2022/07/18 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にフェルトさんが現れました。
フェルト > 【お約束待機です】
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にロスティンさんが現れました。
フェルト > 元々の同期、というか同じ貧民地区出身者は欲を出し過ぎて死んだなどでいなくなっており。
こうして誰かと行動をするというのが少女以外はほぼ居ない、それゆえに色々と自分なりには気を付けていて。
こうして教え合うも早々なかったので、これを機に少しだけ上を目指すのも悪くないかと考え。

「俺みたいなのはギルドは兎も角街を追い出されたら野盗になるしかないんだよな。
奥義ってのは自分に合う事をやってればいつかたどり着けるって事なんだな…。
俺もそういう人に出会ってみたかったもんだ。
それは良い子と聞いなよ」

そういう失敗をするつもりはないが気を付けるかと肩を叩かれながら考え。
自分のようなものでも奥義と言える技を持てるのかと期待をしてしまい。

「あー、いきなり攻撃を受けたらそうなるよな。
本当に頼む、俺的には野営以外にも役に立つんだ。
それでだ…そうなれたらその時は一杯奢ってくれな?」

一応は宿もあるが決して清潔とは言えず、本当に必要な魔法なだけに切実で。
少女なら本当にその域にたどり付けると思っているので、何時になるか分からない先にそんな頼みを一つ。

「なら…討伐を受ける時は火をかけれる用意はしとくか。
今日みたいな少数でも気を付けないとだな…勉強になるよ。
捕まえるのに一苦労するしな、鳴いてる間は安全か」

実の所、野外活動は行うが詳しくなかった危険感知など、また一つ知識を得る事が出来。
次はもっと奥まで採取に行けそうだと考え。
疲れた体をほぐすように出足を振って。

「今日は世話になるよ。次の時にはこの借りは返すようにする」

部位を集めれば集め忘れがない事を確認し。
少女の後に続いて歩き出し、所々に、気が付いたりつかなかったりした目印に目を向けて。

「太陽の位置を確認しながら戻らなくていいのいいよな」

ついそんな事を口にして。

ロスティン > 少年との教えあいという行為は、自分にしても知らなかった知識を得つつ。
教える事で自分の事を違う視点で見れるという点からも有用で。

「とはいえ、フェルトの性格だと追い出されるような事しなさそうだけどね。
そういう風に言ってたよ、というか…使える技の練度も違うし体格も違うからね、そうなると使いやすい技も変わってくるし。
紹介しても良いけど、男の人には…辛辣だよ?
さっき言ってた探知系とかの魔法は便利だしね、警戒系の魔法も確か探知系だったと思うし」

少年の性格なら、其処までの失敗やもめ事は起こさないんじゃないかなと、苦笑して。
体格や覚えている技、使い込んだ技次第で様々だからと笑みを浮かべて。

「そうそう特に下級妖魔とかはね、小さい群れだと統率されてないし。
いいよー、まぁ便利なのが多いからね、色々役立ててみて。
そうなれたら一杯なんて言わずに、いっぱい奢れると思うよ」

生活魔法は便利な魔法がそろってるから楽しみにしてね、と微笑み。
そのときは、沢山のいみでいっぱいと冗談ぽく言って笑い。

「討伐の時はそうだね、火がると役立つかもボクは火には困らないけど。
少数って言ってもこっちよりは多かったしね、多数相手は相手弱くても緊張するよ。
そそ、鳥とか虫とかって周りの気配に敏感だからある程度の指針にしていけるよ」

「あはは、次はボクがお世話になるかもだしね」

妖魔の討伐部位を集める間に、少し焚き木になりそうな枝などを拾っておいて。

「森の中だと暗くなるの速いしね、こういう細かい準備は大事だって教わったんだ」

討伐などで逃げる相手を追いかける時なども出来る限り印等をのこせば、ある程度奥まで行って方角が判らなくても印を見つければ帰りやすいしね、と微笑んで。

フェルト > 「これでも昔は悪さしてんだけどな、生きる為だけど。
練度と体格はどうしても違いはあるよな。俺にロスティンが得意なのが出来ない感じか。
パスパス、俺には向かないから遠慮する。
探知系は本当に俺には必要だな。よし、真面目に覚えてみるか」

