2017/09/25 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート 広場」にローズマリーさんが現れました。
■ローズマリー > ―――売られる、という立場にも色々あるものだ、とぼんやり思う。
貴族だけが集う秘密のサロンで、一夜の興を求めたもの。
或いは今、己が連れ出された此の場所のように―――誰に買われるか、
何に使われるかも分からない、究極のギャンブルめいたもの、まで。
シスターの装いは其の儘ながら、己の両手は後ろ手に、革の手枷で拘束されており、
視界は黒い布に覆われて、舞台に立つ己の姿を、誰が、どんな目で見ているのかも不明。
何度犯しても生娘のよう、だとか、実はやんごとなき身分の御令嬢、だとか、
傍らから並べ立てられる奴隷商の口上など、きっと誰も本気にしていない。
お買い得、と称された其の価格が、本当は高いのか、安いのかさえ知らない身で、
―――もし、此の儘安く買い叩かれて、何処かの誰かに売られてしまったら。
そんな想像に怯えるどころか、悍ましい期待すら抱いて―――ぶるりと、身を震わせる。
ご案内:「奴隷市場都市バフート 広場」にルヴィエラさんが現れました。
■ルヴィエラ > (定期的に行われる奴隷市場への行脚。
市場は何時もの賑わいを見せ、様々な人種や種族の娘達が、其の元の身分を問わずに売られている
どの娘達も、其れなりに身なりを整えれば美しく、何処に出しても恥ずかしくは無い
この市場だけで、恐らくは、小国すら動かせる額の金が常に動いているのだろう
其れだけ多くの娘が、商品として並んでいるのだから。)
………、………。
(其の中で、ふと目を留めた娘が一人居た。
聖職者の装いの儘に拘束され、視界を布で鎖された女
衣装なぞ、奴隷商人が価値を挙げるため、聖職とは無縁の娘に着せる事も在る
述べられる其の口上も、嘘か真かを知る術は、この場の誰にも無いだろう
――ただ、己に知れる物も在る。 其の身に纏う、僅かな魔力の残滓。
何らかの手によって「堕とされた」気配を其の姿に感じ取れば
歩みを其方へと向け、奴隷商と、女との前に佇み。)
……詳細を聞いても?
(己が身分を名乗らない儘、目深に被ったローブで口元だけを晒しながら、掛ける声。
興味を示し、そしてこれが、商談に繋がるかも知れない事を案に相手へと予感させつつ
さて、どんな話が聞けるのか。 ……そして、娘が、果たしてどんな反応を示すのか
今は、少々観察してみようか、と)。
■ローズマリー > ―――さて、ひとりの男が、此方へ歩み寄ってきた時。
奴隷商たる男が素早く確認するのは、相手の身形、もっと明け透けに言えば、
相手が此の『売り物』を、高く買い取れる人物かどうか、という点である。
ローブに身体の大部分を覆った、口許だけを晒す風体から、
支払い能力の有無をはっきり判別するには至らぬものの―――溜め息をひとつ挟んで、
奴隷商は男に向かい、幾つかの『セールスポイント』を並べ立てる。
曰く、此の娘の身体は幾度抱かれても、翌日には純潔の証すら再生される。
曰く、どんな種族の精でも孕むことが出来る上、直ぐに卵として産み落とすので面倒は無い。
曰く、―――飽きた時には買い戻すことも吝かで無い、何しろ出自がはっきりしているから。
其の辺りで、隣にしおらしく立っている、ように見えていただろう、
己の唇がはくりと開いた。
「……黙って聞いていれば、随分好き勝手に言ってくれること。
昨日は貴方、私の中で絞り尽くされて、もう駄目だ、限界だあ、って、
泣きを入れてきたじゃありませんの。
正直に、扱いかねる女だから売りに出すんだ、って、仰ったら如何?」
―――きっと奴隷商の顔は真っ赤になったか、真っ青になったかだろうけれど、
己には見えないし、気にすることでも無い。
目隠しの下、良く動く唇がにたりと弧を描いた。
■ルヴィエラ > (身なりで相手を判断するのは当然だろう、商売とは勘と臭いだ
其処に金の匂いが感じられないと判断し、切り捨てようとするのも商才のひとつだろう。
ただ――どうやらこの商人の場合、少々表情に出過ぎてしまうきらいが在る様だが。
述べられる女についての詳細へと耳を傾ければ、成る程、と幾度か頷き
そして、其の一通りを静かに聞き終えてから――隣にて、横槍を入れるように響く声音に、ゆるりと首を傾けた。)
……ふふ、どうやら中々に不思議な娘の様だ、其処に付いては間違い無いらしい。
買い戻しを辞さないほどの出自、と言うのならば、其の辺りも聞いて置きたい所だが…。
……或いは、本人が素直に語ってくれたりするのかな?
