2022/04/14 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にタマモさんが現れました。
■タマモ > メグメール、自然地帯。
その中でも、比較的に危険も少ない、そんな場所。
緩やかに水の流れる河川、その傍らに少女は居た。
その手に持つのは釣竿、であれば、やっている事は一つだろう。
側に置かれたタライの中、水は張ってあるものの…入っているのは、数匹の魚。
「ふむ…まぁ、今日はこんなもの…じゃろうか?」
最近は、気紛れに、学院生活に浸っており。
こうして、ゆっくりと釣りをするのは、久し振りな気がする。
軽く視線を上に、己が灯りとして浮かせる狐火を、一瞥すれば。
再び、その視線を、釣り糸の垂れる水面へと向けた。
■タマモ > しばらく経てど、次の反応は無い。
ちらりと、今度はタライの中へと視線を向け。
そして、軽く考える仕草。
と、ふいに、がっ、とタライを掴んだかと思えば。
えいやっ、と河川に向かい、中身をぶちまけた。
今回は、特に食べる為に釣った訳でなく。
最終的には、こうして戻す予定だったのだ。
「さて、釣りの時間は終わりとするか。
後は………まぁ、帰り道とも、期待出来るものでもないがのぅ」
ぽんっ、と手元の釣竿、タライを消し去れば。
ぐーっと、体を軽く伸ばしてみせる。
釣りの後は、特に予定も決めてない。
誰か居れば、何かあれば、楽しみようもなるのだが…
場所が場所だけに、難しいところだろう。
ぐるりと周囲を見渡せば、とん、と地面を蹴り。
ふわりと宙に身を舞い躍らせれば、それなりに高い樹木、その上へと着地する。
そこから、見渡すように視線を巡らせて。
何か見付かれば、そこへと向かうが、何も見付からなければ、戻るまで、との感じか。
■タマモ > くぁ…樹木の上、器用に上で立ったまま、軽く欠伸。
見た感じ、面白そうなものは、見えなかったようで。
となれば、予定通り、戻るとしよう。
視線を、王都の方角へと向けたならば。
ぐっ、と軽く足元を踏み締め。
次の瞬間、その姿は掻き消えた。
僅かに揺れる、樹木の先端も、すぐに元に戻り。
最初から、そこには何も無かったかのように…
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からタマモさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 採取依頼中」にクレイグさんが現れました。
■クレイグ > 【待ち合わせ待機中】
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 採取依頼中」にシアン・ファーガーソンさんが現れました。
■クレイグ > 久しぶりに会った治癒師のシアンと日帰りができるが、多少面倒な場所に生えている薬草の採取依頼を受ける事に。
薬草が生えている場所が切り立った崖の上という、特殊な場所で。
ソロで受けるのは飛行の魔術を使える魔術師や、何らかの飛行系魔道具所有者や、飛行可能な種族等だが。
そういった人間はもっと実入りの良い依頼もあり、そちらに行くことも多い。
「ま、ある意味でマシな部類の依頼人の依頼なんだよな、今回。
で、運よくあったのを、さっさと受けてきた感じだ」
今回の依頼の場合は、報酬は日帰りで二人で行くならそこそこの儲けが出る事と、依頼人から後払いとはいえ幾つかの薬が貰えるという待遇。
薬に関しては、一般的な薬なら何でも良いそうで、それも加味するとある意味でお得になるという感じで、其処を評してマシな部類の依頼人という話。
