2023/04/30 のログ
unkown > コンセプトは自己進化自己増殖。
自己を進化するために雌を孕ませて子を産ませ、母体から力を受け継いだ次世代をつくり種族として進化し、生ませた子が次の犠牲者を生み出し、増えていく。

そのために必要になる雌を母体として受け入れさせる為のありとあらゆる方法の内、この魔獣が選んだのは美味なる果実に含まれた媚薬成分である。

ただ果実が美味しいから、というのもあるが摂取する事で唾液に微量でもその成分を含ませて、その時が来たときに使うつもりなのだが、それ以上に果実が美味しいので魔獣は大変気に入っている。

かぶりつけば辺りに散る果汁と香り。
ひとつ食べ終われば、体毛が如き触手の一部を束ねて伸ばして、巨木に這わせると枝まで伸ばして果実をもぎ取り、ずりずりと手元まで手繰り寄せる、そしてまた果実を貪り始めるのだ。

お腹が満たされれば当然次は睡眠欲である。
魔獣は大あくびを零すとうとうとし始めて……。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からunkownさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にロスマリヌスさんが現れました。
ロスマリヌス > メグメールの街道の外れ。木が三本だけ立っている、林とも木立とも言えないような場所がある。
他に何があるというわけでもないが、最近見つかった地下遺跡までの通り道に当たるので辺鄙な割に人通りは多いと言えるかもしれない。
その場所に『幽霊が出る』という噂が立っていた。
曰く、薄ぼんやりと青白い光を放っていた、消えたり現れたりを繰り返していた、奇妙な色の髪を振り乱していた……。
バラバラな目撃情報の中、一致する特徴は『異様に乳がデカい女』というもの。

「ふふっ、あはは……うふふっ」

その真実はと言うと、こうしてはぐれホムンクルスが、夜に飛ぶ蝶や蛾を追いかけて灯りの魔法や転移魔法をむやみやたらに使いまくっていたというだけなのだが。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にグスタフさんが現れました。
グスタフ > 奇妙な噂を頼りに来てみれば、まさか本当に噂通りとは思わず、男は流石に少し訝しんだ。
騎士とはいえ管轄外の話だが街道の安全の名目で取り締まることはできるだろう。

幻想的とも魅惑的とも壊滅的ともいえる目の毒になりそうな光景に見とれながら、
いきなり襲い掛かるのはやめておいた。旅人の服、程度の軽装で身を晒して近付いていく。
敵意はない程度の意味で両手を上げて話しかける。

「楽しそうだな。一人で遊んでるのか?」

ロスマリヌス > 「あははっ……って、え……?」

声をかけられて、ピタリと転移が止まる。
バランスを失い、おっとっとと二歩、三本前につんのめる間にも、冗談のような大きさの膨らみはたぷんたぷんと揺れる。
そして、もう三歩ほど進んでその男性の元に近づくと、ニッコリ満面の笑みで、

「はいっ!一人で遊んでいましたです!この辺りは綺麗なチョウチョがたくさんいるので!」

自信満々、ハキハキした声で宣言する。
言い終わった後の顔も満足げに、さぁ褒めろと言わんばかりにニコニコしている。

グスタフ > 「それは偉いね。でも、せっかくだから、一緒に遊ぼないか……ええと。お嬢さん」

揺れる乳房に目が行くのは仕方ないとはいえ、全身を舐めるように見て。
不釣り合いな幼い顔もこれはこれで、と邪な考えを抱いてしまう。
とりあえず手を差し出して、誘うように。

「グスタフって呼んでくれ。よければ、付いてきてくれると嬉しいな」

素直そうな子だとはいえ、こんなので簡単に連れ出せるかわからんが。
なにか、こう難しいことを言っても通じない予感がしていた。
とりあえずは街道沿いから離れればいいかという気持ちで。

ロスマリヌス > 「はいっ!ぜひご一緒させてください!」

提案に対して即答……を通り越して、若干食い気味に返答する。
初めから、何を言われようと断るつもりなぞさらさらなかったというような勢い。
舐めるような視線に気づいているのかいないのか、差し出される手も何ら躊躇いなくとる。

「私はロスマリヌスです、マリアって呼んでください」

そのまま、疑いをほんの欠片ほども見せない笑顔のままついていった。

グスタフ > 【移動します】
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からグスタフさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からロスマリヌスさんが去りました。