今でこそ落ち着いてると苦笑を見せる少女に告げ、これでもやんちゃだったのだと。
体格や技、使った練度と聞けばやはり長い時間の訓練の賜物かと感心して。

「そういうのはいきなり仲間がやられたら大体はパニックになるよな。
本当に助かるよ、これで金の節約も出来そうだし。
先ずは一杯、後は後で考えるってやつだよ」

話を聞くだけで便利な生活魔法、覚える事が出来れば今まで金を払っていた事も浮かせれそうだと目を輝かせ。
そして冗談ぽい言葉に一杯の後は別にとは言うが、そこまで集れない小心者であり。

「ロスティンはそうだな。俺は……ランタンの油でも多く持っておくか。
こっちは二人だしな、3匹も居たら多いって。俺は今のでも結構必死だったな。
動物がいるかとか血の臭いを基準にしてたんだけどな、次はそっちも気を配るか」

討伐をメインにしていた少女の話しは本当に参考になると何度も頷き。

「採取系ならな。討伐だと今度は準備しておくから多分大丈夫だ」

一人なら全部一人で行うのだが、二人なら作業も分担でき。
討伐部位も焚き木も同時に集めれ時間も早く済むのはありがたく。

「俺は暗くなったら木に登って夜を明かしてんだよ。目印があれば帰れるよな」

逃げる相手を追えば下手をすれば更に奥に行く事にもなる。
目印があればそれを頼りに戻れると聞くと、今まであまり行っていなかった細かな事の重要性もよくわかり。
こうして話を行くだけでも勉強になってるなと思いながら真面目に話に聞き入って。

ロスティン > 「ボクはそのころのフェルトは知らないからね、知ってるのはギルドで会ってからだし。
うん、そもそも武器が違うし、其処に体格の差も加わるから、フェルトに教えれるのはどちらかと言えば体の使いかたメインだろうし。
そう?、体術は憶えても損はないけど、まぁ…そうかも。
うんうん、学園以外にも個人で教えてくれる人なんかもいるしね、お金考えると割高だけど」

やんちゃだったと聞かされても、知っているのは今だからね、と微笑んで。
まず前提となる武器が違うので、少年に教えるなら体の使いかたになるねと告げ。

「冒険者のパーティーだっていきなり攻撃されたら動き鈍るしね、奇襲ってアドバンテージ大きいんだよね。
できた余裕を他に回せば、道具と武具とかも買えるかもね。
んー、確かにそうだね」

浮いた金を他に回せば色々出来そうだねと、笑みを浮かべて。
少年のまずは一杯という言葉の素直に頷き、えへへと、頬をかいて。

「ランタンの油は、色々使えるからね。
自分達の数以上いる時は、さっきも言ったけど後ろに回られ愛用にしないとだし…ボクも気を付けて捌いてたよ。
ただ、引きつけてればフェルト来てくれるって判ってたから、防御多めだったけど。
動物とか血の匂いもありだと思うよ、全体的に違和感があったら気を付ける感じでね」

野生の生物に違和感のある行動や、気配があったら注意して、と。

「採取系は、まだフェルトに教えて貰う事おおいし。そうだね、準備は多くして損はないよ」

二人で動けば分担もできるし、警戒もその分できるのでありがたく。

「そういう手もあるかぁ…ただ堕ちない様にしないとだね、それ。
うん、だから急いでる時も、一寸した印付ける様にしてるんだ」

ナイフで傷をつけても良いし、自分なら弱い火の魔法等を打ち込むや、弱く纏わせた火で線を引くなど様々な手段があると教えて。
そういいながら、少し偉そうに胸を張って見せる。
そうして、少し引き返して森の中の広場まで戻って、荷物を降ろす。

フェルト > 「あの頃に会ってたらきっと殴り倒されてるって。
体の使い方だけでも助かってるよ、おかげでさっきもそれなりに動けたんだ。
それはそうなんだけどな……訓練に耐えれそうにないって…。
出来るだけ安い方がいいからな、学園に通えるだけ通ってみる」

