2016/11/22 のログ
サーリット > 「逃がすって。気持ちはわからないでもないけどね。」

熱心に活動する姿には共感…ではないけれど、その考えはわかるかもしれないと思う。
自分よりも歳若いようだけれど、それが仕事でやりがいがある事なのだろうと。
隣に座ってぶらぶらと足を振る様子はどう見ても子供なのだけども、と微笑む。

「あはは。ゆくゆくはそうなれるといいね。
…って。…い、いいの?そんな事して。」

オッケーだよね、と同意を求められればこくこくと頷きながら。
ころころ変わる表情は可愛らしいし、つい肯定してあげたくなる。

そして二の腕にもたれかかって来ると、ちょっとびくっと驚いた様子。
可愛い子がもたれかかってくる姿に鼓動が上がる。平常心、平常心…と内心自分に言い聞かせないと駄目な様子。

ロレイ > 「やっぱり信者あっての教会だしね~大切だよ。そういうことも」

自身の子供っぽい行動に微笑んでいる旅人に警戒心が薄れてきたとでもいうのか油断し始めたというのかだんだんアイドルとしての満面の笑みは影を潜めはじめそれまでの子供っぽい無垢な雰囲気から若干大人びた現実的な雰囲気を帯び始めており二の腕にもたれかかり覗き込まれでもしない限り見られないであろうその顔はどこか今までより無機質で。

「…今びくってした。女の人でもこういうこと急にされたらびくってなるんだね~ロレイまた一つお勉強しちゃった。」

そしてびくっとした相手の様子にくすっと笑って見せて若干誘惑するような視線を旅人に向ける。そして片手は旅人の手に絡みつかせて。もうかたほうの手で旅人の胸元に触れてその跳ね上がりを見せた鼓動を感じ取るようにみぞおちに当てて見せて

サーリット > 「そっか。まぁ、それが現実だよね。」

と苦笑する。
ちょっと地の顔が覗いてくれば、それを覗き込むような真似はしなかったものの
やっぱ笑ってるだけってなかなかできないよね、と納得をした。
…まぁ、もたれかかったままなので内心焦りながらの強引な納得であったが。

「えっ?! …あ、あー…。そういう事も…あるかな?」

と、しどろもどろになりながら誤魔化すように。
やば、一度離れようかなと腰を浮かせかけるも、腕を絡まされ逃げるに逃げれない状態。
そのまま手を当てられれば、どくどくと早い鼓動が明らかになるだろう。

…そして、艶めいた視線を向けられれば、焦ったような目つきで視線を合わせてしまい…。
その視線に誘われるように、とく、とく、と股間のものが反応を始めていく。

ロレイ > 「あははっ、やっぱり急に抱き着かれちゃうとびっくりしちゃうよね~♪あ、ほかのファンの人には内緒だよ?握手会がハグ会になっちゃうと大変だからね~」

ドクドクと高鳴る鼓動を感じると満足げな表情に変わりそのまま絡み付けた手をほどいて今までの屈託ない笑顔を浮かべて見せて。こちらの誘惑的な目に思わず焦りを見せる相手の様子に思わず吹き出してしまうと確かに見逃すことのなかった股間の脈動に気づきつつも、お預けのように立ち上がって。

「じゃあお話の続きは次のミサでねっ♪お姉さん旅人みたいだから大変かもだけど、待ってるね~♪」

そのままひらひらと手を振ると頬にキスをして見せて満面の笑みのまま身に纏っている羽衣をたなびかせながら旅人を残してどこかへと立ち去ってしまい…

サーリット > 「…! も、もう、からかわないでよ…。」

焦燥と若干の官能。
頭の中にピンクの霧うっすらかかり始めた辺りで身体を離された。
はぁ、とため息をつけば、さっきの熱気に煽られた時よりも熱くなっていたかもしれない。

「……あ、うん……。じゃあ、また機会があれば。」

去っていく背中を見送ると、
…次、いつやるのかなと少し気にしている自分がいて、
それを振り払うように首を振ると、自分も宿に戻ろうと立ち上がり、書店を出て行った…。

ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からロレイさんが去りました。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からサーリットさんが去りました。