2016/09/12 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート 中央奴隷市場」にエクシオさんが現れました。
エクシオ > 奴隷市場。奴隷の身分に堕ち、人間の尊厳を奪わた奴隷たちが売り物として見世物にされる倫理観のかけらもない恐るべき市場。

奴隷商人だけではない、ここに訪れる客の大半が彼らと同様慈悲や正義感などなく、物のようにしか奴隷たちを扱わぬ者ばかりだった。

……それは、己とて少なからず共通していること。奴隷なんて求めて市場に赴くなんざ、決してまともな神経をしている人間はあまり取らない行動のはず。

「手頃な値段で買い取ってヤりまくれる女がいいな。小さい子が結構多いが、出来れば姉ちゃんを買えるとラッキーなんだぜ。…しっかしまあすげーよな奴隷って。そこそこの装備買うより安く人間が買えるなんてやべぇよな」

売りに出されている奴隷たちを、力強い目つきで、ふてぶてしい笑みを浮かべたまままじまじと品定めする。

「んー、流石にタダでヤれる子、いないよな…」

エクシオ > 利益を得られるから、売ってるのだ。タダ なんてあるはずがない。

「あんまり、大金ははたきたくないな。背伸びして金欠になった時は何かと面倒くせえんだぜ…」

出資を渋る男は、数いる奴隷たちにつけられた価格に目を遣る。への字に曲げた口は、「払えるけど、どうしようか」と悩んでのもの。

「やっすい金で投げ売りされてる子とか、そんなの無いもんかねえ……カワイソーだけどな」

奴隷にも良し悪しがあり、売り物として手元に置いておくのも決して楽ではない。売れる見込みのない者などはどんな末路を迎えるのか、想像するに難くはない。

それこそ『在庫処分』セールなるものがあればお互いどれほど良い思いをするだろうか。

ご案内:「奴隷市場都市バフート 中央奴隷市場」にリムルさんが現れました。
リムル > (そうして、掘り出し物 セール品・・・そんなものを探す彼の視線の先に一人のエルフの姿が止まるだろう。ローブを身にまとい、帯刀をしているその姿は奴隷、ではなく冒険者 という風貌であるが。首枷もなければ、手枷足枷といった奴隷の拘束具は何ひとつなく。彼と同じようにこの都市の 客 である。

しかし、きょろきょろと物珍しそうに辺りを見渡している様はどうにも田舎者 おのぼりさん。そんな印象を消せないだろう。
その、田舎者の視線の先は公開で調教されている奴隷、牢に捉えられ裸を晒されている奴隷・・・など、ここで売られている商品に注がれていた。無表情ながら、ほんのり頬を赤くしているその様はこの街の魔力に釘付けになっていて。――それ故、注意も散漫になっているかもしれないが、それに気づいた様子はなく。)

エクシオ > 奴隷の数々に目を遣るも、思ってるよりも値が張る。状態の良い奴隷は、やはりそれ相応の値段が付く。安価なものとなれば、男の情欲に耐えうるかどうかも怪しいようなか弱い者や、性的関心を削ぐ程汚れた者など。

「あーあー、やめとくか。やっぱそういう目的なら、そういう場所が一番だよな」

男は、ガサガサと雑に伸びた茶髪を掻き、見切りをつけ収穫のなさを嘆く。どこか、それなりの娼館で気のすむまでしゃれ込むか と視線を移そうとした矢先……、思いもよらぬものが。

女 同業者だ。あの出で立ちは、奴隷商人でも奴隷でもない。それらと「取引」を行う側の存在である。

しかし、なんだか気の抜けるような無防備さに男はゴクリと唾をのむ。

「お……!!俺、ツイてるぞ!?でも、こんなとこに女一人ってあぶねーよな…」

慣れない様子で、何を見にやってきたんだと疑問を覚える、女の仕草には頭上にクエスチョンマークを浮かべつつ、他のギラギラした獣のような眼の男に引っかかるよりも、いち早く彼女を確保せんと、早足で女めがけて歩いて行く。

「早い者勝ち、早い者勝ち…っと」

女が、素裸で晒し者にされ後悔調教される奴隷たちに釘づけのまま、此方への反応が遅れたならば、その華奢な肩に男の手がポン!と軽々しく触れられる事だろう。

「よッ。こんなとこボケーっと歩いてっとあぶねぇぜ。あんな風に滅茶苦茶されるってどーよ?なあ」

リムル > (当然、良い奴隷には良い値段がつく。性欲を覚えるような美人ともなればかなりの値段がつくだろう。そして・・・安価な奴隷、といえば醜いもの、弱ったもの、何かしらの問題を抱えるもの・・・そんなものになってくる。なかなか男の目に叶うような奴隷はいないだろう。

