2016/09/08 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にベアトリスさんが現れました。
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にイニフィさんが現れました。
■ベアトリス > 馬車は町の外に止めてバフートの大通りを一緒に歩いている
「さて、ここがバフートな訳だが…お主行きたいところはあるのか?場所によっては案内してやっても構わぬが」
周りは酒場、娼館、それ以外にも雑多な露天が立ち並び、首輪につながれた奴隷も当たり前のように歩いているし、立ちんぼの娼婦も珍しくない。
小さいものは10歳前後から年も様々、夜になっても昼と変わらないほどの喧騒に包まれていた。
■イニフィ > 「おお~………、正しくって感じね…。」
フードを目深く被り、いつもの風貌はしっかりと隠している。
だが、そのフードはあちこちを向いては向き直り、完全におのぼりさん状態である。
においは、お世辞にもいいとは言えなかった。
糞尿でも垂れ流したのかといわんばかりの悪臭、正直鼻をつまみたくもなる。
けれども、あちこちを歩いている悲壮な表情をした奴隷たち。
あちこちで何とか外貨を稼ごうと、客引きをしている娼婦たち。
正に、噂にたがわぬ街そのものに、イニフィは軽い感動を覚えていた。
「ん~、そうねぇ…。
あ、そういえばこのあたりって、確か公開調教みたいなのをしてるのよね、それを見てみたいわ。」
悪趣味といいたいならばそういえばいい。
だが、確かに興味があるものはそれである。
どのように調教しているのか――イニフィでも、興味をそそられるものだった。
■ベアトリス > 「これ、余りきょろきょろするな、恥ずかしいではないか」
もの珍しそうにきょろきょろと辺りを見回すイニフィの手を引いて歩いて。
「ふむ、公開調教か…」
しばらく思案する。
奴隷の調教具合を見せて価値を知らしめる意味でそのような行為が行われることは珍しくない。
ただ公開調教と言ってもいろいろなものがある、この娘が好きそうなものとなるとどうしようか。
「ん~公開調教か、ああいうやつのことか?」
そう言って道の先を指さすと、首輪の付いたミレー族の奴隷が秘所にバイブを数本入れられて四つん這いで歩かされている。
口には猿轡がされて涎を垂らしながら、臨月を迎えた大きなお腹を晒しながら主人と共に散歩をしていた。
■イニフィ > 「そんな事いったって…始めてきたんだし、ねえ?」
珍しいものばかりなのだ、普段マグメールで過ごしているイニフィにとって。
確かに、こういう光景は王都でも珍しくはない、しかしここまで大々的にやっている場所はまず存在しない。
一応、騎士団の名目と言うものもあるし、力はないにしても慈善団体のようなものも存在している。
手を引かれて歩いていなければ、確実に迷子――というよりも、牢屋の中に行きそうな雰囲気である。
「そっそ、広場で大々的に公開調教して、競にかけたりするんでしょ?」
パンフレット的なものはないにしても、人づてに話を聴いた。
広場のような場所で、競のようなものを催し観客に奴隷をかわせる手法。
それの盛り上がりを一度見てみたい、と要望するのだ。
首輪のついたミレー族、それが猿轡をかまされて喘ぎながら通りを歩いている。
それを横目に見ながら――イニフィは軽く笑みを浮かべた。
「…ほんと、噂どおりの街ね……。
ベアトリスも、もしかしてここで誰か買ったりするのかしら?」
そういえば、娼館を営んでいるという話だったはず。
ならば、やっぱりこういう場所で買い物をしたりするのだろうか、と。
■ベアトリス > 「あまり目立つことをして誰かに目を付けられたらどうするんじゃ、本当に危険な街なのじゃぞ、この前だって王族が売られかけたのじゃ」
これも本当、救出と引き換えに処女を美味しくいただいたことを思い出して思わず勃起してしまう。
「ふむ、じゃあとりあえず広場じゃな」
イニフィの手を引いて広場へと向かう途中イニフィの質問に答える。
「ああ、買うぞ…ただワシの目にかなう者はなかなかおらん、よほどビビっと来ない者じゃないと金を出さぬな」
そうこういっている内に広場につくと丁度公開調教が行われていた。
