2023/05/23 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にサウロさんが現れました。
サウロ > (王都近郊、まれびと街道が伸びる道から外れた先に拡がる手つかずの地帯は自然が広がり、
 当然そこには人々を脅かす魔物も住み着いて、近くの村へと現れることがある。
 特にゴブリンなどは村から若い娘を攫ったり、駆け出し冒険者を襲ったりして、その胎を借りて増える。
 そうした被害も多く、ゴブリン退治は冒険者たちの依頼にもよく出ている筈だ。

 ギルドまで赴くことが出来ない、あるいはギルドに依頼を出す金がないという個人の依頼を、
 サウロたちのような自由騎士が請け負うことがある。
 今回請けた依頼は、山菜や薬草の生える群生地に魔物が住み着いて困っているという村人からのもの。
 サウロの隊にはスカウト──単体隠密行動で斥候役を担える役職がいない。
 故に、基本は防御力が高く、先行あるいは殿を務められるタンク職のサウロが赴くことになる。
 そこについてきてくれるのは魔法剣士のミレー族の青年。何かとペアになることが多い。
 基礎体力と運動神経が高く、伝令役には最適だ。

 が、道中でリザードマン種との魔物と戦闘になった。
 トカゲのような爬虫類の見た目に、冒険者から奪ったであろう防具や武器、弓を器用に扱う種だ。
 幸いにも個体それぞれの火力は強すぎず、サウロが注意を引き、仲間が攻撃するという戦法で倒すことができた。
 ただその魔物たちが、村で数日前から行方不明になっているという村娘のリボンを持っていた。
 ただちに救助へ向かうべきか、判断を仰ぐべきか、判断を仰ぐためにミレー族の青年が踵を返し、隊の皆へ伝えに行く。
 この間にも、賊の襲撃がある可能性も、冒険者や旅人などに出会う可能性もある。
 周囲を十分警戒し、極力気配を殺しながらリザード種の痕跡を探り、奴らの巣穴を辿っていく。)

「……無事だと良いんだが」

サウロ > (リザード種の巣穴を見つけたサウロが目印となる救援道具を上げて、暫くしないうちに仲間たちが合流する。
 部隊を二つに分けて、リザード種の駆逐と依頼の魔物の捜査と退治。
 危険な救助側をサウロと魔法剣士、性霊術師の三名で。もう片方をリーダーと治癒師、サポーターが向かうことに決まった。
 「無理はするな、だが可能性も捨てるな」と激励を貰い、それぞれが力強く頷いた後、洞窟へと入っていく──。)
 

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からサウロさんが去りました。