2017/11/29 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート 娼館通り」にチェシャ=ベルベットさんが現れました。
チェシャ=ベルベット > 大小様々な娼館が立ち並ぶ大通り、今日も奴隷市場は賑わい
買い付けられた老若男女が娼館へと引き立てられる。

そんな光景を横目で見ながらチェシャはとある商人と話をしていた。
王都から連れ去られた、あるいは身分を落とされたやんごとなき人々の情報を求めてのことだった。
数枚の金貨を握らせてやり、いくつか有力な情報をつかむ。
この情報を元手に、どの勢力に何を売ればいいか、あるいはどの勢力に取り入りやすいかといったことを主に伝えるのが今日の仕事だった。

「……大体わかった。ありがと」

そっけなく商人へ礼を言うと親指で追加のチップを弾いて渡し踵を返す。
聞きたかったことは概ね聞けたし、そうなるとここには用はない。
チェシャはこの街が苦手だった。
檻に入れられた男女様々な奴隷たちの生気のない瞳が
チェシャの過去、奴隷だったことを思い出させるのだから。
特にミレー族と思しき者たちにはイライラしてしまう。
力の無いお前たちが悪いのだ、と叫び出したくなってしまうのだ。

そんなこんなで俯きながら通りを足早に抜けようとする。
娼館への客引きにもそっけない態度で躱していった。

ご案内:「奴隷市場都市バフート 娼館通り」にバルジリスさんが現れました。
バルジリス > (娼館の立ち並ぶ奴隷市場都市バフートの通り、そこを歩くのは、執事服の男)
…………
(無言でバフートの道を行く。いつ来ても嫌な場所だ。かつての自分のような、弱者が強者にいたぶられている…)
……ッチ、久々に女抱こうと思ったが……なーんか、気分が乗らねぇなぁ…
(そう呟いて歩いていれば……道の向こう、娼館の前で、何やらがなり声が…)
…………あん?
(そっちを見れば、ミレー族……いや、ハーフミレーの少女の客引きが、客と思われる男に鞭で激しく打たれていた。どうやら、何か粗相をしてしまったらしい…)
………おい。
(別段、正義感を感じたわけではない、少女が、人間だったり、ミレーだったら、自分も野次馬をしていただろう。だが……少女が、あるじの娘と同じ、ハーフミレーだった。それをみれば、勝手に体が動いて)
それぐらいにしとけや。客と奴隷はいえ、殺しちまったら捕まるぜ?
(そう言って、男の鞭を掴めば……男は盛大に舌打ちし、「偽善者め」と言って、去っていって)
………おい。
(そうハーフミレーに声をかければ、少女はびくりとして逃げて行って…)
っち。ガラでもねぇ事しちまったな……
(そうして煙草に火をつけ、後ろを向き、歩こうとすれば……自分とは違う種類の従者の服装の男にぶつかり……)
……っと、わりぃな。火ィ、当たらなかったか?
(そう聞いて…)

チェシャ=ベルベット > ここでは珍しい小奇麗な執事服姿の男がハーフミレーの奴隷を助けたところを
もちろんチェシャも見ていた。
たまにいるのだ、こういう奇特な人間が。
黙ってことの一部始終を眺めていたら、不運にも男のタバコの火がチェシャの頬を掠めた。
それに驚いてビクつくこともなく、すれすれで躱す。

「…………」

マナーの悪い喫煙者だと眉をひそめ、男の声ににらみを返す。

「ちょっと、こっちは顔が売り物なんだから気をつけろ。
 あと、街なかで吸うな。煙たすぎる」

バルジリス > (相手が眉を顰め、自分を睨みつければ、生意気な奴だなとも思いつつ、顔が売り物と言われれば)
あぁ、悪かったな。
(まあ、文句を言われてまで吸うほど、タバコが好きなわけではないので、タバコの火を踏みつぶして消すが…)
顔が売り物ってことは、男娼かぁ?
にしちゃぁ、ずいぶんと従者服が様になってんじゃねぇか。
(そう言ってニヤリと笑いながら)
従者なら何の用でこんな腐った場所に来たんだぁ?別に、俺みてぇに女抱きに来たわけでも、奴隷買いに来たわけでも無ぇみたいだし…
(そう、従者服の少年がこんな場所にいるアンバランスさについて言って……)
男娼ならちょうどいいや、女抱く気分でもねぇし、今晩どうだぁ?
(そうにやつきながら顔を近づけて…)

