2023/03/18 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にタマモさんが現れました。
■タマモ > メグメール自然地帯、とは言っても、王都や街道からそう離れていない場所。
そこに流れる小川の川辺に、少女の姿はあった。
焚き火を起こし、それを囲うように立てられた、串に刺された魚が数匹。
そう、現在、食事の準備真っ最中である。
…まぁ、単に釣った魚を焼くだけの、簡単なものだが。
ただ、普段は一匹二匹、その程度を食す訳だが。
今回に限り、なぜか見えるのは四匹。
小さいから…と、言う訳ではなく、それ以外、山菜等の、他のものと取り損なったから。
それが無い分、魚を増やした、と言うのが理由である。
ちなみに、その足元に置かれたタライ。
そこに張られた水の中には、もう数匹の魚が泳いでいる。
本日、あまりの調子良さに、食事を終えるまでは、川に返すのを後回しにしたのだ。
この成果を眺めつつ、食事をする、と言う考えで。
■タマモ > 「妾とて、やる時はやる、と言うものじゃのぅ」
どこか悦に浸っているような、そんな表情を浮かべながら。
時折、タライへと視線を向けながらも、焼き加減を確かめる。
ただ、少女の川魚の調理法は、かなり雑だ。
本来抜くべき臓物は抜かず、だが、それで焼き慣れているから、ちゃんと焼けはするものの。
食べる時にも、美味しく食べたい場合、その残った臓物を避けて食べる、と言う事が必要となってしまう。
まぁ…少女からすれば、いつもの事で慣れているが。
それを知らない相手からすれば、それを食べる場合、気付かず食べると、非常に苦い思いをするだろう。
苦いのが好きなら、それで良いかもしれないが。
さて、なかなかに、良い匂いもしてきたが。
くるりと反転させ、反対側を今度は焼いていく。
先が背の側、後が腹の側、時間にして、後十分程度焼けば完成である。