2022/07/01 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にフェルトさんが現れました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にロスティンさんが現れました。
フェルト > 【お約束待機です】
フェルト > 「俺に用があるなら兎も角、用がないなら来ない方がいい場所だって。
場所に拘って負けたら意味ないしな、勝って生き残ってこそだよな。
そうか?そんなに丁寧に教えてるつもりはないんだけどな」

知らずに入り込めば危険な場所を態々勧める事はなく。
なれない場所でそういう物を探すなら勝つ方法を探す方が早いよなという考え。
教え方が良いと聞くと。そうかと首を傾げて。

「なんかの理由で一緒に居るか、まとめれるボスがるって事か…そういうのは面倒だな。
不意打ちに対応って……教えたから対処法を知ってるとかって事は無いよな?
ロスティンは兎も角、それはそんな風に呼ばれる生まれでもないしな。
もしそれが必要なら間違いなくやばいって事だしな…」

秘密を明かしてもらえる信頼をされているのは嬉しく、これだけは墓まで持って行く事を決め。
少女の師匠の強さ、どれだけなのかとふと気にしてしまう。口にはしないが…。

「風の魔法科。確かに俺に合いそうだな。もうちょっと金が貯まったら学園に行ってみるのもいいかもな。
後ろまで対応出来たらもう人間じゃないだろ?」

憶えようと思っても教わる当てがなく、学院に行くかとらしくない事を口にし。
後ろまで対応は先ず無理だろうと口にするも、数体を引きつける少女を見ればできるじゃないかとみてしまい。

「そんなもんだろ……?後は生かせるかどうかだと思うしな…っと。
助かる、俺はやっぱ複数は苦手だ」

アドバイスだよりに2体を倒す事が出来たが訓練通りにはいかず
少女が本格的に攻撃に移れば立場は逆転。
蹴り飛ばした妖魔を少女が殴り飛ばせば一撃で動かなくなってしまい。
凄いなと見れば手甲に魔力光が見え、あれは痛そうだと思うと同時に殴られる妖魔に同情を覚えるが…。
それはそれとし、仲間が一撃で動かなくなったことに動揺した妖魔の一体に突き進みナイフを突き立て数を減らしていく。

ロスティン > 「んー、でも平民地区のギルドで会えるしね、無理に行くとフェルトに怒られそうだし。
うんうん、師匠もそう言ってたし、ボクもそう思うよ、無事に勝つのが大事だよ。
ボクは凄く覚えやすかったよ、道具の事とかちゃんと教えてくれるし」

あえる場所があるし、無意味に危険な場所に踏み込むつもりもないなぁと、肩を竦めて。
少年の考えに同意して、出来れば大きな怪我はない方が良いよねと、微笑んで。
自分的には憶えやすくてよかったよと、告げる。

「そういう事、どう考えても厄介ごとだから、一旦引いて報告が良いと思う。
んー、師匠に教わった方法以外にも色々としたけど、全部対応してくるよ、だからおかしいって思えるんだよね。
あはは、呼び方と生まれは関係ないと思うけどね、そう思ったら相手が誰でも師匠とか呼ぶし。
そうなんだよね、あれ使うとなると、どう考えてもやばい事態だからねぇ」

相手の生まれに関係なく、尊敬できるならするし出来ないならしないと言い切って。
師匠については、おかしい存在だと苦笑し。
秘密に関しては、使う事態になりたくはないねぇ、とため息をつく。

「うんうん、牽制に使えるレベルでもあると無いとで違うし、余裕出来たら学園行くのも良いかもね。
その人外レベルの人がたまにいるんだよね、困った事に、基本合わないと思うけど」

今なら混合科などもあるので余裕出来ればお勧めだね、と頷いて。
自分のように相手を誘導するのではなく、予想外に攻撃されても対処できる人外は稀にとはいえ存在すると。

「そうだね、だからこそ修練では出来る限り色んな状況とキツイ状況を経験したほうがって言われる、ねっ。
対多数は、経験少ないときついと思う…んっ、と…相手の誘導とか考えてえ動かないと、だしねっ」

ある意味で少年との挟撃に近い状況で、妖魔に拳撃を、脚撃を打ち込む。
少年に気を取られれば、自分が…自分に気を取られれば少年が数を減らして。
少しすれば、少数の妖魔は倒されて…森に荒い息の音が響くだろう。
そうしながら、念の為の警戒をしながら、少年にも周りの様子を探ってもらうように合図を送る。

