2020/12/13 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にネリネさんが現れました。
ネリネ > 「んくんっ、んぅ、ふ…く―――!」

くぐもった声。濡れた音。
肉と肉とがぶつかり合い。一つのモノに、幾つもの影が覆い被さっている。
圧し潰されたようなその声も。理由はきっと一目瞭然。
ソレは頭を掴まれ、喉奥へとぶつかるまで、肉棒をねじ込まれている。腰が使われ、上半身全てを、揺さ振られている。
喉を一つの肉穴として、擦らせ、男が快感を貪っていた。

もう一つの音色も。いや、二つの音色も、見たままだろう。
痙攣する両脚の狭間、潜り込んだ男が、性器を犯している。
その男を悦ばせる、跳ねるような腰遣いは。決してソレの意思によるものではなく。
また一人、別の男によって。下から尻穴を貫かれ、全身を揺さ振られている為だった。

穴という穴。そうとしか言えない使われ方が行われているのは。
奴隷市に程近い、とある娼館だ。
たまたま娼婦の数が足りなくなり、代わりとしてソレは団体客に提供された。
薄暗い寝室の中。もう何時間。男達による使用が続いている事だろう。

「――――………!!っぇ゛っぅ…ぅぐ、んぐ…ぅぅ゛ぅ゛!?」

ソレがどれだけ。快楽を、絶頂を。度を超して与えられても構わずに。
建前としては。商売であり、男も女も傷付く事のない、合意の上の乱交だが。
実際の所、建前は所詮建前であり。一方的な、輪姦。それでしかなかった。

ネリネ > どこかで、使い潰される事になるのか。わからない。
少なくともソレ自身が決められる事ではなく。客という立場の男達が満足するまで。終わらない。
擦り切れた喘ぎは、夜が明けるまで続き。それでも尚終わらなかった。

全ての男達が、吐き出せる物を吐き出しきって、館を後にする頃。
寝台の上、放り出されたソレは。内から外まで何もかも、余す所なく、白濁で穢れきっている。

しかし。
そんなものは奴隷市場の日常だ。
また明日からも、その先も、変わる事なく。ソレはこうして使われていく。

ご案内:「奴隷市場都市バフート」からネリネさんが去りました。