――しかし、奴隷ではなく、売り物でもなく。そこらを歩いている客は話が別だ。こんなところにいるようなものはそこそこ小奇麗な格好をしているようなものが多い。奴隷、なんて生活に余裕がなければ来ない故に。・・・この少女のように噂を聞いて物見遊山に来た者もいるにはいるだろうが。
しかし、この少女のように無防備なものは珍しかろう。なにせ、危険地帯といっても過言ではない治安だ。それなりに自衛は必要である。特に、女であれば。無防備を晒していれば 0G のタグをつけて歩いているようにさえ見えるだろう。ここは奴隷商人も数多くいる街。捕らえ、奴隷に落としてしまえば捕らえる為の経費こそかかるがそれ以外はタダ。同格の奴隷を買うよりは圧倒的に安価であろう。・・・おまけに言えばエルフ、なんていう珍しい種族でもある。)

――ひゃっ・・・!

(そして、彼が肩に触れれば驚いたように飛び上がる。可愛らしい悲鳴と共にその主へ視線を向ければ)

・・・別に。興味、ない。

(つん、と冷たい声で言い放つ。――しかし、目は口程にモノを言うものだ。ちらちらと視線は奴隷達に向けられていることから――そういうことに興味はある。 という、素質が垣間見えるだろう。)

エクシオ > まるで捕まえてくれとでも暗に示すような無防備さを醸し出していたエルフの女冒険者を見つめる男は、見るからに女好きである風な印象を与える。その表情は、奴隷たちを眺めていたときよりも、いくらか心を躍らせたようで、無性に嬉しそうな顔をしていた。

「おぉ!?悪ぃ悪ぃ、脅かしちまった」

可愛らしい、澄んだ悲鳴を耳にすればわざとらしい、驚いたような声を小さくあげてそっと手を離して笑いながら平謝り。しかし、彼女のリアクションにはしっかり味を占めていたのか既にロックオン済み。さあ、どうやって漕ぎ付こうかと邪な思惑を広げ始めていた

「無いなら無いで、とっととオサラバした方がいいぜこんなとこ。俺は野郎だから物好きにケツをヤられるどころかせいぜいスリに遭ったり夜な夜な殺しに来るもんだが、お前みたいなのはちょいと隙見せればすぐさま奴隷のお仲間入りだぜ?」

そういうと、ちらと複数人の男に弄ばれながら泣き喚く奴隷を顎で指し示す。そして、女の顔をちらと見れば、またもや慣れ慣れしく今度は筋肉質な腕を女の肩へもたれさせて、そっと耳元に囁く。

「……なあ、ちょい場所移そうや?……興味ねえ事…ねーだろ?俺、暇してんだけど…ちょい付き合ってくんね?」

ここにきて、彼は女の視線や反応から、強気な誘いに出る。そのまま拒絶されなければ、もたれさせた腕をするりと下ろし、手を女のうなじへ這わせ、そっと撫でるように動かすだろう。

女が万一こちらの呼びかけに応じたならば、そのまま市場の出口を道なりに進み、如何にも人気のない、夜通るには危なさそうな脇道を目で追い、顎で示す。

リムル > ・・・もう。

(しかし、見ず知らずの相手だ。ふぅ、と息を吐いてそれだけで許すとしよう。別に驚いただけでそれ以外のことは特にないのだから。)

・・・物好きに、お尻。 ・・・ふぅん。

(ちらり、観客の群れを見る。筋肉質に立派な髭を生やしたマッチョな男性を見る。そして、ちらりと彼に視線を戻す。・・・やっぱり、そういうのはあぁいう立派な筋肉の人がするのだろうか なんて、邪な思考が脱線したとか。)

・・・奴隷の、なか・・ま。

(そして、もう一度夢想する。首輪をかけられ、鎖に繋がれて、牢に入れられる。そして、複数の人達に犯されて、見世物にされて。あぁ、それはなんて――甘美な。 そんな、被虐的な妄想が思考を走り抜ける。ぽぅ、と頬に赤みを乗せ、妄想にふけったのま束の間。はた、と我を取り戻せばぶんぶん、と頭を振って思考を振りほどく。――妄想なら、いくらでも夢見ればいい。けれど、それを現実で実行するのはとても不幸な話だろう。 そして、彼から甘い声で誘われて、手で肌に触れ誘惑をされれば)