フェルト > 「最悪伝言でも残してもらえれば待ってれるよな。怒りはしないけど…危ないって。
こうな、英雄になりたいって奴は多いけど無事でなけりゃ意味ないよな。
そっか、それならよかったよ。俺もロスティンの教え方は解りやすかった」

ギルドはよく顔を出すし、最悪伝言を貰えれば待っていられる。
少女なら問題はないだろうが危険な場所に来いとも言えずで。
本当に大きな怪我勘弁、英雄になりたい訳じゃないと肩をすくめてしまい。
その言葉によかったと笑みをみせて。

「厄介ごとを突くよりもその方が文句も言われないしな。
それって人間業じゃないだろ?普通は無理だって…。
そういうもんか?貴族ってそういうのに拘るんだろ?
そのやばい事になる前に逃げるようにしないとな」

自分もそう思うが少女以外の貴族はそういうのに拘るという先入観があり、尊敬できればだよなと頷き。
聞けば聞くほどに人間なのかと思ってしまう師匠の話し。
秘密に関してはそうなる前に逃げると力強くいって。

「俺はそういう手がないから一個でも増えれば助かる。余裕が出来たらな…。
絶対に会いたくないな……そう言う奴…」

余裕が出来ればという言葉に本当にそうすると頷くしかなく、基本的に余裕がないので何時になるかで。
少女が口にする人外レベルは自分にはもはや理不尽存在、絶対に会いたくなくて。

「その為にも実戦を繰り返すしかないって事か……俺にはできそうにないんだよな。
それを戦いながら出来るだけで凄すぎるって…これで終わりか…?」

少女に気が引かれている妖魔を結果的に挟み撃ちにするようにナイフを振るい。
どちらかに気を引かれるとどちらかにという状況は戦いやすい状況。
そうして少数の妖魔を倒しきれば慣れない複数戦闘につかれた息を吐き。
出来れば休みたいがそうも言ってられる、合図を受ければ頷き周囲に気を配り、特に妖魔がやっていた方向に気を配る。

ロスティン > 「連絡手段があると何かあった時ありがたいなぁ。心配性だよね、でもありがとうね。
んー、そづだね…英雄って言われてる人も、元々目指してた人は少なそうな気もするね、生き残ったからこそって。
えへへ、そうかな…とはいえ、お互いに基本的な部分だしね」

伝言などでも連絡がある程度でつくの有難いと微笑んで。
心配してくれる少年に、お礼を言って微笑んで。
英雄にかんしては、大きな戦争などで生き残っていたから呼ばれてる人もいるんじゃないかと苦笑し。
もっといろいろ教えあおうね、と微笑んで。

「そそ、下手に手だして暴走させたりとかやばいしね。
達人っていう人は、そういう感じらしいよ、ボクが知らない技術とかも色々あるんだろうけど。
いやいや、ボクの家はそんなこと無いよ、そもそも師匠だって東方から流れてきた人で平民だよ?
逃げるなら、一点突破で火力集めて、身体強化とかで一気に逃げれるし」

そもそも少女の家もこの国ではそう居ない方の例外的な家、それほど家柄など気にしてはいない様子。
どんな流派でも師匠がすべてを弟子に教えてるわけでもないって、言ってたからねぇと苦笑。
逃げる時にも、一気にね、っと少年に告げて。

「選んで覚えれるなら、色々と使い勝手次第で覚えるの選んでも良いかもね。
ボクはもう火以外使えないからね、広い場所で魔力とか考えないなら大火力出せたりだけど、森とかは自分達も危ないし。
普通にしてれば、そうそう合わないよ、大体が戦場だったり高難易度依頼受けたりとかじゃないかなぁ」

学院で選んで覚えられるなら自分にあったのを覚えていっても良いしと笑い。
自分は火以外は使えないからねぇと、肩をすくめる。
人外の人は、それこそ人外の戦力を求めらえる場所にいる筈だからと。

「そういうことっ…こういう討伐依頼繰り返せば、覚えると思うけどね。
そういう修行を積んだうえで、師匠監修のもと実地でもやったからね…うん、向かってきたのは全部だね、他いないかだけ気をつけて」

