2023/06/06 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にヴィルヘルミナさんが現れました。
ヴィルヘルミナ > 「お前で…最後っ!!」

少女の持つ両手剣がゴブリンを真っ二つに斬り捨てる。
彼女は残心し、周囲の気配を確かめてから、ようやく一息ついた。
周囲には、ゴブリンの死骸が転がっている。

「ふぅ…他愛もないわね」

ヴィルヘルミナは愛用の剣についた薄汚いゴブリンの血を拭う。
王立コクマー・ラジエル学院の学生たる彼女は、授業や課題の一環として時折冒険者の真似事をしていた。
今回も、学生でもこなせるようなゴブリン退治の依頼を一人で受けたのである。
本来学生は複数人で受けるように言われているが、彼女にとってはゴブリン程度、一人でも何とかできる。

「さて…と。帰り支度をしましょうか」

この一帯に縄張りを作っていたゴブリンの小規模な群は全滅させた。
ヴィルヘルミナは伸びをして、一息つく。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からヴィルヘルミナさんが去りました。