チェシャ=ベルベット > この男、執事服が無ければガラの悪いチンピラにしか見えないなと內心思う。
さきほど少女にムチを振るっていた客とどっちが悪い男だろう。
衣服について言及されるとさらに不愉快さを顔に出して

「はぁ? なんで見ず知らずのあんたに僕が何用できたか教えなきゃならないのさ。
 なんだっていいでしょ、ヤニ臭い……」

顔を近づけてくる男に顔をそむけ、眉間にしわを寄せた。
どうやらタバコの匂いが苦手らしい。
さらに男に交渉を持ちかけられると鋭い視線が値踏みするようにバルジリスを眺めた。

「……僕は高いよ。抱きたいならそれ相応の対価を出してもらわないと。
 いくら出せる? あんたは僕に何を出せる?」

暗に金の問題だけではないと言葉に含みをもたせそう尋ねた。

バルジリス > (見ず知らずのあんたに~と言われれば)
はは、確かにな。俺がお前の立場だったらぜってぇ教えねぇな。
(そう苦笑し、ヤニ臭いと言われれば顔を離す……そして、問いかけられる言葉)
………いくらだぁ?へぇ、ずいぶんと自信家だなぁ……
(そう言い、一瞬考え…)
大金貨5枚でどうだぁ?ここら辺の高級娼婦の相場だぜぇ。
(そう相手の望まぬ答えを先にいい…)
それとも……ここら辺の娼館で働いてる、貴族やら王族の血筋の令嬢のネームリストとか…どうだぁ?
特に、高貴な方々に孕まされ、生まれた奴ら…あんたの主人と敵対する高貴な方への脅しになるかもだぜぇ……?
(そう言って)
情報は力だ。ここらへんには俺の部下が何匹か潜んでるからなぁ…いろいろ知ってるぜ?
信じるかどうかはテメェ次第だが…
(そう言って、三人ほどの娼婦の名前を言って見せ…もしかしたら、先ほどの商人から聞いた女の名前が入っているかも…)
どーだ、一発につき一人の名前と働いてる娼館…でさ

チェシャ=ベルベット > 大金貨5枚、と提示されればはん、と鼻で笑って失望したように首を振る。
が、その後に出てきた条件にますますバルジリスを睨む眼光が強まった。
確かに相手が名前を上げた中には先程商人から聞いた女の名前が入っていた。

軽く舌打ちする。この男、一体どこまで知っているのだろう。
部下がこの街にいると言っているがそれは真実だろうか、あるいは……。
当てずっぽうの線もあったが、それにしてはこちらの欲しいものを直で言い当ててきた。
しばしの逡巡の後、バルジリスを睨みつけたまま

「……分かった。交渉成立、ネームリスト、一発につき一人ちゃんと教えろよ?」

そういって諦めたように肩をすくめた。

「それで? この場でやるの?それともどっか部屋借りるの?
 何にしても手早くしてくれないかな。」

後の誘導をバルジリスに任せることにする。
この男、もし粗チンだったら鼻で笑ってやろうと心に決めながら。

バルジリス > へへっ。そう来なくちゃぁなぁ。
(そうヘラりと笑って…この場でヤるか聞かれれば)
あぁ?まあ、外でやるのもいいけどよ。どーせなら部屋借りようぜ?
(そう言って、クイクイと指でこっちへ来るよう示し、一軒の娼館へと入ってき……
部屋を用意してもらい、そこに入れば、既に炊かれている高揚効果のあるお香の甘ったるい香り…)
じゃあ、最初は恋人みてぇにキスすっか?。
(そうニヤニヤと冗談を言って相手の調子を崩しつつ)
さ、テメェも早く主人の所に帰りてぇだろうし、とっととヤろうかぁ?
ほら、服脱げや。汚したくねぇだろ?
(そう脱衣を命じれば、執事服のズボンを下ろし……現れたのは、かなり長めの半分硬くなったペニスで)
まずは舐めてもらおうか……ちゃんと、丁寧にな?
(そう言って……)

チェシャ=ベルベット > 笑う男に対しチェシャはあくまで憮然としたままだった。
愛想の一つも見せずにただ言われるがまま、バルジリスに従い娼館の一部屋へと入っていく。
すでに準備を整えられていた部屋は甘ったるい香の匂いで充満しており
更にチェシャを不機嫌にさせた。

