2023/05/28 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にブルローネさんが現れました。
■ブルローネ > 奴隷市場都市の雑多とした区画の中の一つにその店はある。
奴隷調教専門店《パラ》。名前の意味なんてブルローネは知らない。
入口入ってすぐ、高級感のあるソファにカウチが置かれたホール。
その脇にあるカウンターで退屈そうにぶらぶらと足を揺らす様は幼い子供のよう。
褐色の肌に黒のツインテール、豊かとは言い難いささやかな胸元を入嘴部分だけ隠したドレス。
レースをふんだんに使ったスカートから伸びる脚は細く、ヒールの高いゴシックなブーツを履いている。
ブルローネは退屈な顔をしていた。調教師のみんなが出払って、店番を託されたから。
この時間に予約客はいない、と言われてるけど、物見遊山に覗き込んでくる人はいる。
それらに説明して追い返すのが、今日の仕事だった。
「は~~~ぁ、たいくつぅ、お腹すいたぁ、ひまひまひまぁぁ~~~!」
頬をガラスでできたカウンターにぺったりくっつけて喚いても、誰も応えてはくれないのがまた、ブルローネの機嫌を低下させていく。
そうしてただ椅子に座って待つだけの時間は、いつまで続くのか──。
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にクレイさんが現れました。
■クレイ > 「だからこういうのの手配は自分でやれっての貴族共」
頭をガリガリと掻きながらバフートを歩く1人男。
前に自分が人選をして私兵部隊を作るという計画を成功させてしまったが故にこの悲劇は起きた。つまりは他の貴族からも私にも作れと言われたのだ。
金等は用意してある。そして相応の戦闘奴隷等も用意した。ということで残りはと見かけた店。ここで良いかと扉を開く。
「よう、仕事を頼みたいんだが」
そういって店員らしき少女に声をかける。
見た目が幼いのもあって少しだけ疑っているような顔だが。
■ブルローネ > ベルの鳴る音。べったりとやる気のない姿勢でだらだらしている少女が一人。
ブルローネは顔を上げて、胡乱な目を客へと向ける。生意気そうな吊り目が、つんと澄ました顔で頬杖をついた。
「いまぁ~調教師み~んないないんだけどぉ。予約いれてないのぉおにーさん?」
間延びした声で見上げながら、きょろきょろと視線を彷徨わせる。
奴隷の姿も見当たらないから予約を入れたいほうね、と引き出しから契約書とペンを取り出す。
契約書には奴隷一人当たりの金額と調教期間、希望するオプションなど諸々。
明らかに文面的には性奴隷調教の契約書だ。
「奴隷は男? それとも女ぁ? おにーさんの性奴隷にするの?」
くるんと羽ペンを回してペン立てとインクと一緒に差し出す。
■クレイ >
「上から急に指名受けたからな。予約なんてねぇ」
中間管理職よと疲れた顔ではぁと溜息を吐き出す。
オプションをチラチラと見て。
少し考える。だが結局どれをどうするかはわからない。相手の心を折る尋問としての調教はしたことがあっても今回のようなケースは自分の手ではやった事が無い。
そして相手の方を見て。
「俺の奴隷じゃねぇ。オプションっていうのも変だが、受け手になりすぎず、だからといって責め手になりすぎず。それでいて行為に拒否感なくってのを頼みたい」
人数などを記載していく。性別に関しては男も女も両性も中には性別無しなんてのまでいる。
そして数は1人や2人ではない。数十人からなるかなりの大人数。間違いなく上客と言える程の人数だろう。
「貴族のバカに私兵部隊を作れって依頼を受けてな。戦闘奴隷がそのまま性奴隷としても機能するようにしたい。だからどっちかに寄りすぎるのは困る」
受け手になりすぎて相手にボロボロに負けたらバカだろと笑って。
