2016/09/25 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にリリアさんが現れました。
■リリア > (奴隷市場都市・・・人を縛り、道具として売る市場。それの最大クラスの規模を誇るのがこのバフォートである。あちらこちらで小さな牢が建てられて、中には値段をつけられ、最低限 もしくは裸程度の衣装しか許されていない人々が数多くいる。場合によっては、客の要望により調教をされたり、味見をされたりと、大通りですら無法が罷り通る悪徳の街である。しかし、それを取り締まる者はいない。噂によると、かつてはいたそうであるが・・・この街の深い闇に飲み込まれ、奴隷に堕ちた、とかなんとか。――自分の身は自分で守れ。そんなことを強制される深い闇が支配する街にふらりと現れて見物をするのは一人の身綺麗な女。貴族の令嬢のような綺礼な服装を纏い、護衛の一人もつけず気侭に街を練り歩く。そのあまりに無防備な姿に時折獲物を狙うような獰猛な視線が注がれるも・・・無防備、しかし堂々とした姿に未だ手を出した勇士はいないようである。それ幸いとばかりに、その女は自由に街を闊歩する。時折、見目が気に入った者がいれば、足を止め軽く肌に触れてからかった後、また何処かへ。更に街の奥へ、奥へと進んでいって・・・。)
■リリア > ――意外と慎重なのね。警戒、されてるのかしら。
(奥へ、奥へと進みつつふと、時折感じる視線の方へ視線を向ける。その主の姿を見ることは叶わないが・・・先程から獰猛な獣のような視線を感じる。彼らが何を思い、こちらに視線を投げているのかはなんとなく想像つく。綺礼な格好をして、無防備に護衛もつけずに歩く女・・・それは奴隷を捕らえ、売りさばく奴隷商人からすれば格好の獲物だろう。その程度の、自覚はあるし自分の見目には絶対の自信がある。可愛らしく、目に光がある強い奴隷があれば一晩可愛がる。そして、その道中に手を出してくるような猛者がいれば、返り討ちにして・・・可愛らしい、もしくはイケメンであれば一晩食らって、趣味じゃなければ逆に奴隷に落としてやるのも一興であろう。そういう、刺激 を求めてやってきたのだけれど、いまいち手応えはない。かといって、裏路地とかにあからさまに入っていくのも怪しいだろう。)
・・・もう少し刺激が欲しいです。
(ねー?と、襤褸を纏った奴隷のほっぺたをむにり、と引っ張って弄びつつ・・・吸血鬼は堂々とこの市場を闊歩して。)
■リリア > (そうして、少女は更に市場の奥。闇の深い場所へ消えていく。結局、面白うそうな刺激もなく。退屈だった、と不満そうに唇を尖らせながら・・・。)
ご案内:「奴隷市場都市バフート」からリリアさんが去りました。