(口元に浮かべる笑みと共に、女にも聞こえる声音でそう語っては。
ふと、其の目前へと僅か屈み込んで、片掌を伸ばす。
其の頬へと、そっと触れさせる指先が、顔の輪郭を辿り、其れから、首筋へ、鎖骨へ、乳房へ
そして、其の胎へと滑り、臍下辺りを緩く撫ぜ上げれば――また、直ぐに立ち上がろう
其の一瞬で、或いは娘の中に残存する魔力の正体を僅かでも読み取ろうとする、が
其れが、叶おうと、其の一瞬では叶うまいと、商人へと向けて、再びフードの下の視線を向けて。)
…………金額を聞かせて貰えるかな? 扱いかねる娘では、中々売り先にも困るだろう。
在る程度考えてくれるなら…、……今、この場で買い上げるが、如何する?
(響かせる購入意思、さて、相手に其の言葉が如何受け取られるだろう。
けれど、初めの印象が如何であれ、商人と言う物は目の前に現物さえ在れば其れが全てだ。
ローブの袖口に手を沈め、男が、其の娘に掛けられた金額を告げるなら
きっと、其の金額と同等の貨幣袋が、直ぐに其の目の前に差し出される事だろう)。
■ローズマリー > 此れまでにも、数多の奴隷を売り捌き、其れなりの財を築いてきた男だ。
決して単純では無いのだろうし、此の場合、男の所為とばかりも言えなかった。
何故なら、昨晩、男の『相手』をしたのは『己』では無い。
こんな場面で、行き成り口答えをするような女には見えなかったのだ。
そうで無ければきっと、目隠しの他に口枷を、用心深く嵌めさせていたことだろう。
ともあれ、己はもう口を開いてしまった。
奴隷商は苦々しげな面持ちで、娘の出自については口籠るが―――
「男女の仲は、秘密を残している方が燃える、という考え方も御座いましてよ?
そうでなくても、こんな所で買い叩く女の名前なんて……
其処の具合の方が、ずっと重要なのではなくて?」
男の掌が頬から首筋へ、スタンドカラーの修道衣に包まれた身体の、
胸元から腹へ、丁度子宮の辺りへと達した時―――其処、と、
己は再び口角を吊り上げながら、揶揄めいた問いを返す。
魔力の残滓を色濃く纏いつかせて、間違っても祝福された女では無い。
寧ろ、其の身に宿しているのは呪い、と称するのが相応しい、
黒く穢れた気配の名残、であろう。
客と成り得る男の前で無ければ、いっそ殴りつけて黙らせるぐらい、
して遣りたそうな表情で、奴隷商はぼそぼそと、ある金額を口にする。
使い古しの女につけられる金額では無い、只の生娘だとて、きっともう少し安いだろう。
然し、同時に商人は片手を伸ばし、其処に携えていた華奢な銀のロザリオを、
此の奴隷の持ちものだ、として差し出した。
裏返せば彫り込まれている、とある貴族の家名と、女の名前。
―――其れ、が此の奴隷の素性であると目顔で伝えて。
男が言い値を其の儘に支払えば、奴隷商は厄介払いが出来た、とばかり。
己の背をやや乱暴に押し遣って、毎度あり、と呟くだろう。
押された己の身体は男の懐へ、バランスを崩す儘に飛び込むことになる。
手枷も目隠しも施された儘、―――其れらは男が望むならば、勝手に外せ、と言わんばかり。
■ルヴィエラ > (今から売られると言うにしては、饒舌な娘。
抵抗は見せぬのに、寧ろ、誰かに買われる事を自ら望んですら居る様な其の姿。
下胎へと触れた掌を示すように、其処、と教えられるなら、其の一瞬掌は留まるだろう
其の奥底へと纏う魔力の色合い、呪いと表せる堕落の証と其の言動に
ふと、と口元の笑みを深めて。)
……成る程…、……有難う、では確かに買い取らせて貰ったよ。
おっと…ふふ、痛い所を突かれて気が立っているのは良く判る、が…。
……「私の娘」を乱暴に扱うのは、気を付けた方が身の為だ。
(其の金額を告げられても、躊躇は無く即断だったろう。
