2017/09/10 のログ
ルヴィエラ > (香の匂いは、ゆっくりと、けれど確かに其の意識を蕩かして行く
椅子へと腰掛けた彼女の声が、薄幕越しに投げ掛けた疑問符は
確かに最後まで紡ぐ事は叶わなかっただろう、けれど、其の先を察するには十分
其の瞳が、酩酊感に鎖されてしまうだろう其の刹那に、ゆらりと薄幕が揺れ
或いは、其の瞳へとほんの僅かに、幕を開いて歩み寄る者の姿が見えたかも知れない
銀の髪糸、紅の瞳、中性的な、女とも、男ともつかぬ其の容姿の、輪郭の――)

―――――……望みを、と言ったのだけれどねぇ?

(穏やかな声音、其れが鼓膜に、或いは呆けた脳裏へと流し込まれて行く
ひたり、ひたり、絨毯の上を踏みしめる素足の気配が、彼女の周囲を巡り
そして、其の背後へと歩み寄るなら、其の頭上へと掌が乗せられ
耳元へ、そして首筋へ、滑り撫ぜる其の感触が、其の内に胸元へと降りては

其の先端を、指先が柔く弾く様にして――尖りを、確かめようとする、か。)

――――……存外…早く巡り合う事に為ったね。
余程困っていたか、或いは危機を覚えていたか。
嗚呼、でも、キミ自身の言葉を聴かなければ本当の所は判らない。

……もう一度、聞こうか。 ……キミの望みは、何かな?

(耳元で、声音が囁き、そして同じ事を問う。
まるで、彼女の――いや、元はといえば、「彼」であった筈の相手
其の本心を露とする様に、其の唇から言葉を引き出そうとする、か

――香の匂いが、頭だけではなく、其の身体にまでも染み渡る頃
感じていた熱さが、ゆっくりと形を帯びて自覚出来る様に為るだろう
其の身体が娘へと変えられて以来、其の身に刻まれてきた快楽の記憶
其れを、まるで走馬灯の様に「身体」へと呼び起させるなら
其の記憶が、鮮烈で、そして強烈で在れば在るほどに
雌としての本能に、目覚めてしまっていれば居るほどに

強烈に、発情して行くだろう。 言葉で過去を語る必要は無い程に)。

リュシー > (ゆらゆらと、ふわふわと―――とろり、とろり、と。
意識が混濁してくるにつれ、身体は更に重く、指一本を動かすのも億劫に、
くちびるも、舌も、甘すぎる蜜に絡めとられたように痺れて。
ぼんやりと霞のかかる視界のなかで、目の前の幕が揺らぎ―――)

――――― あ………、

(あんた、は。
―――そのひとことさえ、もう声にはならなかった。
ぐったりと、糸の切れた操り人形のように、椅子に身を沈める己のまわりで、
男の足音が、気配が動いているのを感じる。
感覚はあるけれども、反応らしい反応はできない。
それでも、男の気配が背後で止まり、掌が頭へ乗せられれば、
伏せた睫毛を小さく震わせ、薄く開いたくちびるから細く息を吐いて)

――――、っ………ん、……ぁ、ふ………、

(ごく微かに、喘ぐような、呻くような声がこぼれ落ちる。
男の指先が胸元へ遊び、着衣越しに先端を刺激されただけで―――
脱力しきっていた身体が、びくん、と大きく跳ねて。

この男が、己になにをしたのか。
気づいている、否、今こそ思いだした。
本当ならば椅子など蹴倒して詰め寄り、問いただしたいはずなのに、
――――熱い。ただただ、熱くて、肌が、身体の芯がざわついていて、

そうして、突然―――――臨界を、こえる。)

あ、―――――ッあ、はぁ、ん……んッ、ィあ、あ、―――――ぁ、アぁ、あ、ッ………!!

(がくん、と頭を仰け反らせ、碧い瞳をこぼれんばかりに見開いて、
甲高い、悲鳴じみた嬌声を迸らせながら、激しく身体を痙攣させはじめる。
この身体に変えられてから、今日までの間に味わった快楽、迎えた絶頂のすべてを、
一瞬で追体験するような―――それはもう、暴虐にもひとしく。)

ひ、っあ――――― ぁ、らめ、これ、らめぇえ、ッ……、
とめ、て、止めて、おねが、とめてぇ、っ………あぁ、ん、きゃあ、あああ、あ………!!
や、らぁ、っ……待って、待っ……て、もぉ、やらあああ、ぁ………!!

