2022/09/05 のログ
■オルト > 「こういう世界に興味って…また難儀なモンに興味を持ったもんだな…」
彼女から出て来た言葉に驚きを見せつつ、どうしたもんかと眉間にしわを寄せる。
「君に似合いそうっていう事は自分で…って事だよな? こういう奴…」
恥ずかし気にしているが確かに聞いてしまった…
彼女がチラ見しているボンテージはモロに性奴隷用の必要以上に煽情的な物だ…もしかして自分で着るのか…と出会ったばかりの彼女がこれを身に着けている姿を想像してしまうのは若い男としてしょうがない。
「あー…詳しいと言うか、俺はこっちの衣装系のにかかわってる訳じゃなくて、どっちかと言うと拘束具とかの…つーか、俺の居た店はほぼ裸だったな…」
余計な想像と店の記憶でちゃんと説明できて居るのか居ないのか…話しながらも目の前の彼女が店の奴隷たちの様に裸で首輪を着けられ拘束されている姿を想像してしまう。
■セシリア > 「難儀なって…… 確かに、ちょっと人には言いづらい趣味ですけど……」
人前で声を大にして語り合えるような嗜好ではないとの自覚ぐらいはあって、相手の漏らした言葉に抗議したいけど。抗議できないのですと、不本意そうに言葉を濁し。
「えっと、はい。着せる相手もいませんし。ボンデージに限らずですが……その、着てみたいなぁ、と」
性奴隷用のボンデージともなれば、女性の肢体をより扇情的に演出するデザインが重視されるし、並んでいるのもその手が多い。
相手の脳裏に、それらのボンデージファッションに身を包んだ自分の姿が思い浮かんだのだろうと察してしまって、羞恥に相手の顔を見れずに目線を逸らしたまま、本場の本物として欲しいという気持ちを口にし。
「そうなんですか? それでしたら、首輪とか手枷とかの取り扱いをしているんですね。それでしたら、そっち方面で見繕って頂いても?
あ、予算でしたら余裕がありますから気にしないで大丈夫です。わたしに似合うような首輪とか、拘束具。えっと、わたしに着せたいような……でも、いいですが」
業界の人の目で見ると、自分はどのようなものだろう。そこらへんがふと気になって、この人がわたしに対して選ぶのなら、どういう物を選ぶのかと興味半分でどういう物を選んでくれますかと、相手の反応を上目遣いに窺いつつ訊ねてみる。
■オルト > 「ああ、悪い悪い…見た目からは想像できなかったからな、でも人の趣味にとやかく言うのはここでは無しだよな」
不本意そうな声を上げる彼女に慌てて謝り。
「なるほどなぁ…」
改めて彼女の口から聞かされると色々衝撃が大きい。
彼女がここに並んでいる様な衣装を自分で着ているのか…と
改めて上から下へと彼女を見下ろせば、白いワンピースに包まれた肢体がかなりの膨らみを隠している事に気が付き、改めて想像が暴走してしまう。
「取り扱い…って言われればそうか…まあ奴隷用の首輪とか鎖とか鍛冶をやってるから注文に合わせて造ったりとか、あとは魔力封じ用に特別な鉱石使ったのも…主にこっちを造れるから色々と贔屓にして貰ってるんだけど…似合いそうなの?ええ…?」
魔術を使う奴隷の封印用の首輪や鎖が良く喜ばれているが、
似合うという観点で造った事も無く、しかも本人自ら似合うような物を用意してくれなんて戸惑ってしまう。
「いやいや…実用一辺倒の依頼ばっかりだったから似合うの何て頼まれた事ないからな…別に装飾して欲しいとかじゃないんだよな? 奴隷に使ってる無骨なのならまだあるけど…拘束具はそれこそ…むしろそのままの方が…?」
予想外の頼みにしどろもどろになりつつ、着せたい様な拘束具と言われて思わずポロリとそのままでも良いかもと本音を零し。
■セシリア > 「趣味の内容が、内容ですから。いちおう、ここの雰囲気にあわせて、えっちな下着とかにはしてきたのですが……」
見た目から、と言われるなら。もっと、表面的にわかりやすくファッションを考えた方がいいのでしょうかと視線を泳がせ悩む。
すぐに思いつくのはと言えば、肌の露出を増やすとか。扇情的なデザインに走る事ぐらい。
「魔力封じとか、随分と本格的な物を作ってるんですね。魔術師とか魔族とかの調教用ですか?
日常的に使ったり、身に着けたりするつもりはありませんから。普通に実用品でも大丈夫です。
なんでしたら、イメージしやすいようにわたしを拘束したり、調教したりするつもりで考えて頂いても……そのまま?」
魔力封じなど、そこらの人間相手の拘束具に必要とされる機能ではない。
調教師とかとつながりのある深めの業界関係者なのですねと理解して、なるほどと頷き。
実用性重視の無骨な品でもコレクション的には意味がありますし、問題ないですと肯定してから。そのままって、どういう意味ですかと不思議そうに相手の顔を見上げて、首を傾げる。
■オルト > 「……ん? ここの雰囲気にあわせて?」
何かを考えていて零れたのか、エッチな下着を付けていると自白されてしまい、想像が更に…むしろ実物が見てみたいと思うのも仕方ない。
「たまたま魔力の籠った鉱石を扱えたもんだからな、そう言った拘束具作るのに重宝されてる。 ああ、魔力使う技能持ちや種族はただの首輪や鎖じゃ意味無いからな…。 コレクション用って奴か?