「俺の本業は戦闘職のはずなんだがな、なんでこんな人材派遣サービスみたいな事やらされるんだか」
なんてブツブツ言いながらかける部分の紙を書いていく。
■ブルローネ > 諸々一人ごちるように注文を付けるお客さんに合わせて指を条件事に立てて数えたり。
戦闘奴隷を性奴隷として使えるようにして、攻め手も受け手も出来て、かつ拒否感はないけど溺れすぎないように。
「ふーん、めんどくさ。バカな貴族って平気で無茶いうわね」
思ったことをストレートに口に出すのもブルローネのスタンダード。
やがて書けるところまで書いて貰ったらその契約書を手を伸ばして受け取ろう。
そこに羅列される人数や性別なんかを見れば、結構な金額になりそうでにんまりしてしまう。
「はいどぉも。実際扱うのはそのバカ貴族だけど、契約者はおにーさんってことで良いのね。
もし奴隷が調教師に危害を加えたり店の私物壊したりとかしたら責任とるのおにーさんだけどいーい?」
契約者のとこに署名済みならもう手遅れ。
そうじゃないなら「名前教えて」とブルローネは言うだろう。
奴隷は所有者の私物。私物が他人に危害を加えたら当然責任は加害者側にある。
おにーさんの立場なんてブルローネは知らない。とはいっても、損害賠償請求ぐらいになるとは思うけれど。
それから両手を合わせて指を組み、肘をついたまま手の甲に顎を乗せる。
華奢な少女の、生意気そうな赤金色の吊り目がじっと見上げる。
「おにーさんがその奴隷になっちゃえば、一番手っ取り早い気がするのにね」
■クレイ >
「ホントだぜ、いくら目利きが良いからって無茶苦茶言いやがる」
相手の言葉にケラケラと笑いながら答える。
そうしてとりあえずサラサラと書いていくが、相手の言葉を聞いて一瞬ピタリとペンが止まる。
「あ? あー……まぁ契約者は俺で構わねぇよ。その分も上に請求するから」
そりゃそうだ、とはいえそうはならないだろう相手を選んで購入しているし、相手にも良い条件を出している。戦闘奴隷とは名ばかりの雇われ部隊だ。だからそうはないだろう。
名前を問われればクレイと返事をして書き終えれば紙を相手に渡すだろう。
その後の発言を聞けばハハと笑って。
「そりゃ無理だ、俺は自由に生きるのを信条にしてるからな。誰かの私兵なんてまっぴらごめんだ」
そして相手の生意気そうな目を見て。ニヤリと笑ってそれを見返す。
他の客が来れば雑談を終わらせればいいだろう。そんなつもりで椅子に座った。
「それとも、一応は調教師の店番をしてるお前から見てそんなにチョロそうに見えたか?」
なんて言いながらその目を真正面から見返す。
別に威嚇するつもりなんてない今では、普通にヘラヘラとした体格だけは良い剣士のあんちゃんといったようにしか見えないかもしれない。
■ブルローネ > 「じゃ、後はオーナーが審査してぇ、連絡を送ってぇ……何だっけ、まいっか。調教期間で仕上げてお渡しね。
お金の話はその時にオーナーから聞いてちょーだい」
本来ならこの場で金銭についての話をすべきだが、貴族が金出すならブルローネよりオーナーが直接搾り取ってくるはずだ。
受け取った契約書をしまいながら、椅子に座るおにーさんにブルローネはツインテールを揺らす。
「チョロそうっていうか、逸材?」
椅子から立ち上がったブルローネは軽い身のこなしでカウンターへと乗り上がり、おにーさんの方へと足を出す。
椅子に座っているなら目線は合うか、あるいはカウンターに座るブルローネの方がちょっと上。
締まりのない笑みからは相手の強さなんてものはわからないけど、それなりの猛者なのだろう。
隙もあるようでないし、体格は良いし、顔も男前で悪くない。背も低すぎないし高すぎない、平均よりちょっと上ぐらい。
そんなおにーさんを頭のてっぺんから足先まで見て、手を伸ばす先は顎。
褐色の指先が顎を掴んで上向かせようと。
「私兵云々は置いといて、さっきの条件?