妖魔をたおしきって、一息、とりあえず後続はないようなので息を吐いて。
実際に多数対一での戦いも修行したと、困った顔で告げる。
少年が周りに気を配るのを見て、自分もしばらくは気配を探って。
きてない事を確認すれば、本格的にはぁ、と大きく息を吐いて気を緩めていく。

フェルト > 「ギルドは最低限の伝言やってくれるから助かるよな。知り合いは心配するもんだろ?
そうなのか?てっきり目指して英雄を目指してるのかと思ってたな。
俺はこういうので嘘は言わないって、まあ…それを言うのは無しだ」

これが自分が少女の屋敷に行った所で門前払い、逆だと危険なので伝言は本当にありがたく。
知り合いだから当然だろうと、仲間と思っている相手には過保護気味。お礼に恥ずかしそうにし。
そうやって生き残ったのも目指してたと思っていたほどにその辺は無知であることを見せ。
教え合おうに、こちらこそと笑って。

「そうなったら討伐できてもペナルティ食らうよな…。
達人か…そう言うのが出来るなら達人なんだろうな。それって奥義とか言うんだろうな。
ロスティンの家はそうだって思ってないって、なんだ師匠って貴族じゃなかったのか。
それなら確かに逃げれるか……」

少女の性格を見ていれば家が貴族としては他と違うというのは判っていると告げ。
教える訳ではないと聞けばそうだよなと納得。
逃げる時も一気にと言われれば、置いてくなよと笑い。

「俺がまず覚えるなら足が速くなるのだな。
それを聞くと秘密のは便利に思えても不便だよな。自分達ごとは勘弁だよ…。
じゃ、俺が会う事は先ず無いな。そういう依頼は絶対に受けないから」

それなら先ずは脚を速くすると一番必要そうなのを口にし。
高火力は憧れるがそれ以上に不便なんだと肩を竦める少女の姿に改めて思い。
先ずそういう依頼はうけないときっぱりと。

「なるほどな…だったら定期的に受けるのもありかもな。
ロスティンってやっぱすごいな。俺には真似できないんだよな、そう言うの…。
解ってるよ、ここで油断して怪我したら大馬鹿だ」

いまここで追加が来れば危ないがそれはない様子。
その修行を聞けば絶対に真似できないと言い切り。
少女と二人で警戒をするもどちらも気配を感じる事がなければ一息吐き。
疲れたとばかりに近くの木に背を預けて大きく息を繰り返し。

「お疲れ…助かったよ」

そう言って笑いかける。

ロスティン > 「そうだね、今まであんまり使ってなかったけど、そういうサービスあったね。うん、えへへ。
目指してなった人もいると思うよ、でも予想外になった人もいるんじゃないかな。
そうなの?、まぁ、これからもお互い教えあえばいいよね」

普段あまり使わないので忘れがちだと少年に告げて。
心配をしているという言葉に嬉しそうに笑みを浮かべて。
実際国の都合などで、英雄や勲一等などになった人もいる筈で。
お互いに教えあう事で同意し、微笑んで。

「だね、暴走は色々と被害出るからね、起こさないようにしないと。
そうだねぇ、師匠は多分達人なんだと思う。奥義とかもそうだし、自分独自の技なんかは教えないって言ってたよ。
師匠は、平民だよ…東方からこっち来て、なんか父さんと知り合ったんだって。
うん、力系の身体強化とかは得意だからね」

どうやって知り合ったかは知らないけどね、と苦笑して。
流派としての系統だった技とかは教えるけど、独自に開発したり、自分の特性で使える技とかはそうそう教える事はないと。
火属性なので、力などの身体強化になるけど、それならかけてあげれるから、と。

「フェルトは身軽だからね、それを伸ばすのは良いと思う。
生活魔法程度なら良いみたいだけどね、攻撃、強化系は火しか無理。
ボクもまだまだ合わないと思うな、其処まで行ければとは思うけどね」

少年のあげた魔法は似合っていると頷いて。
可燃物が多い場所では大火力出し辛いんだよ、と。
今の段階では無理だと、少女も苦笑する。

「そうだね、妖魔は直ぐ増えるし、依頼多いよ。
師匠がいたからね、危なくなると少し手伝ってくれるんだよ。
うん、とはいえ、ここまでかな、何かいる感じもないし、鳥の声も戻ってきてる」

