2016/09/06 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート 奴隷市場」にエミリアさんが現れました。
エミリア > 大きく西に傾いた日差しがあかあかと、円型の舞台を照らし出す。

舞台中央にはがっしりとした肘掛け椅子がひとつ、
そこに埋もれるように座らされたのは、修道衣姿の少女。
小刻みに震える兎の垂れ耳が、少女がミレーであることを知らせている。

下着をつけていない秘部が露わになる格好で開脚を強いられ、
両膝を肘掛けに引っかけ、足首にそれぞれ錘をつけられて固定されて、
両手は胸の前でひとまとめに、金属の枷で戒められている。

修道衣の裾は腿の付け根までまくれあがっており、
晒しものになった秘部は、とろとろとはしたない蜜を滴らせて―――

商人の携えたグロテスクな張り型が、卑猥な音を立てて、
ゆっくりと、時に荒々しく出し入れされている。

「ひ、っあん、あっ、あ、あ、らめ……ぇ、
 らめ、もぉ、やめて…ぇ…!!
 あか、ちゃ、れちゃう……ぐちゅ、ぐちゅ、って、らめ、止めてぇ、っ…!!」

幼い姿の娘ではあるが、今、その胎は懐妊中であること。
頑丈なミレーの娘ならではの、背徳に満ちた交わりが楽しめる、と、
商人は朗々たる口調で語る。

―――朦朧とした意識の中で泣きじゃくる娘の意思など、誰ひとり斟酌しておらず。

エミリア > 生涯、神に仕える身と誓いながら、淫戯に溺れた罪深い娘、だとか。
あげくに誰のものとも知れぬ子を宿した、愚かな娘、だとか。
傍らに立つ商人はますます楽しげになにやら喋り続けていたけれど、
己の耳にはろくに入ってきておらず、当然理解もしていない。

ただ、―――犯されて、熱く疼くおなかを抱えて、
ふらふらとどこかの通りを歩いていただけなのに。

捕まえられて、引きずりだされて、見世物にされている。
おなかに子供が居る、と知られているのは、きっと、
熱に浮かされた状態で、己が口走ったせいだけれども。

「やめ、て……、し、きゅう、こわれ、ひゃ……、
 エミィの、おにゃ、か……こわ、…こわさ、ないれぇ…っ…!!」

身を捩って泣き叫べば叫ぶだけ、商人は喜んで張り型を突き入れる。
柔らかく濡れそぼった媚肉が、ぐじゅぐじゅと纏わりついては、
抜き差しのたびにまくれあがり、押し込められ、を繰り返し。
ずくん、と根元まで、商人の手指の先さえ埋まるほどの勢いで
突き入れられた瞬間、矮躯がひときわ大きく跳ねあがった。

「ひ、っあ、あああ―――――あ、…あぁ、…ぁ……!!」

いくどめかももう分からない、絶頂。
きゅう、と引き絞られた秘裂から、勢いよく透明な蜜液が迸る。

エミリア > ――――――また、気が遠くなる。

理性も感情も本能も、なにもかもがずっと遠く、
己の手から零れ落ちてどこかへ。

見世物の果てに誰かが己を買い受けようとするか、
あるいはまた、商人の手で回収されて連れていかれるのか。
どちらにしても、はっきりしているのは。

己の身体だというのに、なにひとつ、
自らの意のままにさせては貰えないだろう、ということだけ。

ご案内:「奴隷市場都市バフート 奴隷市場」からエミリアさんが去りました。