硬貨袋と引き換えに、少々乱暴に娘を押し付けられたならば、其の体躯を抱き支え。
其れから、商人へと一言忠告を響かせては――娘の身体を、姫抱きに抱え上げて、踵を返す。
拘束具と目隠しは、今この場では外す事無く、其の儘暫し市場の人ごみを避けながら進み
裏路地、と言える場所まで辿り着き、大通りから離れた場所で、周囲に人気が失せた其の一瞬。)
……ひとつ、先に聞かせて貰えるかな? ……「君達」の名前を、ね。
でなければ、私も如何呼んで良いか少し困ってしまう。
(――一瞬の、浮遊感を娘へと与えたかも知れない。
急に、喧騒に包まれた市場から空気が変わり、静寂が押し寄せるだろう
何処かへと腰掛けたらしき男の膝の上に、其の体躯が抱き上げられたまま乗せられれば
膝を抱えていた片掌が、するりと滑り行き――再び、其の聖職たる衣服の上から
穢れと呪いに満ちた、其の子宮を緩やかに撫ぜて――愛でる、様に)。
■ローズマリー > 男が己という商品を見極めようとしているように、己の方もまた、
買い手となる男を、暗闇の中で値踏みしていた。
奴隷商が相手にしているのだから、恐らく身形は悪くない。
言葉遣いにも荒さは無く、触れる掌は良く手入れを施されていて、
触れられて不快に思う要素も無かった。
―――けれど所詮は、こんな所で女を買う男だ。
どんな性癖を秘めているか、知れたものでは無い、とも思う。
寧ろ、そんな『どんでん返し』こそ、己の望むところでもあり。
飛び込んだ懐から匂い立つのは、何とも甘やかな香り。
半ば陶然と其の香りに浸りつつも、己の耳ははっきりと、
男が奴隷商に投げた言葉を聞き止めていた。
背後で商人が何事か呟いたけれど―――もう、如何でも良い。
己の興味はとうに、姫抱きに己を抱えて優しく運ぶ癖、
拘束も目隠しも外そうとしない、男の内面へと移っていた。
そうして、男の腕の中へ収まる儘、何処ぞへ運ばれるうち―――
不意に、人の気配が周囲から消え失せる。
ふわりと意識が浮上し、身体が重力の軛から解き放たれたような。
次の瞬間、己の身体は男の膝の上に在った。
男の掌が膝裏から滑り、再び、穢れた胎へ向かえば。
「―――――…一体、何の話をなさっているのかしら。」
小首を傾げて、素知らぬふりで。
声の聞こえる方向を頼りに顔を寄せ、叶うならば男の唇へ、
紅い唇を押し当て、言葉を封じてしまいたい。
「……お好きに、呼んだら宜しいわ。
だって私、貴方に買われたのでしょう……?」
■ルヴィエラ > (果たして、娘は何を考えているのだろうか。
この弾になっても、悲鳴や抗いの言葉一つも零しはせず
ただ己が腕の中で大人しく身を寄せ、運ばれるが儘。
どんな経緯が在ってあの場で売られる事になったかは知る由も無いが
少なくとも、悲劇的な経緯でないことは、先刻の商人とのやり取りを見ても明らかだろう
膝の上にて、其の体躯に触れられても厭う様子を見せずに
寧ろ擡げられた其の唇が、己が唇を封じる為に重なるのなら。)
……なら、考えて置くとしよう。 確かに、いま君は紛う事無く私の物なのだからね。
(――口付けの、其の隙間へと挟み込む言の葉。
己からも唇を寄せ、口付けを深めて行こうとしながら
ふと、其の口付けの瞬間に、娘の唇から其の脳髄へと一瞬、遡る様に魔力の流れを与えよう
其れが――今、己が言葉を交わしている娘の意識を、「表側に繋ぎ止める鎖」だとは――今は、判らぬままで良い。
舌先を伸ばし、ずるりと娘の舌を吸い上げてやりながら
下胎へとそう掌が、其処に眠る子宮の存在を、腹筋の上から揺さぶるようにして圧し。)
まずは、どんな物なのか見せて貰うとしようか。
……生娘であり、異形の母であるなら…良い仔を産める、かな?