その当時なら色々な意味できっと襲撃をし、今よりも弱かったので呆気なく返り討ちにされていると笑い。
体の使い方は前に教わり、それで今日も助かったと軽く礼を告げ。

「俺はそういうのに殆ど参加したことがないからな。そうならない為に斥候の仕事も多そうだ。
武具や道具もなんだけど…平民地区で宿借りれるだろ?
いきなり沢山奢ってくれは流石にな」

少女が言うものも欲しいのだが、先ずはきっちりとした宿がと口にし。
最初から多くは失礼だろうと意外な事を口にして。

「燃やせるし潤滑油にもなるから便利だよな。
背後に回られたら終わりだよな、俺も気を付けてたんだけど、かなりフォローしてくれただろ?おかげで助かったよ。
それは当たり前だろ、仲間なんだしな。
血の臭いはやばいのは昔からだし、その辺だけは敏感なんだよ」

そう言うのも基準なのかと、解ったと頷いて。

「そっち方面は得意だからな、知りたい事は教えれると思う。とりあえず最低限干し肉は持っとかないとな」

こうして二人で分担するのは楽で良いと、ソロ仕事を控えるかと思うほど。
二人で準備と警戒を出来るというのは気の余裕も出来て。

「ロープで繋いでるからな、さすがに。
なるほどな、それで今は助かってる訳だ」

自分ならどうするかと考えればナイフが楽だと考え、次に実演してみようと決め。
そうして森の中の広場にまで戻れれば、少女が集めた焚き木を受け取り焚き火の準備を始めていく。

ロスティン > 「ん、その時期の事知らないからね、でも…あんまり酷ければ殴ったかも?
そうかな、役立つなら…うん、うれしいな。
…あー、体力のギリギリ見極めてやる事言われるからねぇ、師匠の修行は。
学園なら、図書館なんかもあるし、色んな人もいるからそういう人と話すのもいいかもね」

知らないけど、余り困ったレベルだと確かに殴っただろうと苦笑して。
教えた事が役立ったなら嬉しいと、微笑んで。

「うん、斥候の基本て、追跡とかトラップ関係以外に不意打ちに対する警戒も含むしね。
あぁ、確かに宿は平民地区の方が安全だよね、男の人でも。
そういうレベルになったら、お金は有ると思うから、平気だと思うけど」

宿がと聞いて、そっか、とうなずき。
お金はあるだろうからと、お気楽に告げる。

「そうなんだよね、遺跡なんかで錆びたドアなんかもあるっていうし。
お互いにフォローできたからね、ある意味で挟み撃ちになったし…だからお互いさまって事で。
うん、そうなんだけどね…たまに逃げる人もいるって聞くから。
そういう感覚が敏感なのは良い事だよ、元がなんであれね」

お互いの援護のおかげだよ、と微笑んで。

「うん、なた何か採取行こうか。あはは、食べ物と水はだいじだからね」

少年にまた一緒にと言いながら。

「まぁそうだよね、そのままだと落ちそうだし。
そそ、小さい事だけどね、大事なんだよこういうのが」

下ろした荷物から野営用の簡易調理器具や、毛布、小型のテントなどを取り出し。
それらを設置する前に、少年が呪にしている焚火に魔法で着火して。

フェルト > 「自分で言うのなんだけどな、あの頃は生きるのに必死で酷かったな。
もし教わってなかったら今頃大怪我してるって。
俺だと先に潰れて逃げるから絶対に無理なんだよな。
そうって聞くから少し楽しみなんだよな」

あの頃ならきっと殴られるレベルだったと思い返し。
教わった事で生きてるとはっきりと告げ、あまり知らない学園の話しも聞けて大助かりで。

「俺はどっちかって言うと不意打ちが得意だから警戒も出来そうだな。
だろ?だから浮いた金でそっちに根倉を移すのもありだと思ってるんだ。
それなら遠慮はしないからな」

今は危険な貧民地区、それを平民地区に移せば宿は教えると口にして。
お気楽な言葉に遠慮しないと笑って。

「錆びたドアとか鍵を開けるのには重宝するんだよな。
ロスティンのお陰で勝てたと思うんだけどな…そういうならそれでいい。
逃げるな……そう言う奴は次は見捨てるな、俺だと。
まあ、産まれた場所があれって事も大きいんだよな」