(椅子が軋むほどの勢いで腰が跳ねるたび、呼吸すら危うくなるほどの絶頂が襲う。
ドレスの胸元をつんと尖らせる胸の先端、ふわりと広がるスカートの奥で、
立て続けに響く、くぐもった水音。
震え戦慄く脚を伝い、床へも見る間に水たまりをつくってしまったソレは、
濃厚な雌の香りを放っており。)

ルヴィエラ > (――ただ、柔和に笑む。 けれど彼女は知っている筈だ、思い出した筈だ
全く同じ柔和な笑みが、けれど其の記憶の彼方で、一度だけ冷徹に彼女を
――彼、で在った頃の彼女を、見下ろしていた事を。

最早、何を願う事も出来そうにない其の唇が、ただ小さく喘ぎを零すなら
暫くは、まるで呼び水めいて其の乳房の先端を服越しに弾いていただろう
其の身体が、思い出し始める其の瞬間まで、まるで愛でる様に。)

―――……おやおや、困ってばかりいるとは思ったが…随分と、愉しんだ様だ。
さて、早速数えるのも無意味に為ってしまったが…折角だから、色々と確かめてみよう。

……どれだけ、其の身体を育て上げたのかを、ね。

(がたんっ…と、突如響く椅子の音、痙攣染みて全身を戦慄かせる娘。
反り返って天井を向く其の碧い瞳には、きっと、見下ろす紅の瞳が鮮やかに映るだろう。
両掌が、ゆるりと其の両乳房を包み込み、ゆっくりと捏ね上げて行く
身体と記憶の追体験にて、一気に弾け飛ぶ無数の絶頂に加えて与える、愛撫の手管
暴れる身体を椅子へと縛り付ける様に、そっと捕えて逃げ道を奪えば
夥しい絶頂連鎖を、存分に堪能させようとするだろう。)

―――ふふ、まだ終わらないだろうね。 キミの事だ、そう易々とは終わらないだろう?
此れまでにどんな事を教えられた? ……舌で、胸で、子宮で――
身体中、ありとあらゆる性感帯を教え込まれて居なければ、此れほどの反応には為らないだろうに。

(囁く言葉が、果たして届いているかは判らないが。
乳房を捏ねていた掌が、乳腺を扱く様に根元から先端へと向けて絞り上げれば
過去の絶頂と、現在の絶頂が重なり合って、娘の脳裏を灼いて行く。
与えられた身体の記憶は、果たして今どの辺りを過ぎただろうか
一先ずの終着点、つまるところ、今この瞬間へと辿り着くまでに
まだどれくらいの道のりを残しているのか…知るのは、娘自身だけ。
其のうちに、自分が今何処で絶頂しているのかも理解出来る様に為るだろうか
或いは、記憶力が聡明であれば――其の絶頂が、いつ、何時の快楽なのかを
思い返す事が、出来るかも知れない)。

リュシー > (訊きたいことも、言いたいことも、無数にあったはずだった。
けれど今、己のくちびるからあふれ出るのは、淫らな記憶に溺れる、
あられもない雌の悲鳴―――いや、嬌声、ばかり。
哀訴も、懇願も、紡ぐ声音があまりにも甘ったるく蕩けており、
きっと聞く者にはまるで逆の意味と捉えられてしまうだろう。

―――あるいはこの男なら、正しく理解したとしても、
することに差異は生じなかったのかもしれないけれど。)

や、ッやぁ、さわ、さわらな、れ……、ぃあ、や、ら、おっぱい、やぁ、っ……、
らめ、らめぇ、え、そんな、しちゃやら、あ………!
は、にゃ……して、離して、また、イッちゃ、―――――っやああああ、あ、あ……!!