少女が告げる様に。鳥の声が戻ってきている。
それとともに、少女の気も最低限の警戒以外は抜けた様子で。

「んー、討伐部位とって、戻る途中で野営かな?」

そう少年に声を掛けてくる。

フェルト > 「俺は結構使うんだよ、同じようなのと情報共有するのにな。
予想外に英雄な…そう言うのは大変そうだ。
少なくともな、これからも仲良くしたいって奴に嘘はつかないって、これからも頼むよ」

むしろ自分はよく使うと、忘れがちという少女に答え。
嬉しそうに笑みを少女が見せれば鼻を掻き視線を逸らし。
予想外の英雄、色々と大変そうだと羨ましいよりもそちらを思うひねくれもの。
お互いお得意分野が違うこの二人には教え合うのが丁度よくて。

「だよな、そう言う原因になったら冒険者も出来なくなるんだよな…。
奥義持ちの達人か…本当に凄い人に教わってるんだな。で、なんで教えないんだろうな。
平民で貴族と知り合うか……俺としちゃ凄い縁だと思うよ。
俺もそう言うのを覚えるべきかね…」

流石にそこまでは知らないよなと笑い。
何故教えないのかが気にはなったが、その理由を聞けば納得できるもの。
身体強化の魔法、それをかけて貰えると聞けな、自分も覚える方が良いかとつい考えて。

「身軽だけが売りだからな。そっちを伸ばせばまだまだやれるだろ?
生活魔法ってやっぱ便利なのか?
けど、ロスティンなら何時か会えるようになれそうだよな」

自分にはそう言うのが似合う、そう思うだけに少女の言葉は嬉しく。
使いどころが難しい少女の魔法にドンマイとしか言えず、同時に生活魔法に興味を覚え。
けどいずれはと行けると信じていると笑って告げて。

「増えすぎなんだよな…時々狩猟目標を食われてるもあるから困るんだよ。
そう言うのはやっぱ厳しいんだな。今の俺とロスティンみたいなもんか。
鳥も鳴いてるって事はいない証明って事か」

これでもっと奥にいるとかならば流石に嫌にもなる。
しかし鳥の声が聞こえればもう何もいないだろうと力がぬけて。

「そうしよう、正直な……街に戻るまで体力が持たない…」

思った以上に疲れたと笑えば、最後の仕事だというようにナイフで倒した妖魔の耳、討伐証明の部位を集めていく。

ロスティン > 「そうなんだ、ボクは基本的に討伐とかはソロメインだし、それでかも。
大変だと思うよ、人によってはね。
うん、こちらこそね、フェルト」

そうなんだと聞いて納得して、自分はソロメインなうえ今の所連絡とる相手はフェルトしかいないんだよねと苦笑して。
少年の気持ちが素直にうれしくて、依頼中でなければもっと近くに居たのにな、と思いつつ。
利用しようとして近づくとか、政治的な話とかいろいろ大変って聞くねと。
教えあうのもまた、楽しくて。

「多分ギルドから追い出されるし、下手すると街からもあり得るね。
んー、奥義は教えるというよりも、系統立てた体術の中の組み合わせとか使いかた次第だから気づいたらそれがお前の奥義だって、いってたよ。
師匠が何かの仕事とかで出あったのかもね、騎士団系の依頼とか。
フェルトだと、探知系とか、気配薄めるのとかの方が使いやすいかもね、強化系があって困る事はないけど」

ギルドや街からの追放もあり得そうだよねと想像を語って。
体質云々はおいておいて、系統だった部分は既に覚えているので組み合わせや使いかたに気づけば、覚えれるかもねと微笑む。
強化系よりも、斥候をつづけるなら探知、視覚系、気配遮断や撹乱系が良いかもと。

「うん、特に弱点がわかるなら素早く近づいて弱点をていうのはありだし、そういう時に速さは武器だしね。
便利だよー、洗い物とか、髪の毛乾かしたり、火つけるとか、あと水もだせるから水袋も最低限で良いし。
そうなれるよう頑張ってるけど、ボクじゃまだまだだね、でもそう言ってくれると嬉しいな」

少年の言葉に頷いて足の速さは十分な売りにできると。
生活魔法はようするに雑多な家事などを簡単に出来たりする魔法なので、あると便利だと。
おしえようか?と、首を傾げる。
少年の言葉には、にっこりと笑みを浮かべて。

