2022/12/11 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にラディアス ルディウスさんが現れました。
ラディアス ルディウス > 道を行けば奴隷、奴隷、奴隷。奴隷が住人の多くを占めるのでは?というほどの奴隷だらけの街。
奴隷都市の名に相応しく、身分も地位も尊厳もはく奪された奴隷たちが街の至るところで恥辱を受けている。

「都市契約してる奴隷は殺し以外は何してもいいんだっけ?」
「他人の垢がどれだけ刷り込まれたかわからないお手付きですよ?」
「あ~…それはなぁー。公衆便器って俺あんま使いたくねえしなぁ」

娼館ならばある程度身綺麗にはなっているだろうが、道行く通行人にすら足を開かねばならない奴隷たち。
見目のいい物は行列やら輪やらが出来ているし、見世物程度に通り過ぎていく者も多い。

「買いますか?」
「俺ら一通り遊んだら飽きるじゃん」
「そうなんですよねえ、ペットは最後まで面倒を見ないと怒られますし」

そっくりな顔、そっくりな声で会話をしながら、奴隷たちが売買される市場も通り過ぎてゆく。
いろんな店に寄りつつ、時には双子の男娼奴隷に貶めようとする売人を返り討ちにして、退屈そうに兄のラディアスが欠伸をする。

「はぁ、奴隷堕ち願望のあるマゾ雌いねーかな。遊んだら売りつけて金にすんのに」
「そうそういないでしょう。ああでも、破滅願望のある女性は過去に何人かいましたね」
「たまには何してもいい女で遊びてえ」
「同感です」

物騒な会話をしながら、それはそれとしてナンパ出来る女性はいないものかと双子の視線が広場へと向けられる。

ラディアス ルディウス > 「腹減ったぁ、昼飯いこーぜ」
「ええ、そうですね」

そのうち腹も減ってきたので、どこか美味い飯が食べられるところを探しに行こうと歩き去っていった。

ご案内:「奴隷市場都市バフート」からラディアス ルディウスさんが去りました。