2017/07/26 のログ
■リュシー > ………よし、とりあえず覗こう。
(おそらく盛大に間違った結論だが、指摘してくれる第三者は居ない。
そうっと、そうっと扉に手をかけ、そろりと顔を覗かせて――――――暫し。
難しい顔で扉を閉ざし、肩を落として溜息を吐く。)
うーん……見る前に、気づくべきだった。
そういえばここ、おねーさんしか居なかった…。
(期待通りの、あるいはそれ以上とも言うべき光景が広がってはいたのだが、
残念ながら女性がみんな、とてもお美しくはあったがオトナだった。
あれではずっと見ていても興奮は出来ない、などと、
胸のうちでぼやきながら、欠伸をひとつ。
とにかくも、ここが思ったような「キヨラカな場所」でもないようなので、
今夜のところはゆっくり眠らせてもらおうかと思う。
先刻、そっと抜け出してきたばかりの寝室へ戻ると、
手早く着衣を脱ぎ落とし、下着姿になって、
良い香りのするベッドへ潜りこんで目を閉じる。
間もなく、なんとも健やかで暢気な寝息が聞こえ始めて――――――。)
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からリュシーさんが去りました。