(其の身体を、ふと、背後より抱き締める様にして、己が胸板へ凭れさせる。
両脚を開かせ、己が腰へと跨るようにさせては、其の衣服の裾をゆっくりと捲れ上がらせ
そして、晒された其の胡座に、次の瞬間――きっと娘ならば、秘裂へと触れただけで、「異様」と感じられる熱を、押し付けよう。
下着を纏っているのか否か、何れにしても、秘裂に沿って緩やかに擦り付けられる其の砲身は
雌として存在する全てを屈服させる為に存在するかの、長大で、凶悪な威容。
肉芽すら巻き込んで、膣孔を煽り立てる様に擦り上げる其の熱塊が
今より、其の肉体を貫くのだという予感を与えては。)
……自ら、腰を落として御覧?
(囁く、其れは主としての、最初の命、か。
視界も、腕の自由も奪ったまま、唯一両脚の拘束だけは其の場で解いてしまえば
――堕ちて、見せろ、と)。
■ローズマリー > 逃げもせず、抗いもしないのは、己に究極の逃げ場が存在するからだ。
どれだけ悲惨な目に遭おうとも、恐怖も苦痛も耐え難くなれば、
己の側から『彼女』へ切り替えるのは、実はとても容易いこと。
『彼女』は意識を一度手放さぬ限り、同じ芸当は出来ないけれど。
触れた唇から伝わる甘やかな熱と共に、僅か、何かがぴりりと蟀谷へ伝う。
其れは此の男が、人ならざるもの、であるという証左だと結論付けて、
脳髄を淡く痺れさせた微弱な魔力をも、甘露として味わったが―――
其処に含まれた小細工に、気づくことは叶わなかった。
「ん―――――は、ぅ、あぁ、ん……。」
舌先から伝う唾液が、絡む吐息がひどく甘い。
溢れる雫を喉へ潜らせれば、胸の奥から腹へ、熱い痺れが広がるよう。
男の掌が、目覚めろ、と揺らす胎の底は、貪婪な衝動にうねり始めていた。
「あ、―――――ァ……、素敵、なんて、熱い、の……。」
揺らめく背筋を男の胸板へ、はしたなくも両脚を大きく開いて男を跨ぎ、
下着の一枚も着けていない、けれど確かに其処ばかりは、
稚い娘の如き滑らかな、淡い色合いの秘裂を曝け出す格好で――――
宛がわれた男の熱の在り様に、己は熱に浮かされたよう、陶然と呟きを発した。
ぞりぞりと背後から擦りつけられれば、後ろの窄まりから秘裂の全て、
どころか狭間に息衝く小さな肉の果実さえもが、其の熱に煽られる。
此れ、を飲み込んでしまったら、其の瞬間に『彼女』に変わったら―――
『彼女』はどんなに泣くだろう、絶望に打ち震えて憐れな様を晒すだろう。
―――己自身の快楽よりも、只、其の瞬間の為だけに。
己は男の『命令』に頷き、ごくりと生々しく喉を鳴らして、
揺らめく腰で二度、三度、濡れそぼった秘裂の吸いつく様を、男の砲身へ存分に伝えてから、
―――――ずぶ、と。
穢れを知らぬ風情の花弁を自ら圧しひらかせ、小刻みに腰を揺すりながら、
うねり慄く肉の隘路へ、其の奥で震える偽りの、けれど確かな純潔の証へ、
男の切っ先を誘い込み、迎え入れ、キツく押し包んで更にと導くだろう。
熱く脈打つ長大な其れが、己の純潔を奪い去ろうとする、其の瞬間に―――――切り、替えて。
切り替える、筈だったのに―――――
「あ゛、―――――あ゛、あァ、っ………ッ、ひ、んァあ、ア゛………!?
う、そ、どう、……あ、イヤ……ァ、いや、駄目ぇえ、え゛、ッ………!!」
目隠しの奥で見開いた瞳から、大粒の涙が溢れて布に沁み込んだ。
響き渡るのは紛れも無く、己、自身の悲鳴。
引き千切られてしまう、侵食されてしまう、此の、己自身が――――
咄嗟に震える脚を硬く強張らせ、腰を浮かせて逃れようとしたけれど、
―――男が、其れを許すだろうか。
全ては昏い闇の中、誰にも知られぬ『二人だけ』の―――――。
ご案内:「奴隷市場都市バフート 広場」からローズマリーさんが去りました。
ご案内:「奴隷市場都市バフート 広場」からルヴィエラさんが去りました。