「恋人みたいに? はは、なにそれ面白くない冗談」

乾いた笑いと全く面白くないと言った表情で相手の冗談を受け流し
脱げと命じられるならば、さっさと衣服を脱ぎだした。
上着やシャツをポイポイと床の上に脱ぎ散らかしながら
恥ずかしがりもせずに裸身を晒していく。
白くしなやかで細身の体があっさりと相手の前に現れた。

相手も相手で勝手に脱いでいるようで手間が省けて助かった。
が、そこから現れた逸物の長さにすこしだけ狼狽える。
粗チンじゃなかった。ちくしょうめ、見せつけやがって。

「……わかったよ、舐めればいいんでしょ、舐めれば」

相手の前にひざまずき、起ち上がりかけた男根に口を近づけ舌を伸ばす。
そっと先端に舌先を這わせ、ゆっくりと口内に含んでいく。
先端から幹、そして根本へと舌を絡め、当然相手のものが長いためすべて口にふくむことが出来ず
両手を使って根本を支える。

「ん……ぅ……」

ぴちゃぴちゃと音を立てながらざらついた猫舌が男のものに奉仕をする。

バルジリス > (何の恥じらいもなく脱衣する相手には苦笑しながら)
ははは、可愛げのねぇやつ。ま、一晩の付き合いだ。それくらいがちょうどいいか。
(そう言って。そしてぴちゃぴちゃ、ぴちゃぴちゃと少年従者が自分のものに奉仕するのを見おろして…)
ン………ふ………まぁまぁ…だなぁ。
(そう鼻にかかる息をしつつ、にやけ顔はそのまま、相手の舌を楽しんで……)
ん……中々に舐め方を心得てやがるなぁ…だが、高い情報払うんだから、これくらい当然だぜ?
(そんな感じで戯言を言いながら、しばらく時間がたち…高まる射精欲。)
……っ!出すぜ、残さず飲めよ……!
(少年の口内に、顔に、大量の精を吐いて……)
あー出した出した。じゃ、一人目の情報だな……
(その時、部屋の中に一人の女奴隷が入ってきて、ローションのようなものの入ったツボを置いていこうと…)
ちょっと待てや。お嬢さん。
(そう奴隷を引き留め)
お嬢さん……○×っていう貴族の血、引いてる△△って名前の奴隷だろ?
(そう言った貴族の名は、少年の主と敵対している貴族の名かもしれなくて…女奴隷は驚きの表情をして、そして…)
「はい……私の母は…その貴族に犯されて私を生みました……」
ああ、ありがとさん。出て行っていいぜ。
(そう言って、奴隷を下がらせ…)
これが一人目の情報だ。中々のスキャンダル情報だろ?
(そうにやりと言えば)
ほら、ベットに四つん這いになれや。二人目の情報、欲しいんだろ?
(そう言って、ローションを指に絡め、後孔に指を入れ、解そうと…)

チェシャ=ベルベット > これでも何本もの男根を相手にしてきたのだ。
舐められたままではたまったものではない。
唾液を口内に溜め、それをバルジリスの肉棒に舌でまぶし滑りをよくして擦り上げる。
亀頭に舌を這わせ、鈴口に舌先で突きながら口をすぼめ吸い付いた。
相手の掛け声とともに吐き出される精液。
男娼のちっぽけなプライドとして吸い付いたまま離さなかった肉棒から、大量の白濁液が喉を通っていく。
ごくごくと半量程は飲めるものの、その後にむせて顔面で精を受け止めることになった。

「うっ……くぅ……けほっ……」

夜色の髪に、白い肌に、べったりとバルジリスの精が絡みつく。
それを腕で拭いながら、入ってきた女奴隷とバルジリスのやりとりを聞いていた。
確かに間違いなく相手の名前と素性を記憶するとちらりとバルジリスを見上げる。
嘘の取引ではなかったのだと、安堵する。

