2023/06/09 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にオークさんが現れました。
オーク > 夜の森の中、遠くからでも焚火の赤が見える。
その前に胡坐をかいているのは身長2mに及ぶ人影。濃い緑色の肌をし、短い黒髪の男。
下顎から突き出す牙は猪を思わせる。

「もう少しこの森は落ち着いていたと思うのですが、随分騒がしいですね……」

オークは魔物や野生動物に警戒されない。正確に言えば警戒はされるのだが、害を与える存在でないことが伝わっている。
自分以外の闖入者がいるのだろうか。人間の冒険者か何かだろうか……と呑気に考える。

オーク > 「繁殖期……というのもあるでしょうが」

視線の先は暗く、何も見えない。
場違いな金属の音、石弓を絞る音、そういった人間が出す音は聞こえない。少なくとも、今のところは。
あとちょっとしたら火を消して、眠るとしよう。揺れ動く炎に視線を向けつつ、欠伸をした。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からオークさんが去りました。