2023/01/06 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にタマモさんが現れました。
■タマモ > 「あー…まったく、一匹見付けると、何匹沸いておるのやら、じゃのぅ?」
メグメール自然地帯、その一角に広がる不思議な森林地帯の一部。
入っても出てしまう、その不思議な森林地帯は、元から居た動物達にとっては安全な場所。
それ以外の存在には…さて、それを体験した者達には、何と呼ばれているのやら。
とりあえず、そんな場所を生み出した主は、惑わせの穴場、と名付けている。
そんな場所でも、その周囲までは、安全とは言い難い。
その影響を受けぬ、魔物やら人間やらが、時折、うろつくからだ。
今回、そんな場所で見掛けられたのは、魔物。
動物達から、それを伝えられた少女は、その討伐にやって来ていた。
…もとい、討伐ではなく、追い払いに、か。
そんな呟きを零す少女、その森林地帯から、少し出たところに佇む。
適当な岩の上に腰掛けて、遠くを見るように、額に手を沿えて。
その眺める視線の先には、逃げ惑う、数匹の魔物達の姿。
殺めず、どうやって追い払ったのか?それは秘密だ。
警戒はしているか、その頭に見える狐を模した耳は、ぴんと立たせ。
複数の尻尾は、風に靡きゆらりゆらりと揺れている。
■タマモ > この穴場を住処にする、そうした動物達は、それなりに。
人間や魔物の影響を受けぬ、自然な食物連鎖によって成り立っている、そんな場所だ。
そんな森林地帯の真ん中、そこに存在するのは、樹洞のある大きな樹木と付近にある自然の温泉と、流れる小川。
そして、なぜか一軒だけある木造の小屋。
もっとも、それを知るのは、本当に一握りの存在だけだが。
まぁ、要するに、気に入った場所を己の領域とし、立ち入り禁止としている、と。
数少ない、少女が優先的に守護している場所だ。
だからこそ、こうして、何かあればやって来て、対処する。
「前の時は、何か冒険者?らしき連中が、調べに来ておったか…?
迷った末に、簡単に諦めてくれて助かったが、あれはあれで、後に何か来そうで面倒そうじゃ。
………まぁ、最悪、シノに任せ忘れさせれば良いんじゃが、それも後で面倒なのがなぁ」
ふぅ、と溜息を一つ。
一先ず、難は去ったと考えたか、警戒を緩め。
ぐーっと、軽く伸びをする。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にエミリーさんが現れました。
■エミリー > 魔物達が逃げる方向の先
大剣を背に車椅子を押す全身黒甲冑と車椅子に座るローブの女
魔物には相手もされずこちらも特になにもすることはない
スンスン、とローブの女は匂いを嗅いで進む方向を指さした
「あっち...」
黒甲冑は示されたとおりに車椅子を進める
妙な二人組が目指す先には木造の小屋
■タマモ > ぴくん、警戒は解いているも、耳は揺れる。
まぁ…こんな場所で、車椅子を使っているのだ、その音を聞き逃せ、と言う方が難しい。
それに、感じるのは、覚えのある感覚であると、それもあるのだが。
その目的の場所、それを知っているのは、ここの主の知人である証拠。
なのだが、その場所へと到達する前に、己と顔を合わせる事となるだろう。
逃げ去った魔物、その来た道を見れば、今だ寛ぐ己の姿が見えるのだから。
「おやおや、久し振りの客人じゃのぅ。
その様子では…言うまでもなく、元気にしておったじゃろうか?」
今だ己は岩の上、訪れた二人へと、そう声を掛ければ。
ひらりと、挨拶と共に、手を振るのだった。
■エミリー > 「たまもちゃぁぁん...はぁ...」
目的の相手を見つけ笑顔を浮か、、、べきる前に息を吐く
興奮前の血の巡りが足りないいつもの反応
「たまもちゃんのぉ...においがしたからぁ...」
来ちゃったぁ、と薄く笑っている
リッチと黒甲冑のリビングデッドは生き物とも呼べないため魔物にも相手にされずここまで来るのに苦難も何もなかった
車椅子の上でゆらりと腕を広げながら久しぶりの再会をエミリー的には大喜びしている
■タマモ > 「あー…あぁ、そうかそうか、そうじゃったな」
少女の様子に、軽く思い出すような、そんな仕草をするも。
ぽむ、と手を打てば、納得した様子を見せる。
そして、続く言葉にも、うんうんと頷きながら。
「いやはや、一緒に居る機会が多かったからか、なかなかに、その調子であった姿は見ておらんかったからかのぅ。
………まぁ、妾と共に居れば、すぐに戻るじゃろう。
戻る…んー…戻る、と言うのかは、あれじゃが」
よいせ、と岩から腰を上げれば。
とん、と岩を蹴り、ふわりと宙を舞う。
笑みを浮かべ、両手を広げる少女の前。
すとん、と着地をし、ぽんぽんと頭を撫でてやる。
■エミリー > 「そぉだねぇぇ...」
現状そうは見えないがエミリーは興奮状態にある
鼓動もいつもよりは早く覚醒まではもうしばらくと言ったところ
