2022/06/14 のログ
セリア > オークを従えることに違和感もないような、巨躯のデーモン。
炎の大剣を振り回し襲ってくる魔族を冷静に見返し、剣を振るって交えた。火花が散る。
片足にベルナデッタの細剣が突き刺さった瞬間、魔族は体勢を崩す。
その隙を見逃さない。セリアは一太刀の元に、その首を切り落とした。

血飛沫が上がり、首のない魔族の死体が崩れ落ちる。
近場のカーテンのような布で刀身に付着した血を拭い取り、後ろを振り返った。

「どうやら……今の所、重傷者はいないようね」

一応治療係も合流地点から少し離れた野営所に待機させてはいるものの、必要なさそうな気配を何となく感じる。
さておき、屋敷の奥の方から増援の気配を感じて再び剣を構えた。

「そうね。行きましょう、ベルナデッタ」

頷くと他にあと二組ほどを連れて更に奥へ踏み入っていく。
道すがら、駆けつけてくる魔物を速やかに斬り伏せて息の根を止めながら、
ポータルがあるであろう屋敷の最奥へ駆けてゆき。

ベルナデッタ > 魔物を、時には魔族を次々と葬りながら順調に屋敷を突き進む一行。
そしてたどり着いた先は、巨大な円形のホールのような場所であった。

「……見つけました、召喚門です」

ベルナデッタは遂に、目的の品を発見する。
それは全体に呪文と魔法陣が刻まれた黒い石の門のような姿をしており、
その内側の不自然な暗闇から次々と魔物が飛び出していた。
それが、ホールを囲うように6つ。

「魔族の国側と繋がっている間は門の破壊は困難です。
しかし、アレは端末。どこかにアレに魔力を供給しているものがあるはず」

魔力の供給さえ断ち切れば、召喚門は接続を維持できない。
そうなればアレはただの石組みに過ぎない。
魔物の増援も止まり、この拠点は完全に制圧できるだろう。

「セリア団長、魔力の流れを追えますか?
私達で魔力源を破壊します。他の方は魔族の足止めを!」

召喚門から現れた魔物や魔族達が一斉に襲い掛かってくる。
それを討ち取りつつ、かわしつつ、魔力の流れを追えば、
6つの門から一つの部屋の扉まで続いている事が分かるだろう。

セリア > 奥へ進むにつれ、魔物の抵抗も徐々に増していく。
しかし魔族を打倒した一行は足を止めず、止められず。
やがて辿り着いた円形ホールのような場所に足を踏み入れ、ぐるりと見渡した。

そしてベルナデッタの声に引き寄せられ、セリアの視線が6つの門を順繰りに見遣る。
魔族の癖をして大層な施設を作り上げたものだ。
これまで魔物・魔族討伐を専門としてきた騎士団長でもここまで大がかりなものは中々見ない為、
思わず顔を顰めた。
王都に攻め込む体勢が整う前に、ここを襲撃できて幸運だったと。
魔物が次から次へと飛び出し、襲い掛かってくるのを斬り伏せながら…

「成る程。……わかったわ、少し追ってみる」

待ってね、と言い置き、意識を集中させる。
6つの門に伸びる魔力の流れを追ってゆき──その目が一つの扉を捉えた。
これまでとはやや趣の異なる、少々目立たぬような色で塗られたそれ。
よく見れば扉の上部には、先程のデーモンのような魔族を模した像が彫られている。
指差し、ベルナデッタに知らせて。

「あそこ! あそこから魔力が伸びて、枝分かれしているわ」

行きましょうと頷き、魔物を打ち倒している皆に向き直った。
部下はやや疲弊してはいるが、まだ十分戦えると息を整え隊長を見上げる。

「油断しないで。十分に仲間と連携を取りつつ、魔物の足止めをしておいて」

指示するとベルナデッタと共に、新たな扉の先へと足を踏み入れていく──

ベルナデッタ > 扉は重かったものの鍵もかかっておらず、素直に開いた。
そしてその先にあったのは、壁や床に無数の魔法陣の描かれた部屋。
その中心には、巨大な魔術鉱石が妖しい光を発していた。