「繁殖力が売りだからね、群れとかの場合、子供も雌も全部倒しきらないとだし。
それに近いかな、手出しは最低限だし、ある程度ダメージ受けたらだけどね。
うん、鳥がもどってるなら昆虫とかも出来てるんじゃないかな」

少年に笑いかけて、鳥の方をちらりと向いて。

「付けて来た目印戻ると、途中で広場があったし、其処にしよう」

目印をつけながら目星をつけていた様子、そう告げてくる。

フェルト > 「討伐でソロだと確かに使う事は殆どないか…。
俺は絶対にそう言うのは御免だな、先ず無いとは思うけどな。
何て言うか……教え合うっていいよな」

同じソロでも受ける内容で変わってくると苦笑をする少女に告げ。
元々の知り合いはいなくなっている者も多く、それだけに知り合いは大事にしたいという気持ちが強く。
政治的や利用とかごめんだと肩を竦め。
今までにほぼ経験がなかった教え合うという事は意外と楽しく思えていて。

「ギルドは良いんだけど街は困るな……。
つまりあれか。奥義ってのは自分が出来る最高の事って言う感じか?
騎士団のか、それだと猶更知れないよな。
あー、そういう魔法もいいよな。強化よりもそっちメインで覚えてみる」

ギルドは別にいいが街は困ると本気で考えてしまい。
組み合わせや使い方に気が付けば、そこまでたどり着いていない自分には難しい話。
元よりも戦闘よりも斥候を続けるつもりなので少女のアドバイスにそうだなと先を決めて。

「先に先制攻撃で数も減らせるしな。
魔法でそう言うのが出来るなら便利すぎないか……頼む、教えてくれ。
今は、だろ?ロスティンならきっと大丈夫だって。自信を持てよ」

足の速さがあり、弱点が判れば不意打ちで数を減らせるなと真面目に考え。
生活魔法はまさにほしいものばかり、教えようかと言われれば頼むと頭をさげ。
にっこりと笑う少女にお前なら大丈夫と自信をもって告げて。

「文字通りに根こそぎ全滅させないとってやつか。
それは俺は絶対に耐えれなやつだ……そうなる前に逃げそうだ。
鳥がいれば先ず大丈夫なんだよな」

鳥の声が一番の安全の保障と言う事に皮肉気に笑い。

「そう言えばあったな…そこにするか。こういうのも俺はまだ色々と覚えないとな」

めぼしも付けていなかった事に異論はないと返し、討伐証明品を集めれば行こうと少女に告げて。

ロスティン > 「うん、準備も全部自分でだし、時間とかも相談しないしね。
基本大量討伐とか、戦争でもいかないと無いと思うけどね。
そうだね、お互いに知らない事教えあえてるから、楽しいし」

準備も出発も、ギルドに一応言ってからではあるが他には伝える相手がいる訳でも無く。
少年の身内として見られているのがうれしくて。
それはボクも同意だね、と苦笑しつつ。
誰かに教える事で、自分の知識なども確認できるし、こういった事も経験として楽しくて。

「だよね、まぁおかしなことしなければ平気だと思うけど。
聞いてる感じではそうなのかな、伝えられてる奥義っていうのもそういう感じだって言ってった。
うんまぁでも、色々教わったしね、師匠がいてくれてよかったよ
うん、斥候で魔法使える人もそこまで多くないだろうし、強みになると思う」

そういった事につながる失敗をしなければ、と肩を叩いて。
一応いくつか見たが、そこは秘密で、ただ何かのヒントにはなっていたのだろうと思っていて。
少年の言葉に、頷いて。

「そうだね、先制で数減らせると相手混乱起こす時もあるし。
だから覚えたんだよね、野営でも重宝するよ、うん、今度教えるね。
えへへ、うん、そういって貰ったら頑張らなとね!」

生活魔法の便利さを知った少年に、教える約束をして。
恥ずかしそうに、元頑張る事を告げる。

「うん、基本殲滅、逃がすとまた繁殖するから。
多分、そこら辺は開いてみて調整するとは思うけどね。
鳥ってかなり敏感だからね、鳴きだしたって事はある程度安全になったと思って良いと思う」

少年に答えて、軽く体を前後に倒し、緊張をほぐして。

「今日はボクの道具使えばいいよ、二人なら何とかなるし」

少年が討伐部位を集めている間に、近くの枝などを折って束ねて。
息うという言葉にうなずいて、目印を辿って案内をはじめる。