2019/05/02 のログ
セレナ > お宝探しのちょっとした冒険気分と、いけない場所に足を踏み入れる背徳感。
悪い事だと思っているからこそ、それを犯すときには心が揺れる。さすがに奴隷そのものは並んでいないが、それに係るアレやコレを商品として並べてあるからこその淫靡な雰囲気に身を浸すのは、悪徳の味わい。

「……こういうのも、在るのですね」

見慣れて平気とは言わないが、女性を対象とした調教器具の類は数多く珍しくない。この店内にもそれらは、数多くありふれていたが、男性向けとなると珍しい。
イケメンだのマッチョだの。あるいは、ショタだのの見目の良い男奴隷の使用済み衣料も、女性のそれと同じノリで小さくコーナーを作ってあるのを見て、さらに珍しいと足を向け。
男の人の匂いがしますと、ちょっとばかり顔を寄せて匂いを嗅いではしたない事をしてしまったと顔を赤らめ。

「……ぁ」

きょろきょろと、あたりを確認してから改めて匂いを嗅いで。普段、絶対にする事のない行為だからこその背徳感にどきどきしつつ、男の人の匂いってこんな感じなんですねと再確認。

セレナ > はしたない事をしている自覚があればこそ。こそこそと、匂いを嗅いだりして普段じっくり見ることのない男性服などを間近に見て確認し。
これは、作品の資料に使えますねと記憶に刻むと、そそくさと元の場所に戻し。
さすがに、これ以上は探索してもお宝的な目ぼしい物を見つける事はできそうにないと見切りをつけて。
ひっそりと、店内を後にして。

ご案内:「奴隷市場都市バフート」からセレナさんが去りました。