2019/07/27 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート 奴隷市場」にユエルさんが現れました。
ユエル > (奴隷を交易を主な産業としているバフ―トではあるけれど、扱う品は決してそれだけではない。王都ではなかなか手に入らないような道具などといった貴重な品を求めてこの都市を訪れるものもいる。
ハーフエルフの魔女たる少女もその一人だ。奴隷、が目当てではなく道具目当てに馬車に乗り込み、この都市へと訪れた。

今回の目的の品は奴隷市場、という中央地区での購入となってうろうろと目的の品を探しながら街をうろついていた。
その最中、嫌でも目に付き、耳に届き、鼻をつくのは濃厚な性の香りである。
あちらこちらで店主が奴隷をアピールする為に、裸、もしくは裸に近しい格好で表に立たせ、場合によってはその場で犯してみせる。
そして、客は味見と称してその場で嬲り、犯すことだって日常茶飯事。
であれば、その情事の光景・・・性器を堂々と晒し、肉をぶつけ合う姿。ぱつん、ばちん、と肉をぶつけ合う音にくちゅ、ぐちゅと響く淫らな水音。そして、雄と雌の匂いが混ざりあった性臭。そのような嫌でも興奮と発情を誘うような要素が周囲から当然のようにぶつけられていて。それも、彼らが行うのはまともなものであることは少なく、大概はハードでアブノーマルな行為が多い。

一人の女性を複数の男で襲う者。拘束し、自由を奪った状態で犯す者。身体に卑猥な落書きを施し、玩具で弄ぶ者・・・etc

彼らの行う行為は様々だ。けれど、それらの行為は確実に少女の五感を刺激し、興奮と発情を促す。
被虐の素質を持つ少女は時には犯される奴隷を見て羨ましい、なんて思ったり、時には想像の中でその性奴隷を自分に置き換えてみたり、時にはゾクゾクとその光景に興奮からか身体を震わせてみたり。

いけない、いけないとは分かっているのに浅ましくも男を知ってしまっている身体はその芯に宿った火を消せずにいた)

ご案内:「奴隷市場都市バフート 奴隷市場」にトランプさんが現れました。
トランプ > 冒険者でもあり、貴族でもある男の正体は吸血鬼である。
その為、血を求め奴隷を買うこともある。
そうして、精や快楽を貪る者たちの中を、男はどこか退屈そうに歩いていた。
血を呑むにはあまり面白みのない相手ばかり…。

その折り見かけたのはどこか熱い視線を犯され悲鳴を上げている奴隷達に視線を向ける少女。

男は気配を消し、熱い視線を向ける少女の背後に回り…悪戯な笑みを浮かべなが甘く囁きかける。

「お嬢さん、今宵の催し物は如何ですか…?」

ユエル > ――ひゃっ!?

(少女のような存在は多少珍しいが、いない訳ではないだろう。そういう 性癖 の女もいるからして。
けれど、自分からその身分へ堕ちるのはあまりにも危険で、あまりにも未来がない。だから、時折空想の中で楽しむに留まる。

けれど、その姿は他の客とは視線の種類が違う。敏いものであれば、その違いに気づくだろう。

少女に声をかけた男がそうであるかはわからないが・・・唯一、確かなのは少女は声をかけられるまでその存在に気づくことはなく、声をかけられれば驚いたように飛び上がった、ということか。

どくん、どくんと早鐘を打つ心臓を抑えるようにその豊かな胸にそっと手を載せながら振り返り)

あ、の・・・どちら様、でしょう・・・?

も、催し物、ですか・・・?えぇ、と・・・その、活気があって・・・素敵だな、と思い、ますよ・・・?

(その声はびくびくと怯えているようにも聞こえて少女の臆病で人見知りな性格がよく顕れているか。

そして感想を聞かれれば、私もあぁいうこと・・・されてみたい、です・・・なんて言える程オープンではなく。かといってこんな女性が蔑ろにされるようなこと、間違っています!なんて言える程強情でもなく。ただ奥手で臆病な少女にできるのは角が立たないようにそれらしいことを言ってその場を流すことくらいか。

トランプ > 嗜虐心を擽る少女の小さな悲鳴。
広場で繰り広げられる狂ったショーに向けられていた熱い視線は今は恐怖や怯えを孕みこちらを見詰める。

「あぁ 私はトランプと申します 以後お見知りおきを。
そうですか? 私は見ているだけよりもやはり自分でやらないと物足りないですがね…」

全てを飲み込む闇を思わせる漆黒の瞳を相手に向けながら男は悪戯っぽく笑いかける。

まるで小動物の様にびくびくと怯える様にも見える相手を見詰める男は手を伸ばし相手の頬に細長い男の指で撫でようとする。

「貴女のような可愛らしい方が一人でこんな場所にいると…、私の様な男に食べられてしまいますよ?」

と、男は相手との距離を詰めるように一歩踏み出し、相手の腰に腕を回し抱き寄せようとする。
相手が男に抱きしめられれば鼻を擽る甘い催淫の香りが相手の中に徐々に溶け込み始める。