まだ若いが美しい奴隷が何人もの男のペニスをすべての穴で咥えて精液まみれになっている。
だが意外と静かだ、見物人たちはその行為に集中しているか、いくらで買おうか思案しているか。
思考が行為に集中しているためにあまり騒いだりしていないのだ。
■イニフィ > 「王族…?へぇ……って、もしも~し…。」
その売られかけた王族を、ベアトリスがどうにかしたのは間違いなさそうだ。
その証拠に、彼女の股間が少しばかり盛り上がってしまっている。
まあ、ある意味こんな場所だと、そうなるのが普通なのだろう。
殺気から通り抜けていく人々の股間が、どれも随分と膨らんでいるのが丸見えだ。
しかしながらフードの奥より、半眼を向けながら口を尖らせる。
「ふ~ん……。意外とベアトリスって眼が肥えてるわねぇ。」
しかし、その眼鏡にかなう自分がいたというのは、少し誇らしくもあった。
それなりに容姿には気をを使っているにしても、やっぱり褒められるのは気持ちがいい。
そして、広場は静寂ながら異様な熱気に包まれていた。
目の前の高台では、10代後半と思わしき少女が4人ほどの男に組み敷かれている。
後ろも前も、そして口にも肉棒をくわえさせられて、喘ぐこともできず。
しかし、耐えているというよりもむしろ甘受しているようにも見えた。
心が壊されている――――イニフィはそう直感した。
■ベアトリス > 「あ?お、おう、すまんな」
股間が膨らんでいるに気付いて慌てて股間を隠そうとしたが全裸なのでどうすることもできず、とりあえずそのままに
「そりゃあ当然じゃ、何十年も奴隷を扱っておれば目だって肥えると言うものじゃよ、お主のような美しいだけではない娘を見る目はあるつもりじゃ」
フードの上からイニフィを撫でて調教されている娘を一瞥する。
「ふむ、確かに良く調教されておる、だが金は出せぬな、あの娘はアレで幸せになっておるのじゃ、イニフィよ、ワシが奴隷を買う条件は2つある、何か分かるか?」
■イニフィ > 「……せめて下着くらいつけなさいよ、お婆ちゃんだからってそれくらい嗜みでしょ…。」
ローブの舌が真っ裸なのはやはりどこか不思議な感じがする。
少しくらい、せめて下着だけでも着ておけばそんなことも起こり得ないのに、と思うものの。
彼女のスタイルはそれだ、といわれてしまうと、どうしようもないのでそれ以上は突っ込まないでおいた。
「…子ども扱いは勘弁してくれないかしらね…?
んー……2つ?」
イニフィも、時にそういうプレイをする時だってある。
徹底的に行かせ尽くしたり、媚薬を使ったりすることはあれども、完全な奴隷というのはなかなか難しかった。
「ん~…、私は商人じゃないからなんとも言えないけど…。」
イニフィは、自分がそういう立場になった際の事を考える。
どうすれば、奴隷を買いたいと思うのか。
「……1つは、やっぱり意思…かしらね?」
■ベアトリス > 「だってこの場ですることもあるから全裸の方が楽なのじゃ」
この町ではその場で性行為など珍しくもない、それなら服はむしろ邪魔。
そんな長年の経験から全裸になっている。
「一つは…やはり見た目じゃな、俗な基準じゃがやはり好みじゃないと愛でようがない」
1つ指を立てて
「そしてもう一つは…可哀想かどうかじゃ、奴隷なんて身分はみんな可哀想かと思うか?否じゃ、奴隷だろうが壊れていようが歪んでいようが本人が幸せならそれでいい、だから奴隷でも悪い扱いを受けていてわしの眼鏡に適う者をワシは買うのじゃよ」
そう言って2つ目の指を立てた
「イニフィの場合は…可愛いからじゃな、ワシの物になるような娘じゃない、けど良き友人にはなれそうじゃから声をかけた」
■イニフィ > 「まあ、気持ちはわからなくはないけどねぇ……。」
確かに、ベアトリスのいう事も一理あった。
こんな町だし、外で行為に及ぶことなど少なくはないはず、だったらむしろ服は邪魔になる。
ここでは、イニフィの常識が非常識になりえることだってあるのだ。
「……ははぁ、なるほどねぇ…?」
商人らしい考えではない。
けれども、そこに見えるベアトリスの考えには非常に賛同できる。
しかし、それはある意味慈善活動のようなものに感じなくもない。
このベアトリスという人間、もしかして根はいい人間なのだろうかと勘ぐってしまう。
しかし、あの勃起した肉棒を見る限り――完全な善人とはいい難い様な気もする。
「…なるほど、ね?