(男の紅い瞳が、涙に滲んだ視界のなかで、なぜかやけに鮮明に映る。
背後から覆い被さるように、椅子の背に己の上体を縛りつけるような格好で、
とうに熱く張り詰めていた胸の膨らみを揉みしだかれれば―――また、悲鳴。
きゅん、と胸の芯が熱く、蕩け落ちるような感覚とともに、
男の腕のなかで小柄な体躯が切なげに揺れ動く。

激しくかぶりを振って泣き叫ぶ声に、新たな水音がスカートの奥から重なって聞こえ―――
男の言葉に、満足な返答もできぬまま。

よりによって、子宮の奥深く、両翼へ息衝く卵のありかまで白濁に犯されて、
幾度となく受精させられ、そのたびに絶頂を迎えた、飛び切り苛烈な記憶のなかへ、
容赦なく叩き落とされてしまい―――――きゅう、と乳房の膨らみを先端へ、
絞りあげるように嬲られた、拍子。
じわり、滲みだしたあたたかいものは、本来、少女の胸から出るはずのない、白。)

ひ、ッきゃう、あ、あ、れちゃ、出ちゃうぅ、ッ………、
みる、く、ミルクれちゃ、う、やら、らめ、もぉ、絞らな、でぇ、ッ………!!
と、ま、んなく、なりゅ……、ミルク、とまんなくなっちゃ、から、ぁ………!!

(男がなおも、搾乳にも似た仕草を繰り返すのなら、次第にドレスの胸元は湿り、
ほどなく、乳白色の液体が滲んでは滴り、男の指を濡らしてしまうだろう。
ドレスの下腹から裾、椅子の座面、そして床などは、もう、ぐっしょりと濡れていて。)

ルヴィエラ > (触らないでと紡がれても、決して其の掌が離れる事は無い。
意図して、其の意識と身体を絶頂へと引き摺り落とす為に、指先は容赦無く乳腺を扱く。
一体どんな記憶に落ちたのか、或いは其の身体が開花させた素養か
次第に、乳房の先端から溢れ始めた白き乳蜜が、其の衣服を濡らして行くなら
もっと、もっとと容赦無く扱く掌が、完全に乳蜜の溢れる流れを開き切らせて。)

―――……止まらなくなったのだろう? 其の何時かに、同じ事を叫んだのだろう?
……そして、此れは私の単なる推測だが…決して、止めて貰えなかった。
もう、衣服を纏っている意味が無いね…、それは、脱いでしまおうか。

(――実際は知らぬ、あくまで推測である事は間違い無いけれど
もう、胸元をすっかりと蜜で濡らしきってしまったなら
今度は其のドレスへと指を掛けて、其の身を、裸身を晒させよう
とん、と突いた布地の場所から、放たれた影が、侵食して行く様に其の衣服を喰らう
そうして、ゆっくりと消失して行く布地の下、己が与えた其の美しい娘の肌へと
再び、指先を滑らせれば、胸元からゆっくりと、腹部を撫ぜて臍を擽り)

―――……さて、自分で感じられるかな? ……身体は、思い出しているだけだが…。
……絶頂する子宮と…其の奥が、其の時の様に悦んで…暴れまわっているのが、ね。

(――そうして掌が辿り着く下胎…快楽を、一身に受け止め続け、そうして目覚めきった、子宮の真上へ
繰り返し脈打ち蠢く様を感じ取りながら、己は与り知らぬ快楽の記憶
其の再現に、今、娘の卵巣が、蹂躙と受精を空想して、狂って居る事を
娘自身に、知らしめてしまう様に、腹筋の上から両翼の其の場所を
ぐにぐにと捏ね回して、背徳に満ちた受精衝動を加速させてしまおうか。

そして、記憶はさらに渦を巻き、娘自身を蝕んで行く
次に何を思い出すのか、其れは最早己にも予測は出来ぬだろう
けれど、ただひとつ、共通する事が在るとしたら、それは

絶頂を重ねる度に、身体が、其の快楽を手放したがらなくなる、実感、か)。

リュシー > (やっとの思いで浮かせた両手が男の腕にかかり、細い指先が食いこむ。
引き剥がすだけの力はなく、ただ、男に縋りついているだけのようなもの。

男の掌が、指先が更に巧みに動けば、己の乳房は卑猥にかたちを歪ませ、
ぴゅく、ぴゅく、着衣越しにも明らかに白い乳蜜を溢れさせ始める。
その感覚はどこか、男の身で感じる射精の快楽にも似て―――
まなじりからはぽろぽろと、大粒の涙がこぼれ落ちていたけれど。
ひとりでに腰が前後に蠢いて、そのたびにスカートのなかから派手な水音が響き)

と、まらにゃ……とめ、止めて、って言っ、た、のに、ぃ……、
らめ、……や、ら、もぉやあ、っ………、あ、ちゅいの、
あ、たま、……あたま、ぐちゃぐちゃになっちゃうぅ、っ………!!