「……」

黙って促されるままベッドの上に乗り、相手に尻を向け四つん這いになる。
男の指が自身の後ろ孔に潜り込んでくれば、僅かな抵抗の後難なく指を飲み込んだ。

「ふっ……くぅ……んぁっ……」

枕に突っ伏しながら自分の中に割り込んでくる指に身悶える。
ローションのぬめりもあってか、すぐにチェシャの孔は熱くぬかるみ収縮を繰り返し始めた。

「……っさっさと、挿れろよ……」

呻くようにそう誘って、自分から尻肉を手で割り開いた。

バルジリス > ったく、こういう時は、可愛く腰振って、入れてくださいだろぉが。
(そう苦笑しながらも、一発の射精ではまだ収まっていないペニスは、少年従者の後孔へと、ぴたりと照準を定め…じゅぶ、ジュブブと唾液やローションのぬめりもあってか、少年の体内に侵入していって…)
……はは、なっかなかに名器じゃねぇか。ほら、もっと自分でも腰使えや…
(そう言って、抱き付くような体位で、ペニスは後孔をえぐり、右手は少年のペニスを擦り、左手は、少年の可愛らしい乳首をコリコリと弄って…獣の交尾のように、後ろから少年を犯して…肉が打ちあう音がしばらく続いき……)
っへへ、出すぜ?しっかり、受け止めな……!
(ギューッと相手のペニスを握り、乳首をひねり、腰と腰を密着させての射精……)
ふはぁー………あー。中々にいい買い物だな…
(そうにやつけば、ベットの下から、一匹の蛇が顔を出し……バルジリスの右手に巻ついて…)
………二人目の情報だったなぁ…俺の可愛い部下からの情報じゃ、今夜、王族に孕まされて追い出されたメイド奴隷がこの娼館に入ったんだと。会うか?それとも……
(そして、顔を耳元に近づけ)
もっと俺から情報を引き出すか?チェシャ=ベルベット君?
(そうにやついた口元で言って、蛇から教えてもらった相手の名前を囁き……再び少年を犯し始めるか、
王族に孕まされたメイド奴隷に会いに行くか……それは、蛇だけが知っていて…)

チェシャ=ベルベット > 「うるさい……っ、さっさとしろ……!」

バルジリスになおも警戒心を露わにしながらも、言われるままに尻を差し出す。
そうして熱く蕩けた尻穴に相手の剛直がつきこまれればたまらず嬌声を上げる。

「っあ、っぁ……!ん、ぅぁ……はいってくるぅ……!」

ローションと唾液でぬるついた熱く硬い性器がチェシャの中を抉っていく。
チェシャの中もまた、きつく締め付けるようにバルジリスのものに食いつき
卑猥に蠢き、奥へ奥へと誘うように吸い付いた。

「あ、っあ、ふぅっ、くふ、やぁ……っんぐ、うっ……!」

なるべく声を出さないようにと耐えているものの口の端から喘ぎは漏れてしまう。
バルジリスの手がチェシャの性器と乳首に這わされれば思わず身をすくめ

「ちょ、だめっ!いっしょは、やだっ……やっ!あっ、ひぃ、い!」

嬌声と悲鳴の混じった声を上げ、快楽になぶられる。
獣の交尾のような激しさに徐々に根負けして、チェシャの表情は歪み、蕩けてゆく。

「やだっ……や、あ!なかっ、ぁ……あついの、やだぁ!
 あぁ……!いく、イくのやだぁ……!やめ、っ……やぁ、あああああぁあ!!」

相手の射精の予兆を感じれば這うように腰をひこうとするががっちりと掴まれたまま逃げることも叶わず。
そのままバルジリスがチェシャの奥へと吐き出すのと同時にペニスと乳首へトドメの一撃をさされれば背をのけぞらせて絶頂した。
ベッドのシーツにチェシャの精子が吐き出され、染み込み、ぐったりとバルジリスの腕の中に身を横たえる。

しばらく絶頂の余韻に震え、濁った思考のままぼんやりと男の腕の中にいたが、
一匹の蛇が男の腕に絡み付けばああ、これがやつの情報原かと見当をつける。
自分の名前を当てられたのも道理で、特に驚きはしなかった。
相手が何者かはわからなかったが、結局自分はこいつの手のひらの上だったのだ。

「……んぅ……あと、でいい…… もっとぉ……してぇ……」

すっかり諦めてしまったチェシャは男の体に足を絡め、自分から腰をゆすり次をねだり始める。
あれほどヤに臭いと嫌悪していた男の唇に吸い付き、すっかり従順を示すように舌を差し込み絡める。

こうしてチェシャは望みの情報を得るのだろう。手痛い出費を支払いながら……。
二人の獣のような交尾を、蛇だけが見ていた。

ご案内:「奴隷市場都市バフート 娼館通り」からバルジリスさんが去りました。
ご案内:「奴隷市場都市バフート 娼館通り」からチェシャ=ベルベットさんが去りました。