2022/03/05 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にアニスさんが現れました。
■アニス > 街道から外れた草原地帯
風はまだ冷たいものの、柔らかな陽射しが春を感じさせる、そんな陽気
背の高い木々もまばらにしか生えてはおらず、遠くに森が見えるくらい。
そんな草原の真ん中に、ぽつんと少女がひとり佇んでおり。
「……ここを、こうして……っと。
これで、最終チェックもオッケーだね!」
少女が手にしていたのは、ひと抱えできるくらいの板切れ
ここまで背負ってきたそれには、何やら複雑な文様が描かれていた。
その紋様に魔力を流して、魔石を翳したりと、しばらく作業をしていたのだけれど。
どうやらそれも終わったらしく。
顔を上げて辺りを見渡す。
「よしっ! じゃあ、試運転行ってみようかなっ」
地面に倒した板を足蹴にする。
刻まれた紋様の中心――そこに埋め込まれた魔石をひと蹴り。
ぽわぁ…っと紋様が淡く輝いて、板が僅かに浮かび上がる。
その浮かぶ板の上は、少女が体重を掛けても曲がらない程度には厚みもあり。
落ちないようにバランスを取りながら、更に魔石をもうひと蹴りする。
すると辺りの草をなぎ倒すように風を撒き散らしながら、ゆっくりと前へと進み始め。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からアニスさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/森林」にアオイさんが現れました。
■アオイ > 草原地帯を超えた先にある森林地帯。
高い木の枝葉のお陰で昼間でも薄暗く感じるその場所で大き目の袋を片手に採取に勤しむ。
木の根元や茂みを掻き分けて探すのは傷薬に使う薬草、しかも多ければ多いほど報酬に色が付く依頼を受けたために採取にも熱が篭り。
ただ篭りはするが勝手の判らない場所での採取は思いの外大変であまり集まっていなく。
「普通ならこの辺りにあるのに……この辺りは違うのかな」
予定では今頃は用意した袋にいっぱいの薬草が集まっていたはずだがそうではなく。
気候のせいか土が悪く育っていないか判らないがあまり薬草もなく。
このままでは必要最小限になってしまうかもしれない、それは困るともう少し奥ならあるかと考えて森の奥へと足を向けて。
■アオイ > そうして森の奥で目的の薬草の群生地を発見し、
袋一杯採取を終えれば足早に王都へと戻っていった。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/森林」からアオイさんが去りました。