「さて、崖を上る為の経路選択と楔打ちとか、ロープを伸ばすのとかは俺が引き受ける。
ただ、すまないんだが最後採りに行くのはシアンに頼みたいんだが」
そういって、連れ立って歩く少女へ声を掛ける、崖昇りをする感じになるのだが、其処迄高いわけではないので、先導者がいれば行けるという話。
頑丈なロープは、男の荷物にかなりの長さが入っており、崖を上る為のピックなども持っているし、経験もそこそこあるので、経路取りなどは任せてほしいと。
それと、ワイヤーもあるので、動き難くなるが、厚い布を腹にでも巻いてそこに括り付ける事で、お互いを繋げるという提案。
最後採りに行くのを任せるのは、薬草のある場所がかなり狭いため、男が昇ると、薬草を踏んでしまいそうという理由と、何かあった時少女を助けやすいようにという理由からである。
■シアン・ファーガーソン > 相変わらず簡単な薬草採取やパーティーに参加をしていたがそんな仕事もやりつくし。
次の仕事に困っている時に男に久しぶりに会い、共に少し面倒な採取依頼を受ける事に。
その場所は近くはあるが場所が面倒である意味避けていたものだが、男が居れば大丈夫だろうと考えて。
「…ちゃんと報酬は提示されてるし…マシかも。
私じゃ受けなかったから……本当に助かりました」
本当に面倒と思える仕事は受けないので男がいなければ受けてはいなく。
日帰りが出来、報酬もきっちりしているので本当に大助かり。
貰える薬の自由とのことでやる気を見せ。
「うん……それが一番助かるから…私だと、凄く時間がかかるし。
最後は私……?」
共に歩く男が話す段取りを聞き、最後は自分という事に首を傾げ。
男が昇れば確実に思っていたので不安要素のある自分がと言われたのが不思議と見返して。
しかしその疑問も採取場所が狭く、何かあった時と聞けば納得でき、分かったと頷いて見せて。
■クレイグ > 少し先に、予定地点である崖が見てくる。
自然地帯の真ん中に、塔の様にそびえる崖は、塔とは違い上る階段などは無い場所で。
「上がかなり狭くてな、薬草避けて乗ろうとすると、俺の足のサイズじゃきついんだよ。
後は実際上に上った時見れば判ると思うから」
自分の足を示しながら、そのサイズは少女と比べれば確かに大きく。
避けて乗ったとしても、採取作業があるのでそれが凄まじく男では辛いらしいことを告げる。
なので、男もある程度体格の小さな相手とでなければ引き受ける事は無いらしい。
「おっと、そうだあとこれ、暫く立って又変わったから、渡しておく、役立ててくれると嬉しい。
他の知り合いとかとも共有して問題ないからな、ただ覚えたら焼くなりして廃棄してくれ」
そういいながら、マントの内側から一枚の羊皮紙を取り出して少女へ差し出す。
中身をみれば、新年から三か月ほど過ぎて変わった各地区の警備員の態度の傾向や、裏組織の縄張り等が書かれている。
流石に、余りに深い部分までは調べてないようだが、街中で依頼を受ける分には、十分な情報が書かれている。
■シアン・ファーガーソン > そう言えばこんな場所があったなと崖を見上げ。
自然地帯には薬草採取ではよく来ていたが何時も不思議そうに見上げていたもので。
「登った事……あるんだ。クレイグさんで大きいなら…かなり狭い…?
うん……そうしてみる」
男がそんな嘘をつくとは思っていないのでそうなのだろうと考え。
男の足のサイズで大きいなら上は更に狭いのだろうと。
そうなら自分が上に行くのが確かに良いと納得し。
「……何…?