戦えてエッチも出来てどちらかに偏りすぎず、攻め手も受け手も出来てぇ、忌避感もなく依存しすぎることもない。
どぉ? 自分でも適してる、って感じなぁい?」
クスクスと笑いながら、脚を組む。
半分くらいはブルローネの所感も混じるけれど、条件を満たしてると思ってる。
■クレイ > 「了解、一応買った奴は明後日には南にある宿に全員泊まってもらう事になってる。この宿な、この割符出せばついてくる事になってる」
人数が人数だから全員連れてくる事は出来ない。だから宿の名前を書いて見せる。
だからこのような形を取るしかなかったのだろう。
契約が成立すれば割符を出してこれで奴隷は連れて行ってくれと。
その後の相手の言葉、そして所作を見届ける。別にこんな動作で怒ったりなどしない、むしろ見た目もあいあまって可愛らしいもんだ。
されるがままに顎を持たせ、上を見上げるようにする。
「へぇ、流石目利きが利くねぇ概ねは正解だ。ぶっちゃけこの募集、かなり適正がある」
実際、その通りではある。責めるのも責められるのも好きだし、戦える。
たしかに条件としては実はピッタリだったりする。だが、ある点だけ奴隷に向かない事がある。
しかし、それをただそこで言うのも面白味にかけるというものだろう。
相変わらず笑みは崩れない。
「だけど、少しだけ外れてる点がある……そう言う意味じゃ、やっぱりまだまだ受付の見習いって事かもな?」
なんて逆に挑発をし返す。
そして顎の手に触れればそのまま上から抑える。堅く、太い剣士の手。
相手を見る。
「それかもしくは俺が気が付いていないだけか……さて、どっちだろうな。試してみないか? まぁ流石に店番ほっぽり出して宿なりに連れ込むわけにはいかねぇし。誰か帰ってきてからになるが。もしお前が正解なら……そうだな、1人分の調教代。チップでお前に払ってやるよ」
それだってチップで払うにしてはそれなりの値段になるだろう。
だがこちらからしてみれば別にそれくらいは痛いもんじゃないし、堕ちないのなら普通に楽しめるわけで。どう転んでも不味い展開にはならない。
手を抑える男の目は先ほどまでのヘラヘラしたただのあんちゃんから少しだけ色の深い……男の目に変わっていた。
■ブルローネ > 割符を渡されればそれも受け取って、契約書と一緒に引き出しの中へしまっておく。
後の事はオーナーの仕事。ブルローネも何人かは調教させて貰えるかな、とちょっと楽しみだ。
概ね正解と返す男の目を見ながら、笑みを浮かべたまま今度は挑発しかえしてくる様子にあは、と笑う。
無邪気、というにはあまりにも空々しい少女の笑みは、酷く冷ややかな熱を持つ。
「面白いこと言うね、おにーさん。素っ裸にされてぜぇんぶ見抜かれたかったぁ?
まぁいいや。ローネもひましてたし、おにーさんと遊ぶの愉しそうだし」
顎に沿えた手を掴まれたままエスコートでも受けるかのように軽やかにホール側へと降り立つ。
パチン、と反対の指を鳴らせば入口にはカーテンがひとりでに降ろされて、外からは覗けぬように。
「だぁれも来ないよ。だから今、《ローネと遊ぼうよ、クレイおにいさん》」
椅子に座ったままのおにーさんの耳元に顔を寄せて、囁く声は先ほどよりも甘く、艶めく《魅了の声》。
鼓膜から聴覚を刺激して、ブルローネへの好感度を多少上げるくらい。そういう精神作用をレジスト出来るならただのお誘いにしか聞こえない。
おにいさんの手を掴んで、引く。
所詮は少女の握力なので引きずったりなんて出来ないけれど、立ち上がらせてホールにあるソファへ招くことぐらいは出来るだろう。
「誰も来ないお部屋がいいっていうなら案内するけど、おにーさんはどっちがいい?」
ブルローネは場所に拘ることはしないけど、ちゃぁんと調教相手の希望は聞いてあげる。
すぐそこのソファか、ちょっと進んだ先にある調教部屋の一つか。
■クレイ >
「へぇ、奇遇だな。俺もお前と遊ぶのは楽しそうだって思ってた所だ」
と見せる笑みは先ほどまでのヘラヘラとしたある種優し気な笑みではなく、彼女が見せたような空々しい笑み。