……私が奴隷を買うなら、意志が強い子の方がいいわね…。」
出来れば、意志が強く可愛い子だとベスト、だろう。
イニフィは、彼女と違い奴隷を可愛そうだなどと思ったことは一度だってない。
彼女らの境遇を考えれば、勿論そうなのだろうけども――――あの、目の前で陵辱されているミレー族も、可哀想だとは思わない。
「んふふ……私はね、堕落していく過程を見るのが好き。
快楽に溺れて落ちていくさまを見るのがね……たまらなく好きなの。」
欲望のままに貪る彼女は、どこか美しささえも感じられる気がするから。
だから、静かに熱気を燃やしている者たちも――滑稽というよりも、人間らしさを感じていた。
■ベアトリス > 「…意志の強いものを堕落させるか、まるで魔族のような物言いじゃな」
イニフィが魔族かどうかは知らない。
だが人を堕落させるのが好きという思考は魔族によくある思考だ。
「冗談じゃよ、魔族が町中をあんな風に歩いておるわけなかろう」
首を振って否定してしばらく調教を見ているが、イニフィに耳打ちをする。
「の、のう、こんなことを頼むのはいささか恥ずかしいが…見終わったら、その、ワシのチンポを抜いてくれぬか?買う気はなくとも立ってしまうものは収まりがつかぬでな」
年がいもなく恥ずかしそうにして顔を赤くしていた。
■イニフィ > 「あら、私にしてみたらこんな場所で女の子が侵されてるのを狂気の目で見てる人たちのほうが、よっぽど魔族に見えるわよ?」
そもそも、魔族と人間の境目はどこにあるのだろうか。
種族の違い?それならミレー族やエルフだって種族が違う。
魔力?人間にだって魔力の高い人は沢山いる。
――――魔族と人間の境は、どこにあるのだろうか。
しばらく、調教を眺めていた。
女の子は既に気絶寸前まで攻め立てられている。
遠目から見ても、もはや喘いでいるのか泣いているのかわからない。
男たちも、既に精根尽き果てかけているあたり―――彼らも一般人とは言いにくそうだった。
もうそろそろ競が始まるだろうか、そんな期待を込めていた矢先だった。
「……あ、やっぱりそうなるんだ?…結構刺激的だったしねぇ…?」
肉棒が生えているというのは些か厄介なものだ。
半分だけ、男が混じっているというのはいろいろと不便なものなんだろうけど、どこか楽しそうでもあった。
くす、と笑みを浮かべながら。
「普通、友達にそんなこと頼むのかしらね…、それとも狙ってた?
んふふ…いいわ、あとでたっぷり抜いてあげる。…どこがいいか考えててね、胸でも――あそこでもいいわよ?」
普段はどうやって、その高まりを収めているのだろうか。
しかしながら、耐え切れないその高まりを抜いてくれと『友達』に頼まれてしまっては仕方がない。
――少しばかり、妖艶な笑みを浮かべながら了承した。
■ベアトリス > 「なるほどのう、確かにこの行為を常識的に考えれば悪魔の所業そのものじゃ」
確かに彼女の言う通りだ、こんな行為を平気でやる人間とその人間が諸悪の根源のように言う魔族とどう違うのか。
そうしている内に奴隷がついに気を失いその場に倒れこむ
そして値段を次々と言いあい競りが始める。
先ほどまでの静寂がウソのような蜂の巣をつついたような喧騒の末にそれなりの高値…平民が3カ月は遊べる程度の値段で奴隷は買われていった。
「…この先にレズビアンとふたなり専用の酒場がある、そこで、その、見られながらいっぱい抜いてもらいたいのじゃ」
出会ったばかりの友達に見られながら射精したい。
そんな変態的なお願いも友達だからできる。
無意識にイニフィの腕をぎゅっと掴んでいた。