2023/07/17 のログ
■ケストレル > 「……ま、だからって止めらんないけどさ」
木剣を手に立ち上がると、肩を鳴らしながら鍛錬用の打ち込み人形へと向かう
確かに才能は無いのかもしれないけれど、それが何の言い訳になるというのか
今後自分がパーティを組んだ際、魔物に敗走する事になった場合
自分に白兵戦の才能が無いから負けました、なんてどの面を下げて言えるのだろう
恥の上塗りにしかならないじゃないか、と自嘲しつつ剣を構える
「せめて人並みには戦えるくらいには、なっとかねーとな」
そうして日が暮れるまで、男は人知れず鍛錬を重ねていくのだ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からケストレルさんが去りました。