2018/04/24 のログ
ジュン > 「ととっなんだ…?あぁごめんごめん大丈夫かい」
誰かにぶつかったことにワンテンポ遅れてから気付き
少し身を屈めて彼女に手を差し出す
「いやあごめんね周りに夢中になってて
ふむ、君も何か探し物かい?よかったら一緒に探そうか?」
声から女性とわかれば少し優しく声をかけ
股このような場所にくる理由をかっこうから考えれば探し物でもあるのだろうかと推理すればそれを手伝おうかと矢継ぎ早に申し出る
若干それをきっかけとしたナンパにも見えるだろう

ユエル > (とさり、と顔の前を覆うように落ちてきた帽子。それを持ち上げて被り直せばその隙間からその白い肌とさらりと流れる黒髪が見えるだろうか。
そして、彼から手を差し出されば)

あり、がとう・・・。

(その声は消え入りそうな程小さく、けれども澄んだ声をしていて少女の人となりをなんとなく映すだろう。そして、捜し物を手伝おう。そんなこちらを気遣うような事を告げられれば)

・・・。いっ、いえ・・・!大丈夫。大丈夫、です・・・!

(数秒程驚いたようにぽぅっ、と彼の事を見つめた後、ぽんっと音を立てるように顔を真っ赤にして必死にその誘いを断るだろう。

――言えない。とても言えない。精液、を探してるなんてとても言えない・・・!決してそれを探す理由は邪な理由ではなく、魔術的、学術的な価値としてそれを欲してるのだけれど・・・モノがモノだけに素直におねがい、なんて言えるものではなかった。)

ジュン > 「おっ…」
見えた美しい黒髪と肌に少し感嘆の声が漏れる

「いやいや遠慮しないで?あぁそうかこういう所で探すんじゃ
少し恥ずかしいか、大丈夫誰にも言わないよほら困ってる時は頼ったほうがいいっていうし
こっそりでいいから教えてごらん?いい奴隷?玩具?それとも何かのお薬?
それに俺もさっき色々見てきたしもしかしたら場所知ってるかもしれないし」
と次から次へと彼女の反論を許さないかのようにまくし立てて行く

ユエル > (恥ずかしそうに魔女の帽子をかぶる辺り自分に自信がない、もしくは恥ずかしがり屋・・・そんな性格が垣間見えるだろう。そのまま息もつかせぬように彼がまくし立てれば)

あの・・・その・・・っ

(その勢いに押されるようにして困惑している様子が見えるだろう。 ――このまま押せばイケる。 彼にそんな確信地味た感情を与えるだろう。もし、少女の魔女帽子を押し上げて、きちんと顔を見ることがあれば、目をぐるぐると回して混乱してる様が見えるだろう。根本的にあまり人と積極的に話す方ではないためか、一気に畳み掛けられるのは苦手なようである。)

・・・どちらかといえばおくすり・・・

(の、材料を探しに来ている。けれど、それの正式名称は言いづらく、ちょっとうつむきながらぽつり、ぽつりと押し負けたように話していくだろう。)

ジュン > (もうひと押しかな)
彼女の様子からやはり押すのは間違っていないなと確信しながら
「うんうんお薬かそれじゃあ一緒に探しに行ってみよう?
あぁでもどんなお薬なのかわからないと探しようがないなぁ
やっぱりちゃんと教えてくれるかな、こう耳元でこっそりでいいからさ」
と貴女の両肩を軽く掴んでは囁き易い様に自身の耳を近づけていく

ユエル > (耳を寄せたのならば、ほぅ、という少女の吐息が聞こえるか。視線が左右に泳ぎ、迷ったり、真っ赤になったり、困った顔をしたり・・・と百面相を見せるか。そして、やがて覚悟を決めたように)

その・・・、あの・・・せ・・・きが・・・

(掠れたような声で少女はささやくだろう。その声は果たして少年に届くか否か。
もし、少女の顔を見ることがかなったならば、今にも泣きそうな程真っ赤な顔で涙を溜めているのが見えるだろう。それほど、少女にとってそれを伝えるのは、恥ずかしい、と。つまり、そういうことだ。)

ジュン > 「んふっ」
吐息がくすぐったかったのかそんな声が漏れる

「んー?せ・・・き?なんだろちょっとよく聞こえなかったなもう一度よく聞こえるように…」
ともう一度聞き返そうと表情を見れば顔を真っ赤にして恥ずかしそうにしている少女の表情
そこから少し考えれば答えも見えてきて

「あーもしかして精液…かなー?
いやーまあそれなら確かに恥ずかしいよねぇ
しかし困ったなぁ流石に俺も精液は見なかったしなぁ
あぁそうだ、ならさ折角だし俺のを上げようか
まあその代わり手伝って貰うことになるけれど、そうだそれがいいそうと決まれば人気のない所へ…あっちがいいかな」
流石に内容が内容だけに小声ながらも
またしても次から次へとまくし立てればそのまま彼女の腕を取りろうとし
そのまま抵抗も無ければあれよあれよという間に人気のない路地裏へと連れていかれるだろう

ユエル > あの・・・、だから、ね?

(不安そうに、心配そうに声をかける。けれど、その不安も心配も自分に向けられたもの。軽蔑されないか。痴女だと思われないか。そんな不安が形となったものである。そして、自分が言いたいこと・・・それが看破されれば)

ち、違うの・・・!決して、変な意味じゃなくて・・・!その、お薬!お薬の材料で、それが必要で・・・!

(そう必死に主張しよう。決して邪な理由ではなく。そう、これは魔術的・学術的に必要なことであって。決して、変な理由では・・・。)

ぃ、や・・・、むりぃ・・・やっぱり、むりぃぃぃぃぃ!

(そんな絶叫を残し、少女から魔力の奔流が弾ける。暴風を撒き散らし、少年の手をはねのけて、無我夢中でその場から走り去るだろう。 少女は奥手な人間である。相手の誘いであっても、自分から精を絞る・・・というのはなかなかハードルの高い任務であったようだ。 少年の腕の中から逃げ出し、少女は市場の闇の中に溶けるように消えていくだろう・・・。)

ご案内:「奴隷市場都市バフート・外れ」からユエルさんが去りました。
ジュン > 「ぬわっ!?」
突如自身を襲った暴風に唖然とし
「んんー…あー…少し押しつけがましかったかな…」
呆然としながらポリポリと頭を掻き
服に着いた埃を叩き落としてとぼとぼと市場を後にしていく

ご案内:「奴隷市場都市バフート・外れ」からジュンさんが去りました。