「えへへぇ...たまもちゃぁん」
頭をなでてもらえばその手をゆっくりとつかむ
時期もあるがそれでも常人よりいっそう冷たい手
生命力を奪うなんて事はないが温度はその限りではない
「たまもちゃん、ここでなにしてたのぉ...?」
柔らかな手を握ったままそう問いかける
■タマモ > 「いや、何を納得したか、分かっておるか?」
なぜか同意する少女に、頭を撫でたまま、問う。
と、撫でて分かるのは、少女の状態が多少。
それを理解しながらも、軽く肩を竦めてみせる。
「相変わらず、甘えん坊じゃのぅ。
まぁ、それが可愛いのだから、良いんじゃがな」
少女に手を取らせたまま、その手の感触を感じつつも。
そう伝えれば、その手を軽く引き、こちらへと身を寄せさせようと。
それが叶えば、そのまま、抱き上げてしまうのも良いだろう。
「あぁ、何かここの者達が、魔物が出ると言うておったからのぅ。
適当に、追っ払っておったんじゃ」
そして、少女の問いには、そう答えるのだ。
己を、そしてここを知る少女に、偽る事は不要である。
■エミリー > 「んー..わかんない」
基本的に深く考えてはいない
目の前の彼女がそうだというのだからそうなのだろう
今の理解度はこれくらいである
「わたしも、たまもちゃんすきー」
身を寄せ、簡単に抱き上げられる
抵抗の気配もなく抱き上げられれば自分からも抱きつくように体勢を変え
「まものかぁ...たまもちゃんたいへんだねぇ
あんでっどをおいといても、みんなこわがっちゃうよねぇ...」
者達と言ってもおそらく動物のお友達だろうと覚醒しつつある頭で理解する
何とか助けになれないかとも考えるが、アンデッドの出る幕はなさそうなわけで
■タマモ > 「うむ、分かっていた」
と、さらりと返すも、そう気にはしてない様子。
それが、この少女だとも、分かっているからだ。
「ふふ…妾も、エミリーを好いておるぞ?」
抱き上げれば、少女自らも抱き付いて来る。
くすくすと笑い、ちゅ、と軽い口付けを与え。
「いやいや、中までは入れんし、大丈夫じゃろう。
とは言え、周りをうろつかれるのも、ちと迷惑ではあるからこそ、こうしておるが…
あー…それは、気持ちだけ、受け取っておこう。
不死者を見て、それを退治に冒険者?が…となっても、困るしのぅ?」
何度も通っていれば、その点は、こちらも理解するもの。
とりあえず、現状維持を保つ事と、その理由を伝えながらも、その気持ちへの感謝だけは。
「っと、さて…今日は、久し振りで、語りに来たんじゃろうか?
それとも、ゆるりと、たっぷりと、遊びに来たんじゃろうか?
どちらにしても、ここで立ち話もあれじゃ、中に行くかのぅ?
…立っておるのは、妾とごーちゃんだけじゃが」
そして、続けて、今度は少女へと、そう問うのだ。
もっとも、少女の答えが、どちらであろうとも。
抱えた少女の答えを待ちながらも、己の領域の中へと、向かい始める。
もちろん、少女も、後ろの黒甲冑も、領域の力の影響を受ける事はない。
目的地への道程は、そう遠くないだろう。
■エミリー > 「相思相愛、だねぇ♪」
口付けに頬を赤く喜ぶ姿はほぼ常人のそれ
仕草はまるで大きな赤子だがその好意は以前から変わらないどころか増している
「そうだよねぇ...他の子も怖がっちゃうし」
様子がおかしい地域の調査とアンデッドが確認できる地域の調査では確かに訳が違う
「今日はねぇ...久しぶりにたまもちゃんの匂いがしたから来ちゃったの
だから...なにも考えてないかなぁ♪
でも、タマモちゃんと沢山お話ししたいかも?」
脳天気にそう答える
黒甲冑のゴーさんは2人の後ろをなにも言わずついて行く
エミリーはと言えば抱きつく彼女が来いと言えばどこにでもついて行くのは間違いない
■タマモ > 「うん?…相思相愛か、確かにそうじゃのぅ」
そう言われれば、否定する理由もなく、そう答え。
口付けした唇を離す際、ちろりと、少女の唇を舐め。
「適当に怖がらせれば、しばらくは寄っては来んじゃろうし。
これで良し、と言うものじゃ。
匂いに敏感な不死者、と言うのも、何か不思議な感じではあるが。
実際に、エミリーがそうであるのだし、そんなものなんじゃろうな。
ならば、温泉にでも浸かり、ゆっくりとするか。
ごーちゃんには、せっかくあるのだし、小屋で休んで貰ってのぅ?
…休む必要が、あるかどうかは、ちと疑問じゃが」
あれやこれや、言葉を交わし、歩み続ければ。
結界を抜け、領域の中へ。
その周りから見れば、三人の姿が、森林の中に消えて行くように見えるのだろう。
その姿を、再び見付けられる事は、無いのだろうが。
それならば、と適当に、そう決めて。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からエミリーさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からタマモさんが去りました。