2021/11/07 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にアウロラさんが現れました。
アウロラ > (バフ―トにひとつ用事があって訪れた時のこと。行きは特に問題がなかったのであるけれど、問題は帰りにあった。
使っていた馬車であるのだがトラブルがあって次の出発がしばらく先になるとのこと。
ならば、他の馬車を、と思ったのだけれどちょうどタイミング悪く次の馬車が来るのがしばらく先になるとのこと。一応、他の馬車もないこともないのだけれど少々割高であったり、妙な噂のある曰く付きの馬車しか残っておらず、しばらく考えた結果その馬車の再出発を待つことにした。
そこで問題になったのが金銭面である。予定より長期間の滞在になった為、お金がないのである。どうやりくりしても足りない。絶対に足りない。そんな額しか手持ちになかった。
仕方なしに仕事を探そうにもこんな街だ。やばそうな仕事しか残っておらず手を出すのをはばかられた。

――それが昨日の話である。もう明日以降のことは明日の私に任せよう、と吹っ切れてお酒を飲んだ。いっぱい飲んだ。もういっそ忘れてしまおうと。
・・・お金が更になくなってマジでピンチになった。昨日の私何考えていたんでしょう。)

流石にこの街で借金するのは、ない、ですし。仕事・・・仕事探すしかない、ですよね・・・。

(もういっそもう一回お酒を飲んで忘れてしまいたいまであるけれど先延ばしににしてもお金がない事実は変わらないし、仕事もない事実も変わらない。どうにかして馬車の出発までお金を確保しなければならない。さて、どうしたものでしょう・・・。
ふらふらと歓楽街の辺りをうろうろと歩き、なにか良い手段でもないか考えて。)

ご案内:「奴隷市場都市バフート」にグスタフさんが現れました。
グスタフ > ちょっとした依頼で小金が入り、男は銀貨を数えながら街を歩いていた。
乞食やなんかが恵んでくれとうるさいことはあるが、今日の視線の主は違った。
金に困っている女、はたから見てもそうとしか見えない女の視線を捕まえてしまった。
――さて、どうしようか。見目は悪くない。それもこいつは耳長だ。
むくりと嗜虐心を覚えて、からかうように一つ見せびらかして言い放った。

「――行く当てないなら、今夜どうだ?」

アウロラ > (むむむ、と今後どうするかを考えていれば男の声が落とされた。
行くあてがないのなら、今晩どうだ、と。
顔を上げてそちらに視線を向ければ男の姿。浮かべる表情から嗜虐心のようなものが隠しきれずにじみ出ているような、男。
普段であれば、その手は取らない。けれど、金銭的に困っている今であればその手を取るか迷う程に女は今追い詰められていて。)

・・・っ、

(ただまぁ、奴隷商人のようには見えないしそういうものに落とされるリスクと今晩何をされるかわからない。それのリスクを天秤にかければまだ彼の方がマシであるか。声を震わせながら)

――、がい、します。

(男に、縋った。)

グスタフ > 「おいで」

招き入れるように胸の内に呼び込むと、人前でするのだけは……今はやめておこうと連れ去った。

ご案内:「奴隷市場都市バフート」からアウロラさんが去りました。
ご案内:「奴隷市場都市バフート」からグスタフさんが去りました。