2023/06/15 のログ
クロミヤ > (予定が完全に狂った。バフートまでの馬車の護衛。条件も良く、実入りの良い仕事だったので引き受けたものの、報酬の支払い時に依頼人とひと悶着あり、結局前金しか貰えなかった。
馬車内でも延々とセクハラされた挙句この仕打ち。ほんと、今回ついてない・・・、と後悔しつつも一人ぽつんとバフートの広場のベンチに座る。

ただ事態は深刻である。 ――金がない。 マジでない。 足りない。
後払いの金が結構な金額だったためにそれを当てにしてた為に、それが支払われなかったのでギリギリ3日分くらいの宿代ぐらいしかない。帰りの馬車の代金には絶対足りない・・・。
どうにか馬車代を工面しようにもバフートで自分レベルの女冒険者が受けられる実入りの良い仕事というと・・・)

・・・やっぱこういう仕事しか残ってない、よね。

(一応適当に実入りの良い仕事のチラシは貰ってきた。そのほとんどが性を使うような仕事で、性奴隷紛いの扱い、もしくは娼婦。酷ければ肉便器のような扱いをされるような仕事ばかりで、流石にノータイムでこれ受けます!と言えるような仕事郡ではなかった。
こういう街だ。そういう仕事の需要は無限にあるのだろう。それも、給与はそれなりに良くてもあまりものの仕事だ。まぁ・・・あんまり環境もよくないのだろう。たぶん。)

どうしたもの、かしらね・・・。

(はぁ、と夜空にため息を吐きながら現実逃避とばかりに買ってきたちょっと良いお酒を一口口にした。 少し飲んだだけでぽわぽわと頭が浮くような感じがして気分は良い。

――残金は2日分の宿代程になったけれど。)

クロミヤ > (とりあえず明日の朝何かいい仕事が見つかる事を祈ってその日はぽわぽわした頭で取った宿に戻った。 柔らかなベッドと布団に満足そうに笑みを浮かべながらすやすやと眠りに落ちて・・・)
ご案内:「奴隷市場都市バフート」からクロミヤさんが去りました。