お互いと言われ微笑まれるとそれでと頷き。
仲間を置いて逃げると聞けば自分はそれをしないと言い切って。

「そうだな……何か高く売れる薬の材料とかどうだ?水と食べ物があれば最低限大丈夫だしな」

一緒にと言われると、次は高く売れる物にするかと提案し。

「結構高くに上るからな、落ちたら死んじまうって。
小さいって言うか…かなり大きいと思うけどな」

無事に帰れる目印は小さくないだろうと口にし。
少女が野営道具を取り出している間に火を起こそうし。
火打石を取り出したタイミングで焚火に着火され、助かったと告げれば、
少し考えテントの設置を申し出る。

ロスティン > 「んーそこまで言う程なんだ…そのころ合わなくてよかったのかもね。
そうかな?、とはいえ少し教えてちゃんと結果出せるならフェルトは素質あるんだと思うよ。
あはは、師匠は逃げたら逃げたで放置だからね、やる気ない相手に無理矢理教えてもッて人だし。
ボクも学園通おうかなぁ、色々知りたい事もあるし、一緒に通えるかもだし」

酷かったというならそのころに合わなくてよかった、と一息ついて。
すこし教わってそれだけできるなら素質あるんじゃないかなと告げて、一緒に学園行っちゃおうかなと微笑む。

「不意打ちの場所とかタイミング知ってると警戒もしやすいって言うよね。
それも良いね、ボクも平民地区なら尋ねられるし。
うんうん、そうなったら、だけどね」

宿を変えれば、ギルドでの伝言ではなく直接行けるしと笑みを浮かべ。
なったら、だからと苦笑する。

「あとは、扉の音を立てたくない時とかかな、結構違うって聞いたよ。
二人で戦って勝ったなら、それは二人での勝利だから。
というか、そういう人とは二度と組まないと思うよ、流石に。
理由が何であれ今役立ってるならそれは利点らからね」

共闘の結果はお互いの物だからと言い切って。
それをしないと言い切る少年に頷いて、へへへと笑みを浮かべる。

「いいね、そういう素材も覚えれば依頼の選択肢広がるし。うん、水は特にね」

少年の提案に嬉しそうに頷いて。

「低いと気付かれるだろうし、登ってきそうだもんね。
そうかな?、コツコツとした努力の一個だと思うけど」

火をつけた後でテントを設置してくれるという言葉に頷いて。
その間に小鍋を取り出して火にかけると、乾燥野菜や干し肉を投入してスープを作っていく。

フェルト > 「俺もそう思う。もし出会ってたら体の使い方も知らないでどこかで死んでたな。
そりゃな、ロスティンみたいにきっちり習ってるのに教わるんだ。真面目に覚えるって。
あー、なるほどな。猶更俺には向かないってわかるよ。
ロスティンも通うのか?それもいいかもな」

会っていればきっと殴り倒され、その先はなかっただろうなと。
教わるからには真面目にやると返すも素質と言われると嬉しく、一緒にと言われればそれもいいかもなと笑って。

「なんていうかな…そう言うのは得意なんだよな。だから警戒も任せとけって言えそうだ。
安全な場所で寝れるって贅沢だしな。来るのはいいけど食っちまうぞ?
そこはあれだ、ちゃんとなれるように背中を押すって」

来るのはいいが食っちまうと冗談ぽく告げ。
そうなれるようにしてやると笑って。

「まあ、使うな……けどそれはどっちかってと盗みの時に使う手なんだよな。
そういう考え方もあるのか、なんていうかな…やった数が多い奴の結果って感じだと思ったんだよ。
だよな、普通はそうだよな」

今まではむしろ結果を出したやつ勝ちみたいな連中としか組んでいなかったのでその考えは新鮮で。
仲間は何よりも大事なものという考えがあり、笑みを浮かべる少女に変な事を言ったかと不思議そうにして。

