2022/03/19 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にスミデーさんが現れました。
スミデー > 「こんなところにある洞窟だから、誰もいないと思ったんだけど誰かいるみたいだな。
一応、慎重に進むとするか」

(山の中、木々に囲まれた森の中で新種の魔物を探していて洞窟を見つける。
誰も入っていない洞窟化と思ったものの、入り口に足跡があることからどうやら先客がいるらしい。
ジャイアントバットを数匹召喚して偵察に出した後、ローパーを天井に、スライムを地面に召喚して、ウィルォウィスプを召喚して灯り代わりにして歩き出し、奥へと入っていく)

スミデー > (そのまま奥へと向かっていき、途中で誰ともすれ違わず遭遇もしなかったことから、あの足跡は以前につけられたものがそのまま残っていただけだったらしいことが分かり、ほっとしたような残念なような、と思いながら探索を続け、それが終われば洞窟を出てそのまま立ち去っていった)
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からスミデーさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にマグゴブリンさんが現れました。
マグゴブリン > 長き昏い冬を抜けて、暖かな春の訪れ。
降り積もる雪の下、地面の中にて沈黙していた草木は一斉に芽吹き。
狭い洞穴の中にて冬眠に耽っていた動植物も目を覚まして森に繰り出す。
冬の間は集落の門を閉ざしていた周辺の人々も、豊かな自然の恵みを目指して、
狩猟に、採取に、喜びヶ原へと舞い戻ってくる。

そして、それは何も人間に限った話ではない。
ダンジョンと呼ばれる古代遺跡や洞窟にて身を潜め、縮こまり、
厳冬を越えた亜人種も同様に、森に繰り出して獲物を狙う。
彼等の目的は冬の間に食い減らした食糧の確保のみならず、
繁殖のための異種族の雌の捕縛も含まれる。
何も知らずに自然地帯に足を踏み入れた娘や冒険者の女を狙い、
徒党を組んだ小鬼の群れは、獲物の存在に目を凝らしており。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にフェリオさんが現れました。
フェリオ > 冬には冬の、そして春には春の狩りの仕方がある。
しかし、得られる収穫量というものには言うまでも無く、雲泥の差が有る。
越冬を終えた様々な生命を感じられる野原に訪れた女は、
穏やかな風が舞うことにより、揺れた髪を整えると、
珍しく一人柔らかな笑みを浮かべた。
森にほど近い場所までに到着すれば、野兎でも仕留めようと
森の奥に目を凝らし、獲物の姿を捉えようと歩みを進み始める。

しかしその森の奥に、狩りを目的とした者達を付け狙う、
邪な存在がいようとは、この段階では予想だにしていなかった。

マグゴブリン > 小鬼達の視線が捉えたのは弓を手にする亜人の女。
数の上では勝る彼等ではあるが、真正面から襲い掛かるような真似はしない。
ジッと獲物である女の行動を離れた場所から見定めて彼女の目的を観測する。
冒険者と呼ばれる、彼等に敵意を剥き出しにする侵略者であるのか、
はたまた、森の恵みを狙うただの狩猟者であるのか。

臆病で狡猾な彼等は、決して事を急いたりせず。
数の多さと地の利を活かして、たっぷりと時間を掛けて尾行を行ない、
女の弓が野兎を射止め、その獲物を捕獲しに近付いた瞬間に漸く行動へ移る。

獲物を狩った一瞬生じる油断を狙い、四方八方から射掛けられるのは無数の矢。
狙い澄ました一射ではなく、乱射の如き矢は、相手を仕留める事を目的とせず。
ただ一矢でも肌を掠れば、鏃に塗られた麻痺毒にて女の動きを止めさせるに至るだろう。

フェリオ > 己を付け狙う幾つもの瞳に気付かぬまま女は、
その足を踏み出し、森の奥へと進み始める。

鼻孔を擽るのは慣れ親しんだ森の匂い。
故郷の森を思い浮かべながら、一歩一歩と森の奥へと進み、
未だ一部に僅かに雪が残る光景の中、狙う野兎が居そうな一帯を探る。

やがて狩りに適した場所を見定めると、足音を殺しながら、
手慣れた動きで木々の間に身を潜め、一つ深呼吸。
瞳を閉じ、獲物の動きを捉えようと神経を研ぎ澄ます。
己の周囲に生じる動きを鋭敏に捉える精神集中のようなものなのだが、
難点としてはその範囲外の動きに感付くのが遅れる。

その結果―――、背の高い女が野兎の動きを感じ取り、
鋭く矢を放った直後に異変は起きたのだった。

「…なッ…!?」

矢が獲物に当たった瞬間、四方八方から注がれる矢の雨。
それに気付けば、狩りの結果よりを確認するよりも先に身を翻す。
第一射である其れを躱し切れば、侵入口となった場所へと向かい、
駆け出すのだが、続けて第二射がその行く先を阻む。

未だ襲撃者の存在に目星を付けられぬまま、逃げる足の向かう先は
森の奥へと向けさせられてしまう、まるで誘導されるかのように。
そして流れるように矢を躱していたのだが、その一本が右腕を掠めた。
流れる血を気にも留めず、脚を駆けさせるのだが―――、
駆ける速度は緩くなり、走っている為とは異なる汗を浮かばせながら、
脚は止まってしまう。

「く、そ……。まさ……か…。」

傷口を恨みがましく見つめてから、己を付け狙う存在の気配に漸く気付き。
そして木々の間からその存在が顔を出せば、それらに睨みを利かせるのが、
現状での精一杯であった。

マグゴブリン > 波状的に射掛けられる矢の一本が、女の腕を掠めた事を確認すれば、
ぴたりと矢の連射は停止する。
後は付かず離れず、遠巻きにて逃げる女の姿をゴブリン達が追い駆ける。
鏃に塗られた麻痺毒は、彼女が激しい運動をすればする程に、
全身に巡り巡って、その効果が発揮されるまでの時間を短くするだろう。

女が逃走を諦め、足を止めるのを見計らい、
漸く森の木々の隙間から姿を現わした小鬼達はその貌を歪に歪ませて。

――――其処から始まるのは阿鼻叫喚の凌辱劇。

女の身体に群がり、孔という孔に剛直が打ち立てられて、
その肚が膨らむまで犯され続けるのか、或いは、上手く隙を付いて逃げ延びるのかは彼女次第。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からマグゴブリンさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からフェリオさんが去りました。