2021/12/19 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にアークさんが現れました。
アーク > 雪に包まれた自然地帯。
春から秋にかけては草原であったために平らで見渡しの良い平原である。
かなり奥の方には雪をかぶった森が見える。
吐く息は白く、肌を詰めたく刺すような風に流されていく。
厚手の手袋の手ニギニギと握ってから森に向かい歩き始める
「ふわぁー、本当に寒い。 でも、真っ白で綺麗ー。」

昨日の夜降った雪のお陰で人の足跡は無く、獣たちの小さな足跡ぐらいしか見えない新雪、ぎゅむぎゅむと音を立てながら踏み歩いていく。
ぎゅむぎゅむキュッキュと泣く新雪にテンションが上がっていく。

アーク > なぜこんな寒い所に来たかと言えば目的は雪の下で尚育っている生命力あふれた薬草や、雪の下で甘さを蓄えた野菜やら野草の採取。
だが少しの寄り道は仕方がない。
一度屈むと、足元の雪を集め雪玉をこさえて。
ちょっと歪んだ球を作り出してから其れをコロコロと転がしながら雪玉が作る轍の中を進んでいく。
ころころと次第に大きくなる雪玉にテンションはさらに上がっていく。

「~♪」

アーク > 青空と白に覆われた濃い緑や茶のみの色の草原。
広く開放感たっぷり。
そんな中でだんだんと大きくなる雪玉。
気付けば少年のお腹位の高さに。

うんうんと満足げに頷いてからもう一つ、雪玉を作りコロコロと転がし始める。

「うんうん 体があったまってきた♪」

ほっほっと弾むような息を漏らしながらころころと雪玉を育てていく。

アーク > 腰からタクトを取り出すとぶつぶつと小さく呟き膝丈まで育てた雪玉にタクトの先を向け魔法を使いふわりと浮き上げさせるとそれを先に作った雪玉の上へ運び。
途中で拾ってきた木の枝やら赤い木のみで目を作ったりと形を整え始める。
いい具合にできた雪だるまに満足げに笑みを浮かべ胸を張って一息。
雪だるまの周りをくるくると回って、さらに満足気に一息。
寒風と、体を動かして火照った頬は鮮やかな朱色に染まっていて、服の中の体はぽかぽかで上機嫌な少年。

そこで自分が何をしに来たのか思い出して、先ずはしばらく滞在する場所少しでも温かく過ごそうと、タクトを振り雪と地面を少し堀、その上に雪の壁や屋根を作っていく。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からアークさんが去りました。