「アレが動力源のようですね…」

ベルナデッタはそれに歩み寄る。
恐らく防御の為の呪術や結界が施されているのだろうが、彼女には関係ない。
彼女を守る聖なる加護は、それほどまでに強力なのだ。

「…………」

魔術鉱石に手を触れる。その瞬間、鉱石の放つ光が乱れ、その表面にヒビが入る。
ベルナデッタがさらに手を押し付けると、ヒビは増え、大きくなり…。
遂には、鉱石は砕け散ってしまった。
それと同時に、部屋の外から小さな爆発音がする。恐らく召喚門が壊れたのだ。

「……ふぅ。これで終わりですね」

ベルナデッタはにこやかな笑顔でセリアの方を振り返る。
だが、その視線は何かを見つけ、彼女の頭上の方を向き、笑みが消えた。

『よくもまぁ、やってくれたものね?』

振り向けばいつの間にか扉は締まり、その上の梁に誰かが腰掛けているのが見えるだろう。
紺色の長い髪を伸ばし、ボンデージめいた露出の多い衣服に身を包んだ、
見た目はセリアやベルナデッタと同年代だろう美女。
しかしその腰からは先の尖った尻尾が揺れ、頭の側面からは角が生えている。
そして、これまで出会ったどの魔族よりも強大な魔力を有しているのがセリアには分かるだろう。
女魔族は二人を、冷たく侮蔑的な赤い瞳で見下ろしていた。

「成程、貴女がここの主というわけですね…」

『ご名答。せっかくここまで準備したのに…貴女達のせいでやり直しだわ』

女魔族はふわりと部屋の中へと、扉を塞ぐように降りてくる。
そして、二人に向けて笑みを向けるだろう。

『おっと、剣なんかじゃ私に傷一つ付かないわよ。私は淫魔なの、高位淫魔。
…この屋敷全体に結界術を掛けるのも造作は無いわ。今から一人残らず食い殺してあげる♡』

淫魔は妖艶な仕草で指先を舐める。
高位の淫魔ともなれば物理攻撃はほぼ無効、魔法の達人でもあり、強大な淫術を行使するのだが…。
この場にもう一人、笑みを浮かべている者がいた。

「なるほど…セリア団長、少々お見苦しい所を見せるかもしれませんがご勘弁を」

ベルナデッタはずい、と淫魔の前に出る。
笑みが消え、怪訝な表情を見せる淫魔。

『貴女から吸い殺されたいのかしら?』

「いえ…生憎、私は淫魔狩りの専門家でしてね」

そう言うと、ベルナデッタは徐に服を脱ぎ始めた。

セリア > 辿り着いた扉の向こうに広がっていたのは、怪しげな魔方陣で埋め尽くされた部屋。
結界めいた、こうした空間は知り合いの錬金術師などに見せてもらってはいるが──
ここまで禍々しいものは初めてだった。

「なるほど…?」

動力源たる魔術鉱石。
それを取り巻く呪術・結界を感じ取っている為セリアは迂闊には近づかない。
此処は加護を有している彼女に任せる為、後方を警戒しつつ破壊を待つ。

「………」

乾いた音を立てて鉱石がひび割れ、砕け散る音。
それと同時に遠方で爆発音が響き渡る。思わず部屋の外に視線を向けるが、
門が壊れたのだと察してセリアは微笑みを浮かべた。

「そうね。お疲れ…──」

振り返り微笑むベルナデッタの表情が消えるのを見、同様に振り返って見上げた。
言葉が途切れる。
そこにいた淫魔らしき姿の美女に表情は険しくなった。
扉が閉じられているのを目にする。閉じ込められた──と理解すべきか。