あ・・・、う、・・・

(本当であれば、こんな危険な誘い断るべきだろう。しかし、この街の魔力にあてられたのか、肌は熱を求めて仕方ない。どくんどくん、と心臓の鐘も激しく打ち鳴らし、しばらく逡巡した後。)

・・・。

(つい、と指先で彼の服をつまんだ。――要するに、連れて行け という事だろう。)

エクシオ > 口数の少なさと反応の希薄さから、女の人物像や来歴などは未だ明らかとならないが、男にとっては彼女が奴隷なんて買わずとも良い程の美女であるというだけで十分だった。

女にどう思われているかなんて、もちろん考えはしない。自分がただ、ヤりたくて、彼女を標的としているだけなのだから。

「んなとこ、反応しなくていいんだよ…」

己が言い出した、同性に尻を犯される旨の発言を、女の口から繰り返し言及されれば、苦虫を噛んだような表情で怯む様子を見せる。女がどういう趣味をしているのかは知らないが、少なくとも己がそんな目に遭う事はノーサンキュー。

「…奴隷の仲間入りさせられて、滅茶苦茶されちまうぜって言ったんだぜ?」

女のつぶやきを傍で聞いた男は、彼女が何を考えてるのかが分かんなくてアバウトな説明を追加して再度告げる。「奴隷の仲間入り」と。

「…ぉ」

チョロい。男は内心でひどく喜んだ。やったぞ。まだヤってはいないがやった。これは合意も同然だ、それなら遠慮なくヤろうと。

あまりにあっけなく、女の方からそういう反応を得るとは思わなかったが、誘いに乗られたならばやる事は1つである。

「んじゃ、そういう訳で」

女の顔を見つめ、了解を得られたものと確認すれば、己が顎で指し示した先……日中でも薄暗い、物陰だらけの脇道へ女と共に立ち入り、男女2人が過ごすのに決して狭くはないスペースまでやってくれば、

「ヤる事ヤった以上、奪うとかそういうのはしねぇからまあ安心しろ。力抜いて、声出したきゃ出せ。出し過ぎたら知らんけどな?」

そのまま彼女を壁にもたれさせ、彼女が纏う衣服越しに小柄で繊細な躰を知るべく両肩から胸へと手を這わせながらべたべたと撫でまわし、時に肉感を確かめるべく軽く揉み始める。

リムル > ・・・大事なことよ?貴方がそういうシュミだったらちょっと私困るもの。

(そう告げた後、そっぽを向いて くすり と小さなほほ笑みを浮かべた辺り、エルフなりの意趣返しだったのだろう。からかった、ともいう。)

別に聞こえなかった訳じゃない。・・・きちんと、理解してる。

(返す言葉は冷たく凛としたもので、まさか脳内でピンク色の妄想に耽っていたとは思わせない様子である。奴隷の仲間入り。正直、勘弁したいところではあるが・・・ただ、彼の言うようにめちゃくちゃにされているその奴隷の少女達の様子を見ると、その痴態が、甘い声が、思考をびりびりと痺れさせる。見ちゃだめ、と理性は告げるけれどもその刺激的な音が、光景が目を逸らすことを許さない。そして――)

・・・。

(あぁいうこと、されたい。して。して欲しい。そんな欲望が、気の昂ぶりが上限に達した。澄ましていようと女。それも、被虐願望を隠し持つ少女である。こんな、刺激的な光景を見せつけられては 私もされたい・・・ という、歪んだ欲望を抱いてもおかしい話ではない。それも、冒険者という血気盛んな職業だ。あまり表には出さないし、隠すが人との繋がりというものを愛す少女だ。情事に対して忌避感は持たず、こうして気の昂ぶりを覚えた時にはほんとにちょろかったりもする。)

あなたに、出来るの・・・?

(赤い顔で、そんな挑戦的な言葉を投げかける。ずっと受け身、というのはちょっと悔しかったからか。そして、肉感を確かめるように肌に触れればその肢体は柔らかく、しなやか。程よく鍛えられた体つきである、と感じさせるだろうか。)

リムル > (――そして、エルフがどこまで堕ちていったのか。そして、無事に冒険者として帰還することが出来たのか。それは少女と、彼のみが知る話。しかし、なんだかんだ言いつつ快楽におぼれていったのは間違いないだろう・・・。)
ご案内:「奴隷市場都市バフート 中央奴隷市場」からリムルさんが去りました。
ご案内:「奴隷市場都市バフート 中央奴隷市場」からエクシオさんが去りました。