(もう、何度絶頂に達したかわからない。
胸元も、たっぷりしたスカート部分も、どろどろに濡れてしまったドレスが、
男の手指が触れたところから、じわり、闇に溶けるように失われてゆく、
あまりにも異常なかたちで衣服を奪われているというのに―――
絶頂を重ねるたび、本当に頭が蕩けてしまったかのよう。
恐ろしいとも、いやだ、とも、もう、考えられなくなっていた。

やがて、その場に残るのは、一糸纏わぬ裸身を晒した雌と、
その「雌」の身体を創りあげた男の姿。
と、なれば―――この男の手が己の身体へ触れるのは、もしかすると、当然の権利かもしれない。

もはや愛撫も必要とせず、とろとろと乳蜜を滴らせ続ける胸の先端から、
伝い落ちる白を辿るように、肉付きの薄い腹へと。
既にしっとりと濡れている下腹のあたりへ指先が踊れば、覆い隠すものを失くした身体が、
ひくん、と卑猥に跳ね躍って)

ひ、ッあ―――――っん、ゃあ、や、っ、らめ、しきゅ、やら、やらあ、っ……!!
ソ、コ、そんにゃ、しな、で……ぇ、らめ、らめなのっ、
はら、んじゃ、孕んじゃ、うの、たまご、たまご出ちゃうう、ぅ………!!

(しどけなく投げ出された脚の間、幾度となく吐き散らした蜜にまみれた秘部が、
また、浅ましく開閉を繰り返しながら透明な飛沫を散らす。
ずきずきと熱く疼く子宮を、その両翼の先で卵を吐き出したくて、
受精、させて欲しくて、暴れている小さな器官、を。
男の指が的確に捉え、捏ねまわし、揺り起こそうとするものだから―――

現実には犯されてもいない、白濁を注がれているわけでもない、のに。
熟しきった卵巣からは勝手に、たまごが転がり落ちてしまいそうだった。
転がり落ちて、犯されて、戻れなくなる―――その卵はきっと、己自身。
くん、と弓なりに身体を撓らせ、見開いた瞳はもう、正気の人間のいろ、ではなく。
声もなく新たな極みに昇り詰めて、粗相のように蜜液を迸らせ―――

言葉にせずとも、男には伝わるだろう。
己の身体がもう、男としての快楽を、求めていないこと、を。)

ルヴィエラ > (自らの身体の興奮と発情だけで、開いてしまった乳腺が乳蜜を垂れ流す
其の白い流れに濡れる下胎が、部屋を照らすランプの明かりにてらてらと艶めいては
きっと、其の淫靡さを、或いは背徳を一層際立たせる。

まだ女としては僅かに幼く、けれど決して子供ではない其の裸身は
間違い無く既に、雌として開花し切った様を晒しているんだろう
間断無く絶頂へと達し続けて蠢き続ける子宮は、もう一つの心臓の様
胎みたいと、孕む準備は出来ていると、意識を裏切って訴え続ける其の器官が
揺り起こそうとする指先の愛撫に応えて、卵を吐き出そうとするのなら
其れすらも、強烈で、其れで居て致命的な絶頂への予感に為る、か。)

―――……次に…其処で受精したなら。
キミの身体は、最早元に戻るという選択肢を、完全に失う事になるだろうね。
ふふ、其れを防ぎたくて…抗いたくて、此処まで辿り着いた筈だが…。

……せめて、其の最後の一線は、私が越えさせて上げよう。

(娘の身体が、新たなる絶頂へと押し上げられ、其の果てに卵を吐き出す、其の寸前
其れまで彼女が腰掛けていた椅子が、不意に影へと変化して融けて行きく。
変わりに其の身体を、両の腕が確りと抱き留めて抱え上げれば
縋り付いていた娘の指先へ、応えるかに胸元を、ぎゅうと抱き締めて。