「……ふん。剣は用をなさずか。…魔法ならどうかしら?」

先手を打たれた為、舌打ちをして剣を腰の鞘に仕舞いこむ。
魔法も使えることは使えるが、達人の領域とまではいかない。
このままだと苦戦は必至だろう。そう考えていたセリアをよそに──

「ベルナデッタ…?」

淫魔の方に足を踏み出し、服を脱ぎ始める様を不思議そうに見つめる。
この女は一体何をするつもりなのだろうか。
興味を惹かれつつも、横槍が入らぬよう身構えたままセリアは次の一手を待つ。

ベルナデッタ > それから、しばらく。

『あはっ…あっ……ぞ、ぞんな…にんげんが……
ごんなごどできるなんて…きいてな……ぅ…』

「ふー……」

むせ返る女の性の匂い。
浄化を食らった淫魔が事切れたのを確認し、
ベルナデッタは額の汗を拭いながら立ち上がった。

「お見苦しい所をお見せしましたね。
…終わりましたよ?」

脱ぎ散らかされた淫魔の服で身体の汗やら何やらを拭きつつ、
ベルナデッタはセリアに向けにこやかに微笑む。
こういう相手の為の、ベルナデッタである。

「……外も静かになりましたね。どうやら終わったようです。
心配させてはいけませんから、早くここを出ましょう」

手早く服を着なおし、乱れた髪を手櫛で少し整え、
ベルナデッタは扉を開く。
そこには辺り一面に広がる魔族や魔物の亡骸と、
傷つきながらも戦い抜いた、異端審問官二人と騎士達が、
セリアとベルナデッタを心配するような目で見ていた。

セリア > 「───あ、あぁ…」

事の一部始終を見守っていたセリアは、狐につままれたような顔をしながらも
ベルナデッタの「終わった」という言葉に頷く。

確かに見ればわかる。
こと切れた淫魔の哀れな姿を一瞥し、審問官というのは皆こういうものなのか…と
感じざるを得なかった。

だが一方で、上級淫魔であろう敵をも屠ることのできるその力に興味が湧いているのも事実。

「……そうね。行きましょう」

頷き、おそらく結界か何かかかっていたのであろう扉を開けて外へ。
転がる魔物の亡骸と、心配げに此方を見上げる部下達を順に見遣ってセリアは微笑んだ。

「任務完了。誰も死んじゃいないわね? …帰るわよ」

傷は負っているが、1人も欠けていないことをその目で確認する。
部下は笑顔を浮かべて頷き、また一行連れ立って屋敷を後にした。

セリアは去り際、屋敷に簡単な魔法をかけておく。
こうすることで後に来る調査隊が迷わず此処まで来れるだろう。

──そして、ベルナデッタの傍に行き歩き出す。

「…今日はお疲れ様。色々と…助かったわ。
特に最後の…淫魔に対する手腕。…あれは、修行の賜物?それとも何というか…
"神々の思し召し"?」

ベルナデッタ > 「二人とも、今日はよく働きましたね」

セリアと同様、ベルナデッタもまた自身の部下たる二人の異端審問官が無事かどうかを確認し。
新米二人は褒められると年相応の笑みを浮かべたものの、彼女の背後の部屋の、
全裸の淫魔の亡骸を見ると何が行われたのかを察したのか少々頬を赤らめた。

「詳しい調査は他のチームに任せましょう。我々には休養が必要でしょうから」

そう言って調査に戻ろうとした新米二人を止めながら、ベルナデッタも屋敷を出る。
セリアのかけた魔法で、調査や後始末も難なく行えるだろう。
ベルナデッタも既に自身の上司に、調査の手配をするように伝えてある。
そうして、屋敷の敷地の外まで出たところで、傍らを歩くセリアに声をかけられる。

「えぇ、こちらこそご協力に感謝します。騎士団に神々の祝福があらんことを。
……あぁ、アレですか…。アレは魔法を消すのと同じ、加護の力です。
魔族というのは魔力に深く結びついた存在ですから、
その魔力を消し去ることでどんな魔族も葬れるのです」

