2019/02/18 のログ
■ユエル > (顔を隠すようにフードを目深く被り、がやがやとこんな夜更けになってのも賑やかな市場を少女は通り抜ける。
そも、あまり賑やかしい場所はそんなに得意ではなく、更にはどこか目に欲望の炎が宿り、狂気にも近い光を宿しているかに見える人が時折見かけるこの街は少々恐ろしいものも感じる。感じるけれど・・・ここでしか手に入らないものも多く、どうしてもそれが必要、となればこうして顔を隠すようにしながらも市場に足を運ぶ事は時折あった。
今宵も、必要な薬があってここに訪れた。あまり表には流通しない薬であるが為にここまで来たのだけれど、自分の考え過ぎかもしれないけれど、やはりここの人々の視線には少しばかり恐怖を覚える。びくびくと少しばかり指先を震わせながらも、きゅっ、と自分が纏うコートをその恐怖心を紛らわせる為か強く、握って。)
・・・ここも、変わりませんね。
(捜し物を求めてふらりと市場を回れば時折目に入るのがおそらく奴隷だろうか。裸同然の姿で首輪をつけられて立たされている姿。少し裏の方へ入ればその奴隷を性的に弄んでいる姿も容易に目にすることが出来る。 その姿と声には心も痛むけれど、自分にはどうすることもできず。そ、と目を反らして歩みを進めた。 ――胸の奥に、わずかにぞくりと昂ぶるものを宿しながらも、見ない振りをして、市場に目を通しながら歩き続けて。)
■ユエル > あった・・・!(市場をぶらり。散策していれば、遂には目的の品を発見し、店主と交渉しどうにか買い付ければ安心した様子でバフートを去っていく少女の姿があったそうな。)
ご案内:「奴隷市場都市バフート 市場」からユエルさんが去りました。