2020/10/24 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にクロミヤさんが現れました。
クロミヤ > (奴隷市場都市バフ―トまでの護衛任務。報酬はなかなか、待遇もそこそこ。馬車がちょっと狭くて尻が痛くなったことを除けばなかなか旨味のある仕事であった。あともうひとつ、不満をつけるならば――。)

宿、どうしましょうか・・・。

(到着が夜になって宿がなかなか取れずにいること・・・。予定ではもうちょっと早く解放される予定だったのだけれど何か色々あって解放されたのがついさっきになってしまった。こんな遠方の地であらかじめ宿を取っておくコネなんてないし、仕事の報酬に宿なんてものもなくこんな日が落ちた時間から宿を求めて右往左往することとなってしまった。

奴隷産業、それも性奴隷が主産業となっている街であるからこの街はマグメールの街より更に性に対してオープンで、平気な顔でその辺に娼館とか、ラブホテルとか、並んでいる。
それで、そのお店で働いてる人、なのだろうか。そういう、セックス、とかしてる写真とか広告として張り出されたりして。)

・・・。

(時々、足を止めて、それを思わずぼーっと見つめてしまったりも、する。後ろから腰やら腕を掴まれてガンガン突かれながら顔を気持ちよさそうに歪め涎を垂らしながら犯されている写真、とか。体格差のある男性にのしかかれて足を抱えられながら上から犯されている・・・種付プレス、というらしい。そういう、写真とか。両手にそれぞれ男性の肉棒を握り、ぺろぺろと美味しそうにそれを舐めている写真、とかそういう広告とか、平気で張り出されているから嫌でも目に映るし・・・。)

――っ・・・ちがう、もの。

(そういう事してるの、気持ちよさそうだな、なんて思わず思って、羨んで、しまって。ゾクリと昂ぶる身体をふるふると軽く頭を降って振り払う。
そんな、無理矢理とか一方的とかよくない、と思うし・・・。)

は、早く宿屋・・・宿、見つけましょう。えぇ・・・。

(少し頬に熱が灯りつつも今宵眠る宿を求めていかがわしい広告が並ぶ道をとぼとぼと歩く。この辺に、宿屋多いって聞いたんですけれども・・・。)

ご案内:「奴隷市場都市バフート」に黒須さんが現れました。
黒須 > 「はぁぁ...ッかれたァ...。」

(市場に1人の男が歩いていた。
黒須狼、第7師団に所属している戦闘兵であり、副業気分で冒険者ギルドの依頼を行っていた男だ。
今日も同様にギルドの依頼を終えたその帰り、乗っていた馬車の歯車が壊れてしまい、移動不可となってしまった。
魔術で直す方法もあったが、そんなことに使ってしまっては貴重な魔力が消えてしまうため、諦めて徒歩移動をすることにした。)

「さて...どこで1夜過ごすか...。」

(周りを見ても娼館やラブホばかり。
男1人入るのもおかしな話であり、ましてや娼館の女には浴場する気持ちにもならなかった。
どこか適当な相手がいれば1夜過ごすのに十分であるが、気分的に会う人も居なかった。)

「めんどくせぇ、仕方ねぇ...こうなりゃ面倒だが、ラブホで我慢して...あ?」

(そんなことを考えていると、ふと前を向いた時に目に入ったフードを被る小さな子供。
こんな町になんの用かと思いながら、あからさまに犯されている写真の広告を見てはとぼとぼと歩く姿を見た。
少し様子見するように立ち止まるも、歩いては少女の前に立った。)

「...嬢ちゃん。こんな所で、何してんだ...?」

(低い声を頭上からかける。
そこ後、少女が立ち止まればその場でしゃがみ目線を合わせるようにしようと思い、立ち去るならそれまでだ。
少女の身長からして、見えるのは2本の黒い足。
そして、全体を見れば帽子、革ジャン、Yシャツ、ズボン...全てが暗闇の中に溶け込みそうな程の黒1式の姿をしていた。
しゃがめば獣らしい大きく広い後ろ髪に、サングラスを外せば顔色を伺えにくいポーカーフェイスの表情と睨んでいるつもりは無いがそう勘違いしてしまいそうな鋭い目を向けることとなるだろう。)