調教するつもりでって…」
調教方面の関係者ではなくあくまで鍛冶屋としての雇用なのだが、
なんだか誤解を与えて居る事にも気づかず説明を続け、
自分でイメージしろと言われても、既に首輪など付けた姿を想像してますとは言えずに。
「ん?ああ…どうせなら普通に奴隷っぽくこんな衣装着せて
首輪とか付けるより、その恰好のままつける方が…って」
此方を見上げる彼女に説明をしながら、もしここで「試してみる?」何て言ったら了解されるのでは…等と考えてしまう。
■セシリア > 「あ、わからなかったのなら……訊かないでください」
隠すべき場所を隠していない。いわゆるオープンクロッチな下着を身に着けていたりするが。さすがに、自分から詳しく男性に説明するには恥ずかしく。
そっと、目を逸らして。詳しくは説明する気がありませんと態度で示す。ただ、両手で股間を押さえ込むような仕草を見せた事から、ショーツが過激な物を穿いているぐらいは察せるかもしれない。
「元はそっち方面の職人さんでしたか。調教の際には魔力を封じないと、色々と危ないというわけですね。
別にわたしは、調教師や奴隷商人を目指しているわけではありませんから。
機会があれば使ってみたいとは思いますが、コレクション的に欲しいというのが基本です。
わたしって、性奴隷として魅力ないですか? 調教するつもりにもなれませんか」
なるほどと、相手の言葉に頷き。日常的に使うつもりではないから、やはりコレクション的意味合いが強いですねと応じてから、多少は自分の容姿に自信があったのに。想像するには魅力が足りませんかと、ちょっと不安げな色を瞳に宿す。
「なるほど、普段の衣装に奴隷の証としての首輪を嵌めて日常の中の非日常と……さすがです」
なるほど、そういう演出もありですねと。さすが業界人と素直に相手の言葉を受け入れて納得し。
ちらりと目線は流れて、今のワンピース姿でも身に着けられそうなアイテムといえばと、視線が店内の商品の上をさまよったのは、頭の中でそのような格好をした自分を思い描いたからか。
■オルト > 「…あ、悪い」
流石に失礼なことを聞いたかとばつが悪そうに答えるが、
彼女がやけに手で隠すようなしぐさをするものだから
下の方にはずかしい奴を…と察してしまう。
「そっちのってのがどっちのかは判らないけど、元はっつーか今もっ現役の鍛冶士だぞ…ちょーっと副業にその手の仕事請け負ってみたら稼ぎが良くて驚いてるだけで……まてまてって、
そんな風に聞かれても困るって言うか…魅力が無い訳では絶対にないから!」
まさか彼女の方からそんな言葉が出てくるとは思わず大慌て、
思わず願望を吐露するような答えを口にしてしまう。
「あーもう…さすがとか言われてもな…、このままじゃ目立つし
なんなら部屋で試してみるか…?」
ただ単に自分の願望を口にしただけで感心されている様でくすぐったい、流石に店の前でこれ以上話続けては彼女に目立つと注意した意味も無くなりそうだとまた店の商品に視線を移している彼女に囁く。
■セシリア > さすがに、ひと目で見てわかる扇情的なファッションというのは勇気がいると、下着だけでもと挑んでみたが。
これはこれで恥ずかしいと体感として知る事になってしまった今日。
「鍛冶……ということは、金属加工が本職ですか。それですと、本来はピアスとかが売り物に?
良かったです。これで、魅力がないとか言われたら……ショックを受けます」
鍛冶師だけど副業。
そう耳にして、金属部品を使うとこから手を出して、販路を広げたのでしょうかと。相手の売り物について、少しばかり思考を巡らし。
力強く、魅力が無い事は無いと否定されて、ほっとした様子で表情を緩め。
思ってたのとは少し違うが、やはり作り手側の業界の人だったのだと認識を改める。
「試着ですね! わかりました」
試してみるかと訊かれて、普通の服を試着するかと訊かれたのと同様に嬉しそうに反応して、試着してみたいですと頷く。
■オルト > 「本来は武器の製造や修理に手入れが本職になるな…ピアスとかは作れない事は無いんだけどデザインとかがな…ありふれた物なら見様見真似で行けるけど、それじゃあ金にならないしな…そんなもんで副業としてあんまり見た目にはこまらない拘束具とかに流れた訳だ」
まあまあドロップアウト気味の流れだがお金が無い事にはどうにもならない、違法ではないのだからと自分に言い聞かせつつの仕事だが、今となっては稼ぎが良すぎて止める事も…と説明し。
「調教したくなる魅力って言うのが良く判らないけどな…普通にそれだけ綺麗ななら自信もって良いだろ…え?良いのか?」
調教したくなる魅力というか、魅力が有るからこそ…と言われれば
間違いなく後者の所為で色々な妄想が進んでしまうのは確かで、
彼女が自分の魅力を疑う事が信じられないと言った様子でいると
またまた予想外の返事に声を上げ…
「あ、そりゃ場所移動した方が良い事は間違いないんだけど、置いてあるのは俺の部屋だぞ?」
それでも良いと言うなら断る理由も無く、正直彼女が拘束具を
付けてる姿を見てみたい気持ちが一杯で、試してみる為自分の部屋に招くだろう。