2023/01/21 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にアクラさんが現れました。
■アクラ > 薄暗い森林
そこは例えるなら自身のホーム
勝手知ったる森の中手を伸ばしうんうんと悩む
「剣や槍やあれやこれ、どうにも使い勝手が分からん。」
肘から先の肉が歪み剣を形取る
鉱物から精製したそれとは違う骨剣
ブン、と振り回せば草位は簡単に切れるがアクラとしては納得がいかない
「これなら大きくして適当に叩いた方がマシだぞ。
適当に降ったら切れないし、何で人間達はこう変な道具を好むのだ?」
剣を模してみたが評価はそれなり、槍や他の武具等も似たような物
武器を使うのに慣れる為態々ここまで来たが無駄足だったと不貞腐れる
■アクラ > どうしたものかとぼーっと頭上を見れば枝に停まる鳥や木々の間から漏れる光
ここ最近王都で過ごしていた間は感じなかった静寂、そして
「そう言えば鳥を焼けば焼き鳥とやらになるらしいな…」
王都の屋台で食べた味を思い出す
火で焼くだけで食べ答えのない鳥があんなに美味しくなるなんてと驚いたのは記憶に新しい
あの鳥達も焼けば美味しいのか、なんて考えつつもいまいちやる気が出ない
■アクラ > 今すぐ帰るか、暫く眠ってからか…
どちらにしようか意識が鈍りつつある頭で考える
幸か不幸か大きな獣の気配は無いので休む場所としてはここは当たりらしい
「森の中はこんなに暇なものだったか…
でもまぁ、これも悪くないか。」
数分もしない内に小さな寝息が口元から漏れる
森の中で眠る白い女…奇妙だが静謐な光景だった
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からアクラさんが去りました。