2020/11/15 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート 奴隷市場」に八蛟さんが現れました。
八蛟 > ガラン、ゴロンッと板靴の音が市場に響く
2mの人肌の体格と、毛皮羽織を身に着けた折衷服
背丈に見合った肉をつけた金色の髪が、羽織の上で流れ、歩むたびに揺らめいている。

腹掛けという袖の無い前隠し
羽織った先から覗く腕と面貌
傷跡が奔るのは二つや三つではない。

この体格でも癒えなかった傷をいくつも受け入れながら、潜った修羅場があると市場の荒くれに知らせる。
商品としては一風変わったものになったかもしれない。
しかし品定める前に損がでかいと、周りは雌の凹凸が見えるとも人外を思わせる匂いが強く、遠ざかる。

肩には荒縄で縛った焼き物の酒精瓶。
釉のかかったそれは器事遠方から仕入れたそれなりの値がする酒を思わせた
肩に担ぐそれは体格に見合っており、人が持てばそれなりに大ぶりな酒だろう。

「さて、酒は手に入ったものの、どうしようかねぇ。」

舌をなめずり、魔鏡な混ざり具合を見せる市場を目は流しながら、瞳は喜色を浮かばせる。
八蛟は楽しむつもりで慣れ親しんだ奴隷市場を訪れた
しかし切っ掛け一つでそれが鬼にとって楽しめる、どっちに傾くかはまだ決めていない。

ご案内:「奴隷市場都市バフート 奴隷市場」に八蛟さんが現れました。
八蛟 > 市場は馴染み深いダイラスより北に位置する場所ながら、この檻の地獄めいた場所が肌に合う
海沿いも好ましいものの、何人か見知った商人は気軽に挨拶を交わし見上げてくれるものだ。

『よう、大将。 使い捨てをお探しながら好いの出そうか?』

「それもいいんだけどねぇ、まぁもうちっと考えるよ。」

鬼の体格に見合った力任せた行為は、何人もダメにしてしまう。
背丈の見合う奴や、受け入れに耐えられるほどの淫売でもなければ。
故にああして使い捨てを売ろうとするのだ。

鬼の稼ぎや懐具合をそれなりに太く見ているのだろう。
八蛟も二度、三度はそういった遊びに興じたことがある。
相手を気にせず犯すなどというそれは、人外めいた者でなければ最後は果てる。

ひらりと手を振り、市場を練り歩く。
まだ喉は乾かず、酒を飲む手ごろな場所でもない限りはこのまま歩くだろうか。
中には商品入手の為の兵にと、酒と女をちらつかせ擦り寄る者がいるものの
八蛟は片手を振るい、羽虫を落とすように視界からそれが消えたのなら、鼻で笑い眉を顰める。

「これから美味い酒と女はどーするかって時に……酸っぱくさせる気かい全く。」

ご案内:「奴隷市場都市バフート 奴隷市場」に八蛟さんが現れました。
ご案内:「奴隷市場都市バフート奴隷市場」に八蛟さんが現れました。
八蛟 > 其の後、適当なテント場所を散策しながら、やがて目に止まる相手でもいたのか
鬼は中へ入るとしばらく出て来なかったとか〔p:フリーズによる再入室多々失礼しました

ご案内:「奴隷市場都市バフート奴隷市場」から八蛟さんが去りました。