ベルナデッタは原理を語る。そしてそれが、自身の信仰の賜物であることも。
そして、少々悪戯気な笑みをセリアに向ける。

「それにしても、色々と興味深げに見ておいででしたね?セリア団長?」

淫魔との淫らな闘いは、女性好きなセリアには眼福であっただろう。

セリア > 褒められて浮かべる笑みを見るに、まだまだ新人であって実戦経験も豊富ではないのだろう。
自分達も大概年若い方ではあるが、彼女達はまだ子供にも見える。
一方騎士団の方は、審問官についていた女性騎士は自分とさほど年変わらず、
ベテランの方は既に40を超えていただろうか。旅団は案外年齢幅が広いのだ。

「加護の力……成る程。──デーモンの炎魔法といい、あの淫魔の時といい。
侮れないわね……神の力とやら」

普段からさして信仰を重視してはいないのだが、
こうして間近に力を見せられるとつい心なびいてしまう。

だが少々揶揄うような声を向けられると、照れ隠しのようにセリアは肩を竦めた。

「まぁ…単に興味深かったからというのと。…貴女もあの淫魔も美人だったからね。
眼福ってやつ」

そして今度は明確に声を落とす。
彼女にしか聞こえない程のトーンで話しかけた。

「共に戦ったついでと言っては何だけど……更に親交を深める為に、
ベッドの上でも一戦付き合ってくれたりは…しない?」

そう誘いをかけたあと、寄せがちだった顔を離して微笑む。

「あの淫魔、あれ程までに屈服させた技……味わってみたいじゃない?」

ベルナデッタ > 「おや?魔族討伐専門の騎士と聞きましたのに意外と信心が薄いのですね。
てっきり聖騎士の類かと思っておりましたが…」

魔族退治は、どちらかと言うとノーシス主教に縁の深い聖騎士が行う事が多い。
通常の騎士や兵士も勿論タナール砦等の戦闘には参加するが、
シェンヤン帝国等の諸外国との戦争にも駆り出される為専門というわけではないのだ。

「あら、やはり団長もそちらの気がありますか…。
まぁ…私の力は普通の人間相手だと発動はしませんが…」

こっそりと話しかけられれば、ベルナデッタはにい、と笑みを返す。
しかし、すぐに何かを思案するような表情へと変わった。

「うーん、しかしこちら一応聖職者ですので、そう軽率に夜を共にするのは…。
…あ、そうですね、団長。貴女も魔族と戦う身、
同じような技を身に着ける、というのはどうでしょう?」

ベルナデッタは悪戯気な表情でそう提案する。

「アレで魔王クラスや今回のような高位淫魔を倒すには、
私のように神に身を捧げる信心が無ければいけません…。
しかし、そこまででなければある程度貴女でも使える技術があるかもしれません」

自身の能力は、幼少期からの主教への献身の結果である。それはセリアには習得できない。
だが、似たような能力ならあるいは…。

セリア > 「あぁ……聖騎士だなんてそんな大層なものじゃないわ。
腕を見込まれて魔族討伐に回されただけ。まぁ部下には信仰厚いのが何人かいるけれど…」

自分も全く信じていないわけではないが、仕事の上では然程重視しないのだと語る。
さておき、誘いに対して思案気な表情を浮かべるベルナデッタに瞬き…

「流石聖職者というべきか、真面目ね。でも無理強いするわけにもいかないか…
──私が同じような技を?」

提案を受ければ、少々目を丸くした後…成る程、という風に悪戯気な微笑を浮かべた。
そういえば、性技で魔族を倒すその手法に覚えがある。少し前…

「…以前、淫魔ではないけれど魔族をあぁした方法で討伐したことがあるわ。
そこに貴女みたいな力、技術を加えれば…百人力ね」

是非とも教えてほしいと乗り気な様子を示し、伸ばした指が戯れにベルナデッタの司祭服の上、乳のラインをなぞる。

ベルナデッタ > 「成程…残念ですね。団長が信仰に篤ければ騎士修道会、
所謂聖騎士団としての認定に推薦したのですが」

この国には王国公認の騎士団の他に、ノーシス主教公認の聖騎士団もいくつかある。
その中でも主教の司祭が騎士をやっているようなところは騎士修道会とも呼ばれる。
認定されれば主教の為に戦う必要はあるが、その分王国全土の教会による支援が受けられるのだ。