そうして選択肢を聞けば。ヒューと軽く口笛。
「中々面白い構図だな。場合によっちゃ俺が乱れる様を皆に見られるってわけか? ……逆もしかり、だけどな?」
相手が堕ちた場合は逆に相手が、つまりは調教師が堕ちる様を周りに見られる構図になるわけだ。
魅了の声は聞こえる。なんらかの魔力が込められたのは理解できた。だからレジストも間に合ったかもしれない。だが……面白くない。戦場ならいざ知らずこの場ならば楽しんだ方が得だ。
手に触れれば先ほど一瞬触れた以上にその手は引き締まり、鋼か何かのように研ぎ澄まされているのを知れるだろう。
だが抵抗はせず引かれた手をそのままに、ソファに座る。
「俺はかまわねぇぜここで。別に見せて恥ずかしい体なんてしてねぇし。恥ずかしい事になったら俺が弱かっただけ、何をされても文句は言えねぇよ」
上の服だけサッと脱ぎ捨ててしまえば、服で隠されていた肉体が露わになる。
全身に刻まれた傷という戦いの後。そして太くはないものの、限界まで引き絞られた筋肉の鎧。
極上に近いほどに健康な血液を多く含んでいそうな肉体だ。
「じゃ、お手並み拝見だ。どうぞローネ」
先ほど一人称でローネと呼んでいた。ならば名前はローネなのだろう。そう思い名前を呼ぶ。
魅了の声で既にその気になっているのだろう。既に彼の陰部はズボンを大きく押し上げていた。
■ブルローネ > 「アハ、クレイおにぃさんが淫らに乱れる顔、ローネ見たいなぁ♡」
手を握ったらなんかヤバいくらい硬かったのは何かしたのかな、と思いつつ、あざとい声と笑顔で顎先に軽いグーを作った手を寄せてぶりっ子ポーズをとる。
堕とすか堕とされるかの勝負なんて、これほど面白いものはない。
男らしい言葉がブルローネにはフラグに聞こえる。逆もまた然りだが、ブルローネはある意味傲慢にして慢心屋なので、実際に事が起こるまでは生意気な強気っぷりを隠しもしない。
「へえ、いい体してるねおにーさん。そこらの貧相な奴隷なんかよりすっごく魅力的。奴隷になったら価値が高いよ」
相手に奴隷になる気なんてないのも知ってて、上裸を見せてソファに座るおにーさんの前に立つ。
健康的な色合いの肌、引き締まった鋼のような体、なにより芳醇ないい匂いがする。
空腹だったことを思い出して、ローネはひょいとおにいさんの脚の上に乗り上げて、至近距離から舌なめずりをする。
「遊ぶ前に、おにぃさんの血、ちょーだい♡」
そう言って笑うブルローネの口に、異様に伸びた犬歯が見えた筈。
何をされても文句は言わないって言ったし。言質とったし。
そのまま顔は首筋へと。ぬるりと生温かい小さな舌が這う。唾液で湿らせた皮膚に、次いで牙をぷつりと立てて。
痛みなんて慣れてるでしょ、とでも言わんばかりに二つの牙の痕を刻み、そこから溢れる真っ赤な鮮血を、ちゅる、ぢゅるるるる♡と吸い付く。
まだ股間には触れない。これからもっと気持ちよくしてあげる。
《吸血》を振り払わずにそのままにさせるなら、心地よい酩酊感と、全身の血が一瞬沸騰しそうな熱を帯びて、股間へと直結するように落ちていくはずだ。
魅了と相俟ってそれは発情効果をもたらす。
おにいさんは耐えられるかな? 耐えられるよね。
だってこれぐらいで敗けちゃう雑魚なわけないもんね♡
■クレイ >
「じゃ、がんばらないとな。かなりの間普通に楽しんじまうぜ?」
なんて笑う、硬いのは別に力を入れたとかではなくそれで素なだけである。本気で固めればもっと堅くなるのだが、今回それを披露する事はないだろう。
その後相手の牙を見る。へぇと目と口が楽し気に薄く開く。
「吸血鬼か、良いぜ好きなだけ吸いな。干からびない程度にな」
その通り抵抗はしない。
歯が刺されば一瞬ピクっと反応する。
なるほど、媚薬の様に甘い痺れが広がり今度はそれが陰部に集中する。まるで触れてもいないのに焦らされているかのような錯覚に陥る。
ズボンを押し上げるように膨れていたそれは完全に堅くなり、ズボンが窮屈そうに持ち上がっていた。
「堕とすか堕とされるかってことだし、俺も反撃して良いんだよな?」
