2022/11/27 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にレナードさんが現れました。
レナード > 今回は冒険者ではなく傭兵の立場を使った依頼で、数人の傭兵達と
奴隷オークションへの競りの為、王都より奴隷の移送依頼を請け負う。
一度、傭兵崩れのハイエナ共の襲撃を受けたが、護衛一人脱落のみで
依頼主も商品も無傷にてバフートへと辿り着き、会場までの移送依頼は完了した。
王国の認可を受けている奴隷商とは言え、仕事としてはあまり
気分の乗るような物ではない。
だが、報酬自体は冒険者ギルドを通すよりも高値ではあるし
同業の脱落もありその分も山分けとなっただけに実入りは良い。
競りに出されるのは平民、ミレー、中には貴族の子女も居ただろうが、願わくば良い買い手と巡り合えればなどと
言い繕った所で慰めにもならぬだろうが、勝手に願うとしよう。

「――さって、と……ぁー…やっぱ良いもんじゃねぇな。
パーッと、気分転換、すっかね…。」

懐自体は温かいのだが、あまり気持ちの良い仕事ではない以上
気分も上がるわけではない。
複雑な心情は稼いだ金を派手に使って紛らわせるしかないかと
オークション会場を後にし、バフートの娼館通りへと向かって歩み出した。

レナード > 娼館の並んだ通りの前で客引きの声やらを聞き流し
店のショースペースに並んだ嬢らを眺めながら何処を選ぶでもなく
ブラリブラリと通りをほっつき歩く男。
向けられる手招きなどのアピールにはヒラリ片手掲げては受け流し。

「久しぶりとなると、流石に何処だったか覚えて無ぇもんだな。」

以前訪れた際、同業の冒険者がおすすめの店を教えてくれていた気もするが、流石に月日も経ち店の場所も名も覚えていないとなると
、頼るのは直感のみ。
ピンと来る店か嬢を探すかと、またプラプラと通りを行く。

レナード > 「んー……ここにすっかね。――表に並んでるあの子、手配してくれるかー?」

そうして幾つかの娼館の前を通り過ぎて、ようやく気に入った子を見つけた男は、娼館の中へとその姿を消していった――。

ご案内:「奴隷市場都市バフート」からレナードさんが去りました。