きな場所に住まうと良い」
とはいえ、外の世界を余り知らぬ聖女の言葉には、小さく微笑んで穏やかな口調で告げるだろう。
尤も、魑魅魍魎蠢く宮中や、血潮が大河の様に流れる戦場にも赴く己について回るのは彼女には酷か、と僅かに首を振った。
「………その…何だ。余り、気恥ずかしい事を口にするな。私は、お前を金で買い、組み伏せて犯した男だぞ」
そんな支配者としての風合いも、彼女の素直な言葉が耳を打てばたちまち崩れてしまう。
むぐ、と言葉に詰まり視線を彷徨わせた後、僅かに視線を逸らせ、肉欲とは違う頬の火照りを灯しながら答えるだろう。
そんな気恥ずかしさを紛らわせる様に、聖女の肢体への蹂躙は激しさを増す。
此の侭擦り付け、押し当てて射精しても良かったが、もう少し刺激が欲しい。僅かに上体を起こし、両腕を彼女の太腿に添えると、己の肉棒をその太腿で挟ませた。
所謂太腿を利用した素股の様な体勢を取ると、腰を前後させて射精への時を求めて肉棒に刺激を与える。
「……っ、そろそろ、出すぞ。貴様の身体を道具の様に使い、その身体を汚してやろう。貴様が私のモノである証を、出して……っ…!」
淫靡な粘着音と共に、膨れ上がった肉棒はより大きく膨らむ。
傲慢な言葉と共に彼女の肢体を肉棒で嬲る己の表情は、下半身からの肉欲に耐える様に、頬を上気させ、吐息も乱れている。
ふと此方を見つめる彼女と視線が合えば、己の紅い瞳は僅かに細められ、さながら獲物を喰らう前の肉食獣の様に獣欲と支配欲を湛えた色で見返すだろう。
■クレマンス > 彼の言うことは尤もだ。己が囲われれば、金銭で繋がっただけの関係になる。
どこか納得すると、やはり今後のことを自ら考える必要が有るのだと理解した。
人間とは違った歳の重ね方、成長を遂げるのが己とはいえ、世間に関する知識不足は否めない。
やはり先ずは学ぶことから始めねばならなさそうだ。
「――――ギュンター様のお屋敷は拝見したいです。
……住むとなりますと…、出るタイミングを逸するのが目に見えておりますから…
学ぶのならギュンター様から離れたほうが良いかもしれません」
仕事で彼は不在が多いとしても、帰宅する場所が決まっていれば待ってしまうのが女の性。
相手が望まずとも囲った状態と変わりなくなるだろうし、彼と行動を共にしても同様。
離れられなくなるのは――今の状態でも予測できる。
離れたくなくて買われるという選択肢を受け入れたのに、離れるために傍にいられないとは皮肉なものだ。
聖女の言の葉は、そんな複雑な心境を覗かせていた。
また灯り始めた熱を感じながら、照れて頬を染める彼を見つめる。
この一晩でいくつもの表情を見たが、初めての反応がやはり可愛らしくて。
愛らしいと言いかけて、口を噤んだ。これ以上は、もっと別の場面で何度も言いたくなったから。
―――とっておこう。そう、思っての我慢。
感覚が再び肉欲に傾き始めてきたのも1つの要因で、己の太腿で快楽を得る少年の顔を見ているだけで心が浮いてくる。
ちゅぐッちゅぐッと聞こえる音は、大半が先走りなのだろうが、膣口から垂れている精液も混じっての音に違いない。
挟むために閉じられた太腿でそれらは泡立ち、隙間からぬるぬると滴っているのが分かる。
太腿が熱く、刺激されてもいないはずの子宮が疼いて仕方無い。
目の前の少年は獰猛な雄でありながら、性本能に息を乱す様子は、やはり、やはり―――
「あぁ…♥」
愛らしい、愛しい――――口にはせず、吐息に変えて吐き出して。
「出して下さいませ……心も身体も、あなたのもの…………ギュンター様……」
まばたきをするのも最低限に彼を見つめるのは、己の肌でイく瞬間の顔を見たいがため。
支配されていながら、それは支配欲にも近いのかもしれない。
聖女自身、そんな欲を抱いたことに気づいてはいなくとも。
―――ぎゅッ…、太腿を閉じる力を込めて、少年の肉棒の隅々まで肌で感じようとしていても。