首筋に口がある、という事は眼前にあるであろう耳を軽く甘噛みしつつ、手は脇腹を撫で上げるようにしながら胸元へ。
先端には触れず服の上から小ぶりな胸を撫でるように弄っていた。相手と同じ、まだ直接は責めない。熱を帯びさせるような優しい触り方。
■ブルローネ > 「ふふ、いいよぉ。普段なら勝手にお触りなんてしたらお仕置きだけど、今は特別♡」
美味しい血を啜って舐めて、傷口に舌先をぐり、と捻じ込んで甘い痛みを与えて、血を溢れさせる。
舌の上で転がす甘美な純血を堪能しながら、ブルローネは恍惚と微笑んで。
女の子の血は美味しいけど、戦いに身を投じる男の血も荒々しい熱があって好み。
窮屈そうなおにいさんの股間に膝を当てて、ぐいぐいと軽く押し付ける。
「かたぁい♡ んひゃっ♡」
愉しそうに笑う声。
耳を食む唇にくすぐったそうにしながら結った黒髪を流すように傾けつつ、優しく胸を撫でる手つきに身を捩るでもなく、むしろ小ぶりなそれを押し付けにいく。
指先がおにいさんののどぼとけから鎖骨を撫でて、地肌を滑り、胸元へ。
「男の人の乳首ってちっちゃくてかーわい♡
クレイおにーさん、乳首好き?」
くにくに♡こすこす♡と指先で擦る。感じる部位かどうかはおにいさんの経験次第だけど。
吸血する間ずーっと摘まんだり捏ねたり、小さな輪をなぞったりしてこちらからは遠慮なく弄り倒す。
■クレイ > 「堅さはかなり自信があるからな」
なんてニヤリと笑った。
膝を押し当てても戻ろうとする。鉄か何かと思える程に竿の部分は堅い。
乳首に指が到達すれば。ピクッと体が反応を返すだろう。
「嫌いじゃない。一応は感じるようにはなってるぜ、出るまではいかねぇけど」
昔の経験から一通りの部位は感度が高められてしまっている。それを帳消しにしてしまうくらいに精力があるから成り立っているだけである。
だからこそ、指が這えば。クニクニと動けばそれだけでピクピクと体が、そして膝が押し付けられた股間が動いて反応を返すだろう。
そして彼女が触れる場所の熱が高まっていく。触れている乳首も堅くなっていく。
「胸も丁度触りやすい大きさだ」
押し付けられたその手を服の隙間からスルリと差し込み、胸を直接弄る。
全体を揉みしだき、時折指で胸の先端をスルリと撫でる。
同時、空いている左手は股間に無い方の足を撫でる。太腿や内もも。まだ上までは上がらずに。相手の興奮を呷る程度の柔らかな手つきだった。
■ブルローネ > 「ふぅん。じゃあイけるようになるのがクレイおにいさんの目標ね♡」
首筋から顔を離せば、ブルローネの表情は赤くうっすらと恍惚めいて、軽く酔ったような心地。
ごちそうさまぁ、と笑う顔は先ほどとは違って無邪気そのもの。
けれどすぐに表情を戻せば、反応を返して硬くなっていく乳首を指の腹で押しつぶすようにしてこねくり回す。
ブルローネの《誘引の手》は、触れた所の感度を引き上げていく。
弄られ続ける内に、ピリッとした痺れが走るかもしれない。
指で乳輪ごと摘まんで、くりくりくり♡と繊細な動きで捏ねる。
「んふふ、くすぐったい♡ んふ♡ あはっ♡」
嬌声と笑い声が混じるような甘やかな少女の声が漏れる。
胸を揉み、先端を擦っていく指先に体をくねらせて、踊るように腰を揺する。
脚を撫でる手にはタイツの感触があるだろうか。しっとりと蒸れたような熱は、体が火照っている証で。
「こんなに硬いともう十分、窮屈でしょ?
クレイおにいさんのえっちな言葉が聞きたいなぁ~♡ ローネに"おちんちん出して"っておねだりして♡」
上げた顔を今度は此方から耳元に寄せて、耳朶を甘く食む。
ちゅ、ちゅ♡とリップ音を立てて、熱を孕んだ吐息を含んだ甘い声で囁きながら、膝を退けて、ズボン越しに掌でしゅるしゅると衣擦れの音を立てながら硬いペニスを撫でる。
直接的な言葉を言わないのは理性なのか、羞恥なのか。年下少女の甘やかなおねだり声は、魅了するように聴覚を揺らす。
言ってくれるならそれはそれで楽しいし、言わないならズボン越しに煽るばかりだ。