「ちょっと探しにくいんだがコツは教えるから安心して良いぞ。
水がないとな……川が何時もある訳じゃないし」

提案に嬉しそうに頷けば、探すコツも教えると告げ。
飯は最悪どうとでもなると頷いて。

一回低いのに登って、上って来られてやばかったんだよ…。
その努力が大きくなったって俺は思うんだよな」

そう話しながら少女がスープを作り始めればテントを組み立て始め。
以外に慣れた手つきでテントを組み上げればロープと杭で地面に固定をしていく。

ロスティン > 「それはそれで寂しいから、今の時期に出会ってよかったぁ。
そうやって考えられるのも大事だと思うよ、小娘がーとかっていう人もいるし。
かもね、真面目にしてるならきちんとギリギリまで追いこまれるし、あはは。
混合クラスだっけ、そこなら同じクラスになれそうだよね」

そうなってたら悲しいので、会ったのが落ち着いてからで良かったと安堵の息を吐いて。
若い女だからと馬鹿にせs図、真面目に教わる少年の心持に納得し、同じクラスとかも良いねと微笑んで。

「うん、ボクは感覚とこんな感じかなって言う位で警戒とかしてるし助かるよ。
安全は大事だよね…。その時はちゃんと口説いてね。
うん、応援してくれるならもっと頑張るよ」

冗談に、冗談を返して。
背中を押すという言葉に頷いて、拳を握って、やる気を込める。

「あー、そっちでも使うかもね、ボクが聞いたのは街中とかでの捕り物なんかで、突入前にとかで聞いたんだ。
んー、基本的には一緒に組んでたら全員の行動の結果だと思うよ。
うん、というか、同じこと繰り返してるようなら冒険者で居られなくなるんじゃないかな、そういう人は」

パーティー内での役割分担もあるし、冒険中の結果は基本全員の物という考え方の様子。
不思議そうな少年に、嬉しいんだよと、告げて。

「うん、そこはお願い…ボクじゃまだまだ判らないし。
そうなんだよね…一応生活魔法で水出せるけど、魔力は使うからね、持ってるに越したことはないし」

コツも教えると聞いて、嬉しそうの頷いて。
生活魔法の便利さを言いながらも、あった方が良いのは確かだからと。

「あはは、それはフェルトも驚いただろうね、生きててよかったよ。
んー、そっかな、それだといいな」

スープを煮てる間に黒パンを取り出して、少し火であぶり。
それを小型のナイフで切り分けて、小皿において、スープ用の皿も準備していく。

フェルト > 「あの頃は本当に貧民地区の悪ガキだったんだよな。
自分より強い奴に年齢や性別は関係ないだろ?貧民地区はそんな場所だったしな。
……教えてくれたのがロスティンで心底感謝してるよ。
確か貴族とその他が一緒のクラスだっけ、それ」

寂しいと言われると少し嬉しく、そうだなと頷き。
性別や年齢で馬鹿にしていれば碌な目に合わない場所で育っていたのでそういう偏見は欠片もなく。

「俺の場合はそれだけ危ない場所に住んでるからなんだよ。あぁ、任せてくれていいぞ。
眠ってて襲われないっていいよな。口説くか…苦手なんだよな。
そっか、なら沢山応援しないとな」

冗談を冗談で返されると、口説くは苦手なんだと口にし。
やる気を見せた少女に応援すると笑って。

「真っ先に盗みが浮かぶ俺がどうかって思う例だったな。
普通はそういうもんなんだよな、先に知れてよかったよ。
そう言う奴は冒険者よりも他の方がお似合いだよな」

少女の説明に、自分たち仲間の集まりはあまりにあれだったのかと呆れてしまい。
嬉しいと言われると恥ずかしそうにそっぽをむいて

「ロスティンが一流の薬草採取が出来るようになるまで教えるから安心していいぞ。
水まで出せるなんて凄すぎだろ…」

冗談か本気か、そこまで教えると胸を張り。
水まで出せるとは思っていなく、生活魔法の便利さに更に覚えようと意欲を見せて。

「あの時は本当に生きた心地がしなかったって…。
癖付くまでやってるって事だしな」

テントを立て終えれば倒れたりしないかと何度か確認し。
それが終われば食事の用意を続ける少女の手伝いに近寄って行って。