――開閉する膣肉へと、熱帯びた感触を。 ――雄の、熱塊の感触を触れさせる。
完全に、雄に対して余りにも無防備と為った、抗い方を知らぬ雌の身体に
間違い無く、トドメを与え様としていると判る、其の、長大なる威容が
きっと、許可も、準備の暇だって与える事もなく、ずるりと、一気に押し込まれて。)

……排卵して、堕落して。 ……魂ごと雌に染まるが良い。
……孕むんだ、リュシオン…、……いや、リュシー。

(――名乗らずとも、それだけは知っているのだと告げるように、其の耳元へと囁く甘い声音
同時に、ずぐんっ…と、強く腰を押し付け、抉る様にして其の身体を跳ね上げた其の刹那
熱塊の先端が、娘の子宮孔を、揚々と屈服させて――子宮底を、穿ちあげ。

そして其のまま、突き崩す)。

リュシー > (かつての己は、女と呼ぶには幼い少女の身体ばかりを玩んでいた。
だからこれはきっと―――正当な、罰なのだろう。
罰、と呼ぶには、あまりにも甘美ではあるけれども。

繰り返し繰り返し、訪れる雌としての絶頂に忙しなく呼吸を乱すごと、
ふるふると揺れる乳房の先端からは、新たな乳蜜が滴り落ちる。
その乳白色をぽたぽたとあちこちへ散らす肌も、
たたずまいは幼いまま、物欲しげな痙攣を繰り返す秘裂も、
いったい、どれほど淫靡なモノに映っていることだろう。

薄っぺらい腹へ宛がった男の手指が蠢くたび、泣き叫びながらたまごを絞り出し、
そのたびに孕まされた記憶をひとつひとつ思い起こしては、
確かにあったはずの「男」としての基盤を、ぼろぼろと瓦解させてゆく。

あの日、己を冷やかに見下ろした紅の瞳は、今、己をどんな目で見ているのだろう。
囁き落とされる残酷な「予言」にしゃくりあげる己は、椅子の消失にも気づけない。
ただ―――冷たく硬い座面の感触をとらえていた尻朶へ、あたたかい弾力を感じて)

――――― ゃ、ら……こわ、い、らめ、らめぇ、っ………。
も、どれな……く、なるの、やら、……ね、がい、ぼく、っ……ぼ、く、

――――――― あ、あ、いや、っ、………んぁ、ッ…………あ、
あ、ッあぁ、あ、――――――ああああ、ア、ア…………!!

(抱き止められ、抱えあげられて、密着する互いの身体。
耳許へ届けられた最後通告に、いまさらのように声を嗄らして抗うも、
とうに雌として蕩けきっていた身体は、あまりにも無力だった。

解れ、綻び、浅ましく戦慄く花びらを割りひろげられ、
濡れそぼった肉筒の反射的な狭窄などものともせずに押しひらいて、
熱く、硬く、長大な肉の楔が、ひと息に捻じこまれてしまう。

ごちゅ、ん――――子宮へと続く最後の扉を、情け容赦もなく抉じ開けて。
小さな子宮をめいっぱい引き伸ばし、無理矢理雄の威容を全て飲みこませながら、
子宮底へ強烈な一撃を浴びせる、ソレをなす術もなく受け容れた己は―――

もはや誤魔化しようもなく、確かに、その蹂躙を悦んでいた。
揺さぶられた子宮をめがけて、新たな卵が吐き出され、転がり落ちてくる。
隙間なく男のかたちに添わされるまま、びりびりと痙攣を繰り返す媚肉が、
男の屹立を深く、鋭く締めあげながら、熱い蜜液を互いの下肢へ撒き散らす。
ぎゅう、とくびれの部分へ食みつく肉環も、吸いつくように蠢く子宮すらも、
―――己の身体が完全に、男に抱かれ、犯され、孕む性へ切り替わってしまう、
その瞬間を、ひたすらに待ち望んでいた。)

ルヴィエラ > (――人の趣味は其々だ、己もまた他者の性癖には至極寛容である筈だった。
恐らく「彼」も、ただ幼子達を弄んでいるだけならば、歯牙にも掛けなかっただろう
そう、彼が、己が「娘」の一人へと手を伸ばしさえしなければ。