大丈夫、覚えたら処分しておくから。ありがとう」
渡された羊皮紙を見ては目を少しだけ大きく開き。
そこに書きこまれた内容をしっかりと読み進めていく。
これがあればしばらくは街中の依頼も安全に済ませる事が出来るとお礼を告げ。
丸めれば落とさないように胸元にしっかりとしまい込み、今は薬草採取と気持ちを切り替えて。
■クレイグ > そうして、崖の下につく、高さとしては10mあるかないか。
根本はある程度太さがあるが、先は確かに細そうで、円錐に近い形に見える。
「そうしてくれ、知られて気にする相手も少ないけど、調べたってだけで気にする奴らもいるからな。
さて、此処から行くんだが、っと、ほいこれ胴に巻いてくれ」
崖の下でバックパックや殆どの武器を降ろし、一纏めにして、少女へは毛布らしき布を手渡し。
自分のベルトから、シューと音を立ててワイヤーを抜いて、これでお互いを繋ぐから、と示し。
そういってから暫く、崖の周りをみてから。
「ここら辺が良さそうだな、準備が良ければ登ろうと思う。
疲れたら、ロープに体重掛けて、脚を突っ張らせれば手は離せるから覚えておいてくれ。
あと、シアンに合わせて手とか足を掛ける場所選ぶけど無理そうなときは、遠慮なく言ってくれ、経路見直すから」
昇り始め用の楔を打ち、頑丈なロープを通していく。
手を休める方法などを軽く注意しつつ、準備は良いか、と聞いてくる。
■シアン・ファーガーソン > 「あの町は……知ってないと大変。私も衛兵には会いたくないし…。
これ……何?」
一度大変な目に合わされたので街中に居る巡回兵には特に警戒をしていて。
その為にこの情報は本当に助かると。
そうして崖の下にたどり着けばよくわからない布を渡されなんだろうと。
目の前でワイヤーを伸ばしそれを繋ぐと聞くと納得して胴に巻き。
「これでいいなら……大丈夫。
疲れたら…いうから、その時はそうする。
無理な時は言うから、クレイグさんが行けるって…ルートで、登って」
男の気遣いに感謝するように頭を下げ。
布を巻いてワイヤーを繋いでは準備を終え、何時でもと頷いて。
■クレイグ > 少女が布を巻いた腰にワイヤーを巻き、自分も鎧の上から巻き付けて。
ロープの張りと、楔の打ち付けを確認しながら、振り向いて。
「了解した、遠慮はするなよ逆に時間がかかるからな。
とはいえ、出来る限り楽なルートは選ぶから、力入れすぎないようにな」
そういって、よっと、と軽い声で少し上に打ち込んだ楔の位置まで、体を持ち上げると、ぐっと体をロープへ預けて。
その上に楔を打って、ロープを通して、登っていく。
普段持っている重い武器を持っていない男の動きは思ったより軽い物で。
「ふむ、こっちから、こう、かな。
シアン、俺が上に登ってる時とか、楔打ってる時、余裕があったら念の為、周りの警戒頼むほぼ居ないけど、稀に飛ぶ魔物とかいるから」
こういった経験もそこそこあるのか考えはしても悩みはせずに、経路を決めて楔を打ってロープを通し登ると、少女が近づくのを待って、という繰り返し。
そのあいだに、念の為警戒をと、少女へ告げてくる。
■シアン・ファーガーソン > 慣れない道具を巻いた違和感はあるが必要だからと位置を何度も調整し。
男がくさびを打ち込むのを後ろから見つめて。
「ちゃんと言うから、大丈夫。
うん、それでお願い…。力は程よく」
こう言うことはほとんどしないので詳しい男の言葉に何度も頷き。
器用に登っていく姿に関心をするが登っていくのを追いかけるように登り始めて。
身軽な自分よりもすいすいと昇っていく姿、それを少し必死に追うようにして。
「そっち……こう…。
周囲?この辺…そんな魔物、いた?でも……わかった」
男の言うことに警戒は大事と判れば少しロープに身を任せるようにして周囲に目を向け。
楔を打つ音を聞きながら遠くの地表に動物が見えれば微笑ましく思ってしまい。
しかし直ぐに気持ちを切り替えて周囲をまた見て…何もいない事を告げて。
■クレイグ > 10m程なので、きちんと経路を見極め、楔を打ってと繰り返す事暫く、一番上が近づいてくる。
それを見ながら、少しロープへ体を預けて、少女を振り返り。
