2020/09/07 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にロブームさんが現れました。
ロブーム > 奴隷都市の、一番人通りが多い地域。
そこを、一人の男が歩いていた。
男は、悪魔――それも人の善性を貶め、蕩けさせる事を何よりも得意とする悪魔である。

「配下達に充てがう奴隷は大体これで足りるだろう。
後は、個人的な買い物だが……」

ロブームが抱える大量の配下。彼らの多くは人間の精を貪ることを本能・或いは必要としており、その為にロブームは多くの奴隷を度々購入していた。
そして、それが終わると今度は個人的な買い物――となる訳だが。

「さてさて、買い物の楽しみはただ買うのではなく、『掘り出し物』を見つける事ではあるが……果たして、今日は見つかるか否か」

そう呟いて、男は街を見て回るのだった。

ロブーム > 尤も、男がほしいのは奴隷だけではない。
奴隷市場に来たのだから、まず探すのがそれというだけであり、実際的には女性ならばある程度、何でも良い(特にロブーム程の力があれば、殆どの人間は"奴隷"にできてしまう)
勿論、それが『美しい心』を持つ者であれば尚良いが――理想を追い求め過ぎることの弊害もまた、ロブームは知っている。

「とはいえ、流石に街を歩くのも倦んできたな……」

何処か、店――飲食店なり娼館なりを探そうかと。
男は、バフートの地図を手元に召喚し、暫し眺めるのだった。

ロブーム > ――男はそのまま、何処かへとあるきだしていく
ご案内:「奴隷市場都市バフート」からロブームさんが去りました。