果たして其の身体は、自らが男で在った事を覚えているのだろうか。
最早雌としての本能に馴染みきり、絶頂を、排卵を繰り返して孕む事を希求する其の身体は
最早、後戻りの出来ぬ一線を、踏み越え掛けて居るのだろう。
そして、其の身体の奥底で、過去の記憶と、現実の蹂躙に堕とされる子宮は

既に、熱塊を受け止める事を、雄に屈服する事を、当然で在ると受け止めて)

――――……戻れなくなるのは、私が堕とすからではないよ、リュシー。
「キミがそう望んだから」だ。 ……でなければ、とうの昔に元に戻っている筈だからね。

なら、私はキミの望みを叶えよう…叶えて欲しくて、此処に来たのだろう?
恐れず、其の身に渦巻く快楽に全てを委ねて――やり直すと良い、但し、雌としてね。

(どちゅんっ…と、再び子宮底を突き上げる熱塊が、其の輪郭を下胎へと浮き上がらせる。
其の体格差故に、長大な威容を受け止めるのは一層身体を捧げる必要が在るだろう
けれど、其れも全て、彼自身が幼き少女達に強いて来た事と何も変わりはしない
胎の奥底を強烈に抉られる感覚、ぎゅうぎゅうに締め上げて抗う膣肉を
力強く抉じ開けながら蹂躙する其の感覚、全て、彼が与えて来た物だ。
そして今、逆に与えられる側と成り果てながら、其の快楽へと咽ぶ姿を
くすくすと、何処か愉快そうに見守りながら、一層強めて行く抽挿と蹂躙。
ひと突き毎に排卵を催させる度に、受精へと、懐胎へと近付く子宮に
一度だけ、奥底を何度も何度も、己が熱塊の形を覚え込ませるかに叩き続けて。)

――――………此方を向くんだ。 ……自分が、誰に堕とされ、誰に変えられるのか。
そして――…誰に、孕まされるのかを。 ……其の瞳に、焼き付けなさい。

(――其れは、きっと一瞬の事だったろう。
其れまで背後から抱える形だった娘の身体を、ぐるりと繫がったまま反転させては
其の碧い瞳に、映し出させる――穏やかな、紅の瞳。
怒りや冷徹さは其処には無く、代わりに在るのは、寧ろ慈愛の様な穏やかさ。

そうして、互いに視線を絡め合わせた儘、逸らす事を許さずに、強く、強く其の身を抱き締めては
亀頭を、子宮底へと強く押し付ける。 ぐりゅ、と子宮が歪むほど深く穿ちあげ
僅かな静寂が、ほんの僅かな静けさが、部屋に訪れた、直後

――ぼこんっ…と、娘の胎の奥底で、まるで砲弾に撃ち抜かれたかの如く強烈な射精の衝撃が
一瞬で、産み落とされた卵を融かし、其の小さな器官を膨れ上がらせ

――其の身体と魂に僅かに残った雄の残滓を悉く、灼き尽くして、仕舞え)。

リュシー > (―――――己にはもう、その「娘」の顔さえ思いだせない。

己がそもそも何ゆえに、男の怒りを買ったのか。
この男の「娘」のどこに、それほどまでに魅力を感じて手を伸ばそうとしたのか。
男であったころの欲望のありか、射精に至るプロセス、
―――――なにもかもがもう、あまりにも遠すぎた。

けれど、たとえなにひとつ思い出せなくとも、己の身体は刻一刻と創りかえられ、
己自身の自覚もないままに、罪の代償を支払い続けている。
―――ソレを「快楽」と受け止めてしまっていることは、己にとって救いだろうか。
それとも、それこそが、己が救いようのないイキモノであるという証左だろうか。

どちらにしても、なにもかもが既に、取り返しのつかないところまで来ていた。
男の言う通り、今や己自身が――――この、罪にまみれた身体が、
決定的な「罰」を、残酷なまでの悦楽を、求め啜り泣いているのだ。)

ぼ、く……ぼく、………ぼく、が、悪い、の……、
こん、こんな、苦し、の……熱いの、ら、め、我慢、できな………、

雌に、なっ、ちゃ……、らめぇえ、ごめ、なさ、許して……、
ごめ、なさい、謝る、から、もぉ、もぉしないからぁ、ッ………、

――――― ッあ、ひぃ、ん……………っ、しきゅ、壊れひゃ、うぅ、っ……!!