「基本いないな、ただ飛行型の魔物は下手すると遠くからでもこっち見つけるから、注意だけはな。
とはいえ、偶に見渡せば充分だと思うから、それ以外は手を休めたり自由にしてくれ、っと」
そういった魔物はあまりここら辺で見ないのは少女の記憶通り。
ただ、飛行型は目が良い事も多いので、見つかれば来る可能性もある程度。
少女の体力も考えてか、ある程度休憩を挟みながら登っている様子もあり、それでも頂上まじかで。
「さて、この先は頂上になるな、其処に登るのはシアンに任せることになる。
で、その時はこっちの楔とロープの方使って、其処と、其処使って上に登ってくれるか」
そのまま行くと、少女が男を追い越さないと登り切れないので、頂上付近で少女用に別に楔を打って、ロープを通す。
追い越すのが、比較的難しいのと、少女が男に接触するのを避けれるようにという考えなのだろう。
足や手をかけて登れそうな場所を、片手で示しながら説明していく。
■シアン・ファーガーソン > 自分が同じことをすればどれだけの時間がかかるだろう。
そう思えるほどに男の経路の見極め早く、楔を打っては登っていく。
それを追うように登れば男が振り返り。
「居た時に、危ないから……気を付けるね。
でも、唐突に出てくるから…ちゃんと見ておく。判った」
滅多に見ない魔物ではあるが本当に偶にいる事がある。
それが起きると危険なので偶にと男は言うが念入りに周囲を確認し。
ある程度休憩を挟んで貰っているので登るのも苦労がなく。
「ここからは……わかった。
此処と…此処?」
後少しで頂上という所で男が別に楔を打ちロープを通す事に首を傾げ。
そのままで良いと思いながらも言われた通りに当たらに打たれた楔の方から横を抜け上がっていき。
「確かに…狭いね…」
そうして登りきると思っていた以上に狭い場所。
足元に気を付けて下を覗くようにして男に伸びり切った事を知らせていく。
■クレイグ > 少女が登りきってかかる声に、軽く頷いて。
ロープに体を預けると、余り上は向かずに。
「だろ、俺じゃ乗ってるだけで辛いし、採取にどんだけかかるか。
採取自体は普通の薬草と同じ感じで大丈夫だから、丁寧にな」
念の為、少女に繋がるワイヤーを、少し上に持ち上げ少女が動ける範囲を増やしつつ。
「取り終わったら降りて、下で少し休憩して、帰る感じかね。
降りる時は、登りよりは楽だし、楔とかロープはこのままでも良いしな」
残していれば、使える間ならだれか使うだろうし、何度も楔を打ち続ければ、崖が削れてしまう可能性もあるので、大体は放置らしい。
実際登っている時にも、錆びた楔などは数本見かけられただろう。
とはいえ、降り切って足を付けるまでは、気を付けてなと、頂上の少女へ声を掛ける。
■シアン・ファーガーソン > 「ここだと……凄く時間、掛かりそう。
それでいいなら、直ぐに採取するから…待って」
場所が場所だけに細かな何かがあると思えば採取自体は普通と同じでいい。
それを聞くと早速採取をしようとしたがワイヤーのお陰であまり動けず。
しかしそれも直ぐにワイヤーが緩めば動けるようになり、落ちないように気を付けては丁寧に採取をして集めていく。
「うん……そうしよ。休憩は大事。
ロープ…腐らない?」
楔は兎も角ロープは危ない様に思えて。
楔は何本か見かけたのでそのままで良いと頷くのだが。
そして気を付けてという言葉に返事をして採取を続けて。
「…お待たせ、集まったよ」
そう見下ろすように告げては男が下りていけば続いて降りようとして。
■クレイグ > 集まったという声に、了解と返して、少女に先降りる様に促す。
「急がないで平気だし、こっちである程度ささえるから、滑り落ちないように注意な」
そういいながら、少女が下りるのに合わせてある程度の距離を保って男も降りる。
ワイヤーでつながっているので、そうしないと少女が引っかかる為だ。
「そうだな、そんじゃそっちはおりてから片側切れば回収できるから大丈夫。
まずは、落ち着ける地面におりようかね」
そう声をかけて、少女のすぐ上を、少女の降りる速度に合わせて降りていく。
10m、降りるとなるとかなり早く、直ぐに足がきちんと地面につくことになる。
