2021/02/09 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にルフィナ・エニコフさんが現れました。
■ルフィナ・エニコフ > 「まったく、禁制品を手に入れるのも楽じゃないわね」
薄暗い路地にある木の扉をから出てきては、手に持った革袋に視線を落として小さく呟く。
研究にしか興味がない両親に頼まれた品を手に入れることができれば安堵からか小さく息を吐き出し。
弟に物は入手したことを両親に伝えてほしいと双子のみにつながった魔法で連絡し。
袋を腰のベルトに括り付ければひとまずこの薄暗い場所から抜けることにしようと歩き出す。
多少戦えるとはいえ、それでなくとも治安が良いとは言えないバフートの、それも裏路地に長居するのはごめんだった。
■ルフィナ・エニコフ > 「それにしても、初めて来たけど噂通り背徳の街って感じね」
奴隷売買を主要産業とする街らしく。
そこら中で堂々と奴隷が売り買いされていて。
それでも表通りはまだ人として、財産として扱われることが主軸であろうが。
裏路地に入ればそれすらないようで、そこかしこで性のはけ口に使われたのだろう少年少女の奴隷が転がっていたりする。
先ほども一人、薬か何かで壊れてしまったのだろう、自分とあまり変わらない年の少女が倒れていたのをまたいだところで。
それでも何の同情も抱かず、邪魔だなと思う程度なあたり自分でも変わっているものだと苦笑をこぼし。
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にリヒトさんが現れました。
■リヒト > 「――や、っと見つけた。」
苦笑する彼女が道を行く途中、後ろから伸びる腕がその躰を捉えようと。
同時に吐き出される声は、どこか苛立たし気に疲れを帯びている。
長身の男の姿はローブで多くが隠されており、
目立たないその姿の陰、瞳の金色だけがやけに際立つだろう。
伸ばした腕が空ぶれば、大股で相手との距離を詰めにかかり。
不意打ちに成功したのであれば、口元覆うように手を当ててぐい、と。
路地を更に横に逸れる小道へと引き摺り込んでしまおうかと。
■ルフィナ・エニコフ > 「ん!っぐ!」
油断していたわけではなかったがもう少しで大通りに抜けるということと周りに気配がなかったから少し気が抜けていており。
背後からくる人影に気づくことなく不意を突かれ。
突然口をふさがれれば驚いた声を上げつつ、抵抗を試みるが体格的にも少女に過ぎないこともあり。
相手がそれなりの力をもって引きずればそのまま小道に連れ込まれてしまい。
■リヒト > 「散々探したんだ……報酬弾んでもらわんとなァ……」
そう語る男の口ぶりは、どうやら少女に向けた物ではなく。
近場に転がっているどうでもいい奴隷を足で除けつつ、
少なくともまともな奴が入り込んでこないだろう奥まった場所まで相手を連れ込んでしまおう。
無論抵抗はあるのだろうが、あくまで力のみであればゆうゆうと無視できるくらいの体格差。
「さて、と。」
口元覆う手を離し、彼女と正面から向き合う形に。
相手の瞳じっと見つめては、様子を確認するかのよう。
■ルフィナ・エニコフ > 「っっく、こんなところに連れ込んで何のつもり?
言っておくけど、今日は奴隷なんて買う気分じゃないわよ」
袋小路に連れ込まれ手を離されれば腰に下げていた細剣の柄に手を添え。
しかし相手がすぐそばであれば抜いても制されるだろうとあくまで構えをとって隙を伺いながら。
気丈な声で相手に言葉を離し。
■リヒト > 「お前が買う側?面白い冗談で……全く、お気に入りなら逃げる必要も無かろうに。」
言葉は全て出まかせの嘘だとでも思っている様子。
男の口ぶりから、どうやら逃亡奴隷の誰かと勘違いされている、というのは察せるだろうか。
獲物に手を添えたのを見れば、鼻を鳴らして笑い、その手をぱしりと叩き落し。
片手を顎に寄せて軽く上向かせると、その唇奪わんとして顔を近づけていく。
下手に甚振るよりは、さっさと己の体液、媚毒呑み込ませるのが早い、との算段。
■ルフィナ・エニコフ > 「っ……いったい何をいってるのかさっぱりだわ」
実践経験の差だろう。
此方が武器に手を伸ばしたのを察して素早く手を叩き落されれば悔し気に眉を寄せ。
続く言葉にいぶかし気に眉を寄せるも、無理やり顎をつかまれ上を向けられればそのまま唇を奪われてしまい。
「く、や…め……んん!」
何とか相手の胸を押して跳ねのけようとする者の対格差はいかんともしがたく。
そのまま相手の唾液を流し込まれ、それを呑み込んでしまえば徐々に脳がしびれるような感覚が広がり。
それとともに全身の体温が上がってくれば四肢に力が入りづらくなって震えるようになり。
■リヒト > 「よし、よし……大人しくしていれば、悪いようには、ならんさ。」
長い舌が唇を割って口内を舐り、とろ、と滲む唾液が粘膜を汚し、喉にまで流され。
押しのけようとしていた腕も力が途中で抜けていると気付けば、そこで一旦唇を外し。
舌をわざと見せつけるようにしてからしまい、くふ、と機嫌良さげに笑って見せた。
「……手間賃でも、貰っておくか。」
そう呟けば、四肢震えさせる彼女を壁に追い詰めるように身を寄せていき。
膝で下腹部のあたりぐりぐりと押し込みながら、片手で武装を解除し。
次いで、衣服越しにすりすりと胸元やらを撫で回し始めて。
■ルフィナ・エニコフ > 「いったい……なにを……」
何を飲まされたのかは察しが付くものの、聞かざるを得ない様子で。
眉はきつく睨むように寄せたままだが、瞳は発情した雌のように潤み熱を帯びていて。
「ぁっく……やめ、っは!」
下腹部越しに子宮を圧迫されるだけで子宮がキュンと疼いて全身をビクっと体が震え。
服越しに胸を鰆られれば触ってようやくわかる程度のふくらみが相手に柔らかさを伝え。
抵抗するように相手の手首をつかむものの、すでに軽くいってしまったのか当然のように力が入らずにいて。
■リヒト > 笑みだけを深める男が再び顔を寄せ、こくなる影に少女が呑まれる。
このような場所、通りがかる物もおらず、風すらも抜けていかない。
二人分の声だけが時折響いて、くぐもって――……
ご案内:「奴隷市場都市バフート」からリヒトさんが去りました。
■ルフィナ・エニコフ > 【移動いたします】
ご案内:「奴隷市場都市バフート」からルフィナ・エニコフさんが去りました。