2019/03/10 のログ
■クレマンス > 身体と神経回路が、もう快楽を受け止めきれないと訴えているのに、彼が傍にいる限りは交わっていたくなる。
限界はとうに超えているのだが、もっと、もっと、離さないでと願う心は己の立場を顧みず、浅ましい。
御褒美をねだる言葉に応じてくれた少年の腰が射精に向けた動きとなれば、その浅ましさはますます露呈していき。
「ああっ、んはぁっ♥ギュンターしゃまっ…はなれっ、はなれ、ないれくらしゃいっ♥
こわれりゅ、のぉっ、ごらんに、なっへぇ……っ♥いちばん、ちかく、れっ♥アッ、ンぁあんっ、ああんンぅっ♥」
これ以上に近く存在を感じられる行為が有るのだろうか。
そんな想いに彼を請う聖女の下半身では、あまりのヌルつきに交合の音は下品極まりないものとなっていた。
ぶぽっぶぽっ!ぬちゅ、ぬちゅ、様々な音が混じり合い、体液が飛び散る。
特に精液が掻き出され、摩擦で空気が混じる音は、ブッ、ブリュと恥ずかしいものだったが、
今の聖女にはそこに気をやっている余裕が無い。
「んんっ、あっ♥抜け……ンんんーっ♥ギュンターしゃまの……しぇえきぃ…はりゃんだしきゅにぃ……♥」
肉棒が引き抜かれていく感覚に、ブルブルッと身震いしながら堪えると、射精してもらえる予感に顔が緩んでいった。
そしてようやく肉棒のスペースがあいた膣内を勢い良く抉り、貫かれるばかりか、子宮口すらこじ開けられて。
「お゛ンッお゛ぉ゛ぉ゛お゛ぉおぉぉッッッ♥」
――――――子宮すら明け渡し、絶頂する。
子宮口は緩々になったわけではない。あくまで少年の肉棒の形を覚えた状態。
彼専用の穴であり、子を宿し育む場所となったそこは、ぎゅっと膣と子宮口で抱きつきながら多量の子種を受け止める。
射精衝動が暴発したペニスを膣肉で揉みながら、これまで以上に締まり、グリップが強まった。
少年の射精量はあまりに多い。それを1度ならず何度も受け入れているのだから、
ピストンで溢れる分があるとはいえ、子宮を膨らませるには十分。
少年の下腹部の下で潰されている聖女のそこが、密着していれば僅かな盛り上がりを作ったのが分かるだろう。
抜けば解消するだろうが、今の状態では完全に塞がれて、すべてすべて胎内に溜めるしかない。
「……は、ぁっ……ギュンターしゃまのぉ……おちんちん……♥んっ……く、はいっふぇましゅ♥
しぇえき、どぼぼってぇ♥…………んっ、ふ、は……ぁっ あり、がとぉ、ござ、ましゅ…♥」
間違いなく少年の遺伝子を持った子を孕んだ聖女が、未だアクメに膣内をヒクヒクさせながらも礼を述べる。
それは愛情表現に近いものだったが、神に捧ぐ人生を定められた存在が故に、そんな言葉しか知らない。
ただ――――礼を口にした後、唇を重ねたそうに見つめて、少し顎を上げる仕草はあったが。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 離れないでと懇願する聖女の言葉に、その肢体を強く抱き締める事で応える。
此方も、高慢に彼女を煽る余裕も、堕落の言葉を紡ぐ余裕も無い。今は唯、射精による快楽を求めて腰を突き動かし、己の身体で彼女を求めようとするばかり。
体液が飛び散り、教会という神聖な場所に相応しくない下品な交尾の音が響く室内で、彼女から与えられる快楽を獰猛に喰らっていた。
――そして、彼女の子宮に大量の精を吐き出す。
吐き出された精によって、彼女の下腹部が僅かな膨らみを造り上げたのを密着した己の身体で感じ取れば、すり、と身体を動かして己の身体で膨らみを撫ぜた。己の子種を孕んだその場所を愛でる様に。
しかし、肉棒はそんな彼女の身体を気遣う事無く、大量の射精を終えた余韻に浸りつつ、絶頂で痙攣する膣内で尿道に残った精液を小出しに吐き出す。びゅるっ、と残った精液が吐き出される度、肉欲に震える肉棒は無意識に彼女の最奥で小刻みに突き上げられて射精を終える為の刺激を求めているだろう。
「……く…は…っ…。……ほら、精を注ぎ込まれ、恩寵を授かった気分はどうだ、クレマンス。子を孕むどころか、孕んだ子すらも溺れる様な精を、浅ましく求める雌となった、気分は」
長く、大量の射精によって乱れた呼吸の中、ゆっくりと彼女に笑みを向ける。
しかし、彼女が此方を見上げ、強請る様に顎を上げる様を見れば、獣欲とも嗜虐心とも違う、穏やかな笑みを浮かべるだろう。
終わらぬ快楽の果てに、愛情を求める様に差し出された彼女の唇を。福音を唱え、信仰を紡ぎ、そして、今は肉欲を求める言葉を零すばかりの彼女の唇に、そっと己の唇を重ねた。
「……ん、ふ……っ…。んむ……っ…」
それは、蹂躙する様な荒々しいものではない。
幼子をあやす様な。神を信仰する事を忘れた聖女へ愛情を注ぐような、睦言の様なキス。
静かに、穏やかに。しかし、彼女の快楽の炎を消さぬ様に。ぬるりと、彼女の舌を絡め取るだろう。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート 教会」からクレマンスさんが去りました。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート 教会」からギュンター・ホーレルヴァッハさんが去りました。