2017/09/25 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 神聖都市の外れ――民家も少ない場所に、今は住民も、牧師もいない廃教会がある。赤煉瓦づくりの質素な教会は、打ち捨てられた今でも外観も中も綺麗。ただ、内部は誰かが手入れしてる様子。手入れをしてるのは、小さな天使である。風の精霊たちや、土の精霊たちが、せかせかと、ホコリやゴミを流し、運んでいく。小さな天使は、ステンドグラスを磨いていた。

「えへへ、綺麗になったね、この教会も」

此処を宿代わりに使ってる、小さな天使。幼く可愛らしい顔立ちをしている男の子である。崇める神が違うとか色々あるのだが、天使としては教会は他よりは住み心地が良い様子。だから、小奇麗にしてるのだ

シャルティア > 掃除は一通り終わった、精霊たちははしゃぐように少年の周りを飛び跳ねたり舞ったりしてる。精霊たちにお礼を言うと、精霊たちにもつたわったのか、それぞれが自由気ままに帰っていって

教会の長椅子の一つに、ベッド代わりに大きな絨毯を、虚空から出して敷く。本来は空飛ぶ絨毯なのだが、今ではすっかり簡易ベッド代わりである。その上に、コロンと寝転がって、天窓のステンドグラスを見上げ、眺める。

シャルティア > いつのまにか、少年は寝息を立てていた。暗い教会の中、すぅ、すぅ、と眠りについて
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からシャルティアさんが去りました。