2022/06/25 のログ
フェルト > 「喧嘩はスラムじゃよくある事だしな。それなら何とかなるな。
それは判ってる、流石に遠くを使う気はないって。
そっちは任せてくれていいよ」

喧嘩はある意味日常茶飯事なので血に抵抗は全くなく。
使えないならそれなりにやると注意に返して。
この二人は得意分野は真逆、適材適所で教え合おうと頷き。

「それだけでも金になりそうだな。
どんなことでも実践が一番って事だな。死んだら意味ないし。
なら俺も師匠か……。
あー、あれのお陰な、代わりにやばそうだよな」

自分は生きる為、少女は修行の為。
スリルを求めていないのはよく知っているので安心でき。
教えて貰ったある秘密、あれならそうだよなと納得して。

「それで一網打尽に出来れば楽なんだけどな。
二桁居たら流石に逃げて応援を呼ぶか」

もし二桁も居るならその時は即逃げると言い切り。
5,6匹ならどうにかなるかと考えて。

そして妖魔を見つければ迷わずに切りかかり、始末しようとするも抵抗をされうまくいかず。

「判った、直ぐに始末するかな…!」

ナイフを突き立てようとするが妖魔も抵抗し中々上手くいかず。
そうする間に更に数匹の追加の妖魔、それを意界の隅に納め、魔法で気を引く少女に応え。
一本のナイフをじりじりと近づけ、やがて力で勝ち突き立て倒せば直ぐにナイフを抜き立ち上がり。
こっちは倒したと直ぐに少女に近づき合流をして残りに対峙する。

ロスティン > 「そういう話をしてたもんね、フェルト。
うん、判ってなら問題ないね、結局は状況を利用できるのが一番だから。
うんまかせるよ、ボクもちゃんと覚えるけどね」

前に訓練場でそんな話もしていたと頷いて。
一個の有利にこだわるよりは、一寸でいいので状況を利用して立ち回れればと。
任せるだけでなくお互い覚えあえばと頷いて。

「ある意味で緊急事態の可能性があるからね情報は大事だよ。
そういうこと、実践に勝る修行無しって、師匠がよく言ってる。
そうなるよ、フェルト師匠。
うん、だから全力を出すのは本当に緊急時だけだよ」

お互いの求めるモノは違っても、依頼に対する姿勢は近しい部分も多い。
面倒すぎて、そうそう言えない秘密だが、完全に奥の手としては一級品。

「普通の妖魔相手なら範囲の低級魔法でも多分重症だしね。
そうだね、流石に二桁はきついよ、何より囲まれやすいし。

二桁は逃げるのには同意する。
3,4体までなら惹きつけられるが、それ以上は視界の問題もあり無理だと。

「うん、手足に傷与えて動き鈍らせてから止めでもいいから、ねっと。
おわったなら、出来る限り気を引くから、隙見て倒して」

すこしてこずっているのを見て、軽くこえをかける。
慌てずに、動きを鈍らせてからの方が確実だと声を飛ばす。
少年が倒したのをみて、妖魔たちの気を引くように、細かな攻撃を繰り返す。
妖魔だとそれで隙ができやすいので、その間にと、もう一度声を掛け。

フェルト > 「あそこはそんな場所なんだよな。
場所に拘って負けるのは馬鹿のやる事だって。
ロスティンは覚えるのが早いからな」

話した事を覚えている様子にそうだと笑い。
優位な場所も大事だが、それを使えないなら他の手段を使うまで。
教え合うには賛成だが自分の方が覚える事が多いなと考えても居て。

「違う種類が群れてるってのはそれだけ危ないって事だよな。
その師匠、本当に凄い人だなって聞いてると思うって。
あー…うん、俺も呼ばないから師匠はやめてくれ。
その緊急時に当たらない事を本気で祈る」

求める物が違えば普通は揉めるのだが、方向性は似ているのか揉める事はなく。
流石に人には言えない大きすぎる秘密は胸に秘めておくと決めていて。

「俺も魔法を覚えるかな…便利すぎるって思うしな。
囲まれたら終わりってのはよくわかってるよ」

自分なら精々二体が限度、少女の対応できる数は分からないが自分いかと言う事はないと考え。

「それも有効だったな、忘れてた……。
分った、もうドジらないって」

確実なアドバイスにやはり妖魔相手の実戦に緊張もあり人型の基本を忘れていて。
しかし一度ミスをすれば二度はしないというプライドもあり。
少女が攻撃を行い作られた隙、それを見逃さずに攻撃の直後に駆け、一体にナイフを突き立てれば、ナイフはそのままに二本目を抜き隣を切りつけ。
反撃される前に離れるが、置き土産と切りつけた妖魔を蹴り飛ばし少女の放つ攻撃の前に突き飛ばしてと器用な事をして。

ロスティン > 「ボクは行ったことないし、フェルトにも止められたからね、結局知らないんだよね。
そうそう、まず勝つことが大事だって、よく言われる。
んーそうかな?、フェルトの教え方がいいんじゃない?」

そんな話は少年から聞くが実際にいった事は結局なくて。
場所を選ぶよりも勝ち筋を見極めろとよく言われたなぁと。
覚えが良いように見えるのは少年の説明が良いからと微笑んで。

「そうなるね、放っておけば争いあう事が多いのに、一緒にいるのは何か理由があるからだし。
まぁ、何だかんだで凄いと思う、というか不意打ちしても簡単に対応するし。
それじゃ、お互い言わないって事で。
そうだね、そうじゃない方が色々ありがたいよ」

少年の言葉に、微笑んで。
その秘密を明かす程少年を信用している表れでもあり。

「ボクみたいに特殊な事情なかったら風とかはお勧めかもね、威力少し落ちるけど視認しずらいし、速度も速かったはずだよ。
後ろまでは、普通対応しきれないからね…たまに例外いるけど」

数体を惹きつけながら、偶に小さな火焔弾を使って移動を阻害。
距離をうまくとって後ろに行かせない様にきをつけて。

「うん、実戦だとね…訓練の何割かしかだせないから、さっ。
少し減ったし、こっちもいくよっ!」

アドバイスをすれば、それを実行できるだけの実力と胆力を持ってるのはありがたく。
そうして、減ってきた妖魔へ本格的な攻撃へ移っていく。
少年が蹴り飛ばした妖魔の顔面に拳を叩き込んで、そのまま腕を振りぬけば、妖魔の体がバウンドして動かなくなる。
手甲が纏っていた魔力光が一瞬消え、直ぐい纏い直される、打撃力を上げる手甲の能力が発動した証で。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/森林」からフェルトさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/森林」からロスティンさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > 深い深い森の中、流れる川が一筋。
森も夜も深い、少し開けたその場所にオレンジ色の明かりがぼうと灯っていた。

その縁にはフードをかぶった人影が、ポイと枯れ枝をくべているのが見える。
あたりはしずか…ではない。
川の流れる音に加えて、ふくろうがホウホウと鳴いている。
幸運なことに、獣の気配は近くにはないが魔物が潜んでいてもおかしくない。
そんな頼りない明かりの中で保存食をかじりながら、その人影はため息を付いた。

「……ふぅ…」

正直疲れた。さっさと王都に戻りたい。