2018/01/06 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にエミリオンさんが現れました。
エミリオン > 「ここ…どこだろう…」

(迷い込んでしまった、精霊。きょろりと辺りを見渡し、異様な光景を目にしていた。ここは、奴隷を入れておく檻部屋。首輪をつけられたどれいたちが、助けてと精霊に手を伸ばしており)

「ど、どうしよう…助けた方が……っ!!」

(すぐに見張りの気配を感じ、精霊はひとまず物陰に隠れて)

エミリオン > 『おい今何か音しなかったか?』

(見張りの男二人が、ランタンをもって檻部屋へ入っていく。辺りを見渡すが、それらしき人影は見当たらず)

『気のせいだろ、このには奴隷位しかいないぜ?』

(そんな話をしている見張りの近く、木箱がつまれたそこに少女は身を丸くして、口を押さえて必死で気配を殺していた)

エミリオン > 『まぁ、もしこの部屋に忍び込んでたら奴隷確定だろうな。女だったらいいのになぁ』

(のんきに男たちがそんなことをいっている。少女は気が気ではなく、早くここから去ってくれと祈るばかり。最悪、飛翔すれば巻くことはできるだろうが、その隙が果たしてあるのかどうか…)

エミリオン > (男たちが去っていった。少女は安心したように息をついて、そしてこっそりと、窓から飛び立った)

『待っててね、助けるから…』

(奴隷たちにそういって、彼女は消えた)

ご案内:「奴隷市場都市バフート」からエミリオンさんが去りました。