「あら、本当ですか?それは…致死量の媚薬等を使って?
そういうことでしたら…どうやらベッドでのテクニックにも自信がおありのようですね?」

そうであれば授け甲斐もあろうというもの。
それでなくとも今回のように、物理攻撃の効かない魔族というのも存在するのだ。
魔族討伐専門の騎士団としてはセリアのみならず、
何人か習得しておいたほうがいいかもしれない。

セリア > 「なんだか悪いわね。とはいえ嘘はつけないし…その席は他の誰かに譲るわ」

下手に嘘をついて偽りの聖騎士団になってしまうのも頂けない。
最も、この旅団のウリは割と自由な立場でどの戦場でも駆け回れる点にある。
主教の為に、という題目をつけてしまうと少々動きづらくなるのでこの方針はあながち間違いとも思えなかった。

「まぁ何というか、その魔族の魔法を逆に利用し返して…といったところかしら。
だからと言っては何だけど、ベッドのテクニックは自信あるわ。……きっと貴女にも負けない程にはね、ベルナデッタ」

悪戯っぽい表情で言ってのけ、ウィンクなどしてみせる。
実際習得できたならば戦い方も広がろう。魔法だってまだまだ未熟な段階なのだし、
武器を増やしておくのは良いことだ。

ベルナデッタ > 「それは何というか、愚かな魔族もいたものですね…。
…ふふ、そうでなくては、教える側としても困りますよ」

能力の性質上、どんな女をも鳴かせられる者でなければ発揮できない。
それに…ベルナデッタとて、女性好きは同じなのだ。
目の前の女騎士は、期待できそうであった。

「……まぁ、今日はダメですよ?
まず貴女に何を授けるか検討しなければいけませんから」

自身が持っている神々からの加護を、ダウングレードして他人に渡すのだ。
それが神聖魔法の形になるのか、それとも何かしらの聖具の形になるのか、
そこから決めねばなるまい。

それに帰ってからも報告だの何だのでやる仕事は盛り沢山だ。
恐らくは、ベルナデッタのほうが仕事は多いだろう。

「なので、こちらが準備できましたらまた連絡しますね?」

ベルナデッタがそう言った所に、何か用事だろうか?
彼女の部下の異端審問官二人が歩み寄ってくる。
応対の為、セリアの隣を離れるベルナデッタ。
一行はそのまま、何事もなく王都へと歩んでいくだろう…。

セリア > 「まぁ…そうね。とはいえ戦うと中々のものだったから…油断は禁物だって改めて知れたわ」

今日はダメ、という言葉に頷いてみせる。
流石に今すぐ、等と言うつもりはない。そこまで気が早くはないし、
それにセリアとて別に暇というわけではなかった。

流石に彼女程多忙では無いが、旅団は王都内の巡察任務も併せて請け負っている。
其方に人員を割かなくてはならない以上、魔族討伐は団長直々に出向くことが多いのだ。

「うん。待ってるわ。楽しみに…と言うべきではないのかもしれないけど」

あくまで学び。
娯楽で交わるわけではない故、その言葉を使うのは少々勝手が違う気もするが…

それでも女好きからすれば、ベルナデッタはとても魅力的であった。

そう話を終えたところでセリアもまた、部下の元へ戻っていく。
道中は今回の一件をどのようにして報告するか相談しつつ…
そのまま何事もなく王都へ帰還するだろう。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からベルナデッタさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からセリアさんが去りました。