2018/08/30 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にジェドさんが現れました。
ジェド > 子らよ、神の愛を信じなさい。昨今、世は乱れ、嘆かわしき悪徳と不浄が蔓延し、新たなる不穏な戦の足音が聞こえてきていますが、心を強く保つのです。我々が信じ、祈れば神の慈悲がいつか我らを約束の地へ誘ってくれる。これらはその時までの試練なのですから。全ては主なる神、ヤルダバオートの御心の儘に。――さて、今日の集会は此処までです。皆様、お疲れ様でした。やあ、マリー、元気でしたか?そうですか、新しい職を見付けましたか、それはよかった。始めは慣れぬ環境で大変でしょうが、決して挫けてはなりませんよ。私も微力ながらお手伝いしますので、いつでも相談なさい。神の教えを説く者として、迷える子羊へ救いの手を差し伸べる事を惜しみません。おや、メリッサ、また背が伸びたようだね?ははは、私の身長などあっという間に越してしまうだろうな、子供の成長は早いものだ。おお、アンナ、今日はダニエルと一緒ではないのかね?ああ、そうか、それは気の毒に。あとで見舞いに行かせて貰おう。
(天頂に太陽が輝ける真昼の聖地。ノーシス主教総本山たるこの宗教都市の教会には、週に一度の定期開催される信者を集め神へ祈りを捧げる集会の為に多くの人々が集っていた。陽光が射しこみ煌き神の絵姿を照らし出すステンドグラス。主神を模り造られた像を背に人々の最前列、教壇に立ちこの場の静謐を唯一破る事が許された小太りの司祭が朗々と人々へと語りかける。信者達は熱心に話を聴き入り、祈りを捧げる。だが、全員が信心深い訳でなく、中にはこの後配られる甘味や炊き出し目当てであったり、己へと内に秘めて解き放ちたい苦悩を吐き出したいが為に形式に倣って訪れている者等目的は一概に一緒だとは限らない。信者にとっては貴重な、けれどそうでない者には酷く退屈であろう集会を終えれば、修道女達が子供に飴を配り、簡単なものだが教会の表で炊き出しをする為の準備を始めては己もと手伝おうとしたところで次々と信者達が寄ってくる。その多くは過去に己へ悩みを告白した者達だ。説法の後でも嫌な顔一つせず、にこやかに朗らかな笑顔を崩さず一人一人丁寧に接し、親密に一人一人に合わせて応対する。その中には無垢なのを良い事に騙して穢した仔や、援助の為に体を捧げさせた者、夫で満足できず不貞を働いた者等肉体関係を持った者もいたが裏の顔は一切覗かせず、手を出した者達もそこに直接触れぬようにしっかり言い聞かせ、躾ていて。傍から見れば人々から慕われているように見えるが、裏でどれだけ醜く汚い所業に手を染めているか知っている者がいれば嫌悪を抱く偽善と欺瞞に満ちた光景だと唾棄しかねまい。)

ジェド > (暫くそうして人々への対応に追われていたが、やがて捌き終えればその中から今日の獲物を見出す。悩みが深刻なようだからという名目で殆どの人々が外へ出ていくなかその女性だけを奥へ、懺悔室も通り過ぎて己が私室へと案内して。それから暫くは、演技にも疲れたからと鬱憤を晴らすが如く弁舌で女性を騙し、誑かし、己が術中に嵌めてから善人の皮を脱ぎ捨て欲望剥き出しのケダモノと成り果て凌辱することとなり。)
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からジェドさんが去りました。