■シアン・ファーガーソン > 「先に…?」
男から降りた方が早いと思いはしたが、きっと何かの理由があると考え先ほどとは逆に下りはじめ。
男の下に降り切れば、足元に注意をして滑らないように下っていく。
何度か足を滑らせそうになるも、ワイヤーに支えられては落ちる事はなく。
「それで回収…できるんだ、わかった。
地面につくまで、気を抜かないから」
そう言いながら男を時折に見上げてはおりていき。
やがて事件が脚につけば崖から数歩離れて大きく背を伸ばして。
■クレイグ > 地面に降りて、体を伸ばす少女の横にこちらも降りて、ワイヤーを解くと。
ナイフを持ち出してロープを切っていく、一本のロープを一か所を結んで、楔を通して利用していたので、結びめできると、ロープは自由になって。
「ほい、これでロープは回収終わりだな。
どうだった、こういうのも経験しておくと、依頼の幅広がると思うけど」
ロープを纏め、小袋をバックパックから持ち出し、一個少女へ手渡す。
中身はよく見る干しベリーで。
「疲れには甘い物とか良いし、良かったらどうぞ…ま、自分が食いたかったんだけどな」
そういって、片手にベリーを乗せて、口へ放り込む。
そうしてから、んー、と腰をそらせて、体をほぐす様に軽く左右にも振って、はぁと大きく息を吸って。
「ともあれ、おつかれ後は帰るだけだな」
■シアン・ファーガーソン > 慣れない崖登りから解放されるとどうしても固まったと思えるような体の筋を伸ばし。
そうしているとワイヤーを外してロープを切っている男が見えて恥ずかしそうにして。
「簡単に出来たね、私も覚えておこうかな。
幅は広がるけど…一人じゃこないかも」
色々と学ぶことは多かったが自分では出来なさそうな事も多く。
もし来るならば誰かと一緒かなと考え。
そして渡された小袋の中身を見ると以前にも貰ったベリーが入っていて。
「甘いのは…頭にも良い。ありがとう」
中身を取り出すと一つ口に運んで頬を綻ばせ。
帰るだけという男に頷いては何時でも大丈夫と告げて。
■クレイグ > 一人ではという言葉に、ふむと少し考えて。
慣れた様子でワイヤーをベルトの下にいれ、シューっと戻していくと。
「それなら、そのうちこういう依頼があったらまた一緒に来てみるか。
こういった採取系の知識は、ある程度色んな相手に教えたいしな」
座学的に教えるのは苦手だが、実地で一緒に行くなら問題は無く。
行動して覚えてもらって、それをまたほかに伝えて貰えるならそれも良いかなと考えて。
「ベリーは多めに買ってもちあるってるからな、言ってくれれば大抵出せるぞ」
自分の分はさっさと口へ彫り込み、バックパックと装備背負い、定位置へ戻していく。
そうして、ある程度落ち着いたとみれば。
「さて、そんじゃ帰るか、今からなら夕方前に街はいれるだろうし」
そう声を掛けて、出発しようと言ってくる。
■シアン・ファーガーソン > 「うん……他の仕事がない時…考える。
私も知ってるけど……クレイグさん、凄く詳しいよね」
今日思ったのは自分以上に詳しい男の知識、やっぱり年期の差が大きいかと関心を覚えていて。
それを覚えるには一緒に行動が一番なんだなとも。
「そうなの?だったら…頼むかも」
一個づつ食べ進めては報酬がベリーに消えてる?と思ってしまうが口にせず。
「うん、日暮れまでに帰ろう」
その言葉に頷けば出発しようという男の側によって歩き出して。
■クレイグ > 「10年以上この街で冒険者してるしな、流石に覚えな。
知らない事は知ってそうな相手に聞くのが…と言い切れないな。
俺が知ってる事なら聞かれたら教えるけどな」
下手な相手に聞くと、おかしなことに巻き込まれるかもしれず、なので勧められず。
かわりに、知ってる事は教えると約束して。
「ん、その時は遠慮しなくて良いぞ」
軽く手をふって、頷き。
「んじゃいくか」
そうして、予定通りに夕方前には街へ着き、ギルドへと報告を済ませる。
薬にかんしては方広寺に言っておけば、後日依頼ぬしが薬草を確認次第、ギルドを通して渡されるという話で。
そうして、ある程度の報酬と、薬の権利をてにいれて、懐が少し温まるのであった。