(きっと謝罪を口にしたのは、許しを乞おうとしているのは、
己のなかにほんのわずか、残された「男」の部分だろう。
けれどもう、それは掻き集めて繋ぎ合わせたところで、もとの己には戻りようがない。

小柄な身体、華奢な四肢では逃れることも叶わず、身に余る長大な雄を飲みこまされ、
子宮の奥深くまで明け渡してなお、もっと奥へ、と言わんばかりに突きあげられ、
揺さぶられて、強引に雌の快楽を叩きこまれ、声を嗄らして喘ぎ泣く。
―――そのすべてを、圧迫感や息苦しささえも悦楽の一部としてしまっては、
果たしてこれが罰になっているのかどうか、はなはだ疑問ではある、けれども。

ごちゅっ、ごちゅっ――――男のかたちが、白い腹へいびつな影を浮かばせる。
ぐちゅん、と引き絞る肉襞のざわめきが濡れ音を響かせるのは、己が確かに、
この交わりから喜悦を拾いあげ、貪欲に味わっているという証。
少女のものとは思えないほど、熟れ爛れた蜜壺が、その果てで疼き泣く子宮が、
早く満たして、もっと戻れなくなるまで犯して、とねだるように、
己を穿つ肉槍へしゃぶりついて揉み扱き。

ぐりゅ、ん―――――ぴったりと寄り添い、絡みつく肉襞が激しく掻き毟られるのも構わず、
身体を反転させられた衝撃に双眸を見開けば、意外なほど穏やかな男の顔が見えた。
愛されていると錯覚しそうなほど、求められているとうぬぼれてしまいそうなほど、
甘く撓む紅の瞳に、魅入られたようにとろりと眼差しを蕩けさせて。)

…… な、ま……え、教え、て……?
おねがい、ぼく、ぼく、雌に、なりゅ……から、ぜんぶ、全部雌に、なって、
孕んで、堕ちるからあ、ッ…………、

(男としての己を完全に打ち滅ぼす、叩き堕として創りかえる、
女として、雌として生まれかわる己の、父とも呼ぶべき男の名を。
息も絶え絶えになりながら、それでも教えて欲しい、と願ったけれど、
その願いは聞き届けられるのか、どうか。

いずれにしても、次の瞬間―――――奇妙な静寂が室内を支配した、と思うまもなく。

抱きこまれ、深々と抉り貫かれた身体の奥底で、暴力的なまでの脈動が、爆ぜる。
熱い、などという生易しい感覚ではない、身も心も焼き尽くされてしまうと思うほどの、
煮え滾る灼熱の奔流が―――文字通り、己のなかに残る最後の「男」の欠片まで、
すべてを焼き払い、子宮を、卵管を、卵巣までも白くしろく染め抜いて、

―――――はしたない音を響かせ、いっぱいに押しひらかれた秘裂のなかから、
弾け散る濃厚な雌蜜とともに、押し流されて、潰える。
純然たる雌として、はじめて覚える絶頂の瞬間、長く尾を引く快楽のなかで、
意識を手放してしまっても―――――己を生み出してくれた雄への奉仕は、
いつまでも、いつまでも、男がすべてを己のなかへ吐き出してくれるまで、
いっそ健気なまでに繰り返されるだろう。
強弱をつけた収縮と弛緩、膣襞のざわめき、うねり、乳蜜にまみれた乳房の弾力を、
男の胸板へ伝えながら、ぎこちなく身をくねらせて―――――やがて、崩れ落ちる。

男の腕にぐったりと身を預けた己は、果たしてこの場へ捨て置かれるのか。
あるいは幾許かの慈悲を与えられるのか、それとも―――
鍵を握るのは、己の「創造主」たる、この男だけだった、と。)

ご案内:「神聖都市ヤルダバオート/小さな寺院」からリュシーさんが去りました。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート/小さな寺院」からルヴィエラさんが去りました。