クロミヤ > (少女も年頃の女である。そういう時期、じゃないとしてもそういう事には興味があるし、そういう気分になることだってちょくちょくある。マグメールの街もそうであるけれど性に対して積極的で開放的であるから・・・そういう空気にあてられて、そういう気分になることは、ちょくちょくあった。今日もまた、そういうモノを見てしまってちょっぴりそういう気分である。本人はふるふると頭を振ってそういう煩悩を吹き飛ばそうとはしているものの色欲というものはそう簡単に振り切れるものでもなく。)

――ッ・・・、いえ、特に何も。ただ・・・宿を。宿を、探しているだけです。

(フードの中を覗けば爛々と輝く真紅の瞳。フードを被り影がかかる中で赤く輝くその目は人を威圧するかもしれないが歴戦の戦士ともなればその程度で臆することもないか。

男と話す声には気丈に振る舞おうとはしているものの多少の震えが見えるだろう。ただそれは、男の威圧感とか、そういうものではない。一応、この少女とて冒険者でありいっぱしの魔術師の戦士である。男の顔が怖いとか、威圧感があるとか、そういう程度で足が竦んだりはしない。、ただ・・・つい先程いかがわしいものを見ていたから、少しばつがわるいというか、そういう感じである。)

黒須 > 「...」

(フードの中で見えた瞳。
綺麗な赤、真紅の瞳を見たあと、軽く匂いを嗅いだ。
少女から来るこの匂い、ただの子供という訳ではなく、もうひとつ、動物の匂いがした。
感じ取れる魔力から見て使い魔がいる訳でもなく、その匂いの正体はよく知る動物の匂いであった。
ミレー族、答えはそれだと察した。
今まで何度もミレー族と出会ったことがあったために、匂いは既に覚えていた。
フードを被っていても分かれば、それ以上晒し者にする気もない上に、面倒なことを起こす事はまずもって考えなかった。)

「お前さんも宿探しか...。」

(チラリと少女が見ていた広告を見る。
ここの町を歩いている時に何度か見た同じようなハードプレイの広告、それと同類の物があり、少女もそれを見ていた。
しかも、ふと目に入ってしまい、破廉恥な気持ち故に目を伏せたにしては遅く、その広告をじっくりと見ているようにも見えた。
そうすると、少女に近づくように軽く動く。)

「...お前、あの広告が気になるなら...俺が相手をしてやろうか...?
その代わり、近くの宿代わりにラブホの金は俺が出す...。
お互いに探しているものが同じだ...嫌じゃねぇなら、この話...乗らねぇか?」

(少女のミレー族なら耳は良いはず。
2人の間でしか聞こえないような声質で交渉を始めた。
自分としてはハードプレイは好きであれど、嫌がり相手を無理やりするのも主義ではなかった。
この話も、ゲスな顔なく、至って真剣な顔で話しかけていた。
興味があって行える上に宿も取れる、双方に取って得のある話だと思ったが、断られるのも前提に考えていた。)

ご案内:「奴隷市場都市バフート」から黒須さんが去りました。
ご案内:「奴隷市場都市バフート」に黒須さんが現れました。
クロミヤ > 何、ですか・・・?

(匂いを嗅がれる、というのは好きな相手・・・そう、例えば将来を約束した恋人、とか。そういう相手でもなければあまり良い気分のするものじゃない。たとえ、良い匂いがしたとしても。
相手がそういう所作を見せたのならフードの下で不満そうに唇を尖らせる。)

――っ!?

(男から囁かれるように破廉恥な提案をされれば驚いたように体を跳ねさせ、目を見開き、数秒ほど停止した後に え?私・・・?私と、あなた・・・? とでも言うかのように男と自分を交互に指を指す。フードの下の顔を覗けばあからさまに混乱をしている表情が見られるだろう。)

ぃやっ・・・わたし、その、あの・・・っ

(顔を真っ赤に染めて、目はぐるぐると混乱したように。恥ずかしそうに両手の指を擦り合わせつつも、相手を突き飛ばしたり、罵倒したり、逃げ出したりしない辺り興味はある、という所だろうか。けれど、よろしくおねがいします、なんて言う度胸もなかなかなくて・・・。

もうひと押し、その背中を押してやればぐらりと傾くかもしれない。ただ・・・めんどくさい、と男が思うならばそれまでだ。)

黒須 > 「ん、いや、わりぃ…。思わず嗅いだことある匂いがしたと思ってな…気になって、嗅がせてもらった。」

(だいぶ無礼なことだ。
だが、それでも黒須自信の気持ちとしても興味があり、観察させてもらったのだった。)

「…お前がミレー族だってのは分かる。
だがな、俺はそこらの平民どもみてぇな偏見もねぇし、差別もねぇ…。理由がわからねぇからな…?」

(ミレー族の差別は自分も知らない事情であった。
貧民地区での教育は全く持って無く、一般常識もかけているほどであった。
知っているのは女の抱き方と仕事の事。後諸々はここでの生活で学んでいたばかりだ。)

「…あんたがもし、ああいう風なのを望むのであるならば、俺もその通りに抱かせてもらう。
どのみち、俺もハードプレイは好きだからなぁ…。
お前の気持ち次第で目処を付けてやる…だが、これ以上何も言わないのであるならば…俺はあんたを担いでそのまま…朝までその体、好きに抱かせてもらうぞ…?」

(低い声で少女の耳に語り掛ける。
色欲に興味のあるそのよう様子に漬け込むかのような悪魔の所業。
都合よく一夜の相手をしてくれるなら、自分もそれに素直に行おうと思っていた。)

クロミヤ > (ミレーと看破された事に対してスゥー・・・と息を吸う。この街・・・いやこの国の人間はあまりミレーに対して好意的ではないから。だから・・・この人もそうなのかと。
けれど続く言葉は偏見も差別もしていない、ということ。本音かどうかまではわからないけれど、表面上は少なくともそういう風に振る舞ってくれているのだろう。)

あなたのような人が、増えてくれるといいのですけどね。

(理由も歴史もしらず、ただ大人がそうであったから、親がそうであったから。だから、差別し虐げる。そういう人間は少なくない。けれど・・・彼はそうではないらしい。少女はミレーに対する差別と偏見を嫌う。だからこそそうではない彼のあり方はありがたかった。 ・・・少し好感度があがった。)

――・・・。

(ああいう風を望む。つまりは先程見た広告のように、抱く、セックスをする、ということだろう。つまり・・・その、後ろから乱暴にガンガン突かれたり、足を抱え上げられながら上からのしかかられて犯され、たり・・・精液に濡れた顔で射精した彼のペニスを奉仕したり、みたいな。そういう。 
・・・想像した。想像して、しまった。あの広告の女性が自分になって。女性を犯していた男が彼になる。そんな姿を。
どくん、どくんと興奮したように跳ねるは心臓の音。されたい。やられたい、と願うのは本能。一度火がついた性欲というものは解消されるまで止まることはなく、ごうごうと燃え上がる。)

――・・・ます。

(掠れるような声で何かしらをつぶやき、ちょん、と彼の服の端を摘むように引っ張り、残りの片手で恥ずかしそうにきゅっ、とフードを引っ張り表情を隠しつつ、明後日の方向を向く。
声が聞こえずとも彼には伝わるだろう。

・・・シて。あれみたいにやって。激しく、壊れるぐらいに私を愛して。私を求めて。
そういう少女特有の性への興味。そして、承認欲求。それが男からの誘いに乗る、という形で現れた。)