2020/08/31 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート 大通り」にロブームさんが現れました。
ロブーム > 此処は、ダイラスさえも超える悪徳の街、バフート。
その大通りを、ローブを着た肥えた男が歩いていた。
彼は、悪魔である。それも、『美しき心を持つ者』を、蕩かし、背徳と快楽に沈めるという質の悪いもの。
一見すると、彼にとって全く用がない場所と言える訳だが――しかし、

「(泥中の蓮華、という言葉もある。こういう悪徳が蔓延る場所だからこそ、善性や誇りといったものが輝き、見つかる事も多分にある――)」

故に男は、そういった美しい心の持ち主――泥中の蓮華を探し歩く。
下卑た欲望を秘めた客や、それを売る買い